数は科学の言葉 (ちくま学芸文庫)
「数は科学の言葉 (ちくま学芸文庫)」 の読書レビュー (最新順)
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評価:
数学史と言える内容であるが、公理や公式の歴史ではなく、数や記号、そして数学的な数の見方の歴史を扱っている。すなわち数がどのようにして数学となったか、数の領域がどのように広がっていったのかの歴史である。無限、極限の話題が多い。これは数学にとっての重大事件であったことが見て取れる。また、複素数も数学にとって衝撃的だったようで重点的に扱われていた。
エッセイ風で書かれているため読みやすく、群論などの細かいところへは「本書で扱う範囲外である」として入っていかない。ひとまずは安心できる。ただ、これは本書 >> 続きを読む2018/05/05 by 夏白狐舞
「数は科学の言葉 (ちくま学芸文庫)」のレビュー
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