こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

ないもの、あります

4.0 4.0 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 945 円

よく耳にするけれど、一度としてその現物を見たことがない。そういうものがこの世にはあります。たとえば「転ばぬ先の杖」。あるいは「堪忍袋の緒」。こういうものは、どこに行ったら手に入れられるのでしょうか?このような素朴な疑問とニーズにお応えするべく、わたくしどもクラフト・エヴィング商會は、この世のさまざまなる「ないもの」たちを、古今東西より取り寄せて、読者の皆様のお手元にお届けします。文庫化にあたり、新たに3品を加えました。

いいね!

    「ないもの、あります」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 3.0

      実際ないのだけれど、ものの名前が付いた日本語って色々ある。
      鬼に金棒、とか、左うちわ、舌鼓、とか、堪忍袋の緒とか。
      「ないもの、あります」は、空想的商品カタログっていうか。
      ひとつひとつの商品に付いたイラストを見るのもまた楽しい。

      こんなところに目を付けるとは、クラフト・エヴィング商會らしいな。
      クラフト・エヴィング商會の世界観が好きな人には楽しめる。
      電車での移動中など、ちょっと読むのにちょうどいい。
      >> 続きを読む

      2017/07/21 by

      ないもの、あります」のレビュー

    • 評価: 3.0

      よく耳にしたり、よく言うけれど、実際には見たことのないものを扱うクラフト・エヴィング商會が、扱っている品の説明をする。という設定の一冊。

      取り扱い一覧
      堪忍袋の緒、舌鼓、左うちわ、相槌、口車、先輩風、地獄耳、一本槍、自分を上げる棚、針千本、思う壺、とらぬ狸の皮ジャンパー、語り草、鬼に金棒、助け舟、無鉄砲、転ばぬ先の杖、金字塔、目から落ちたうろこ、おかんむり、一筋縄、冥途の土産、腹時計、他人のふんどし、どさくさ、大風呂敷。

      どれもこれもクスリと笑わせ、それでいて皮肉もある。
      くだらないといったらそれまでなのだが、言われてみると見たことのないものばかり。日本語って面白い。
      そういえば小さい頃、目からうろこが落ちたわと言ったひとの足元を何が落ちたんだと探した記憶がある。勿論、何も見つからなかった。

      気軽にあっという間に読める。

      かわいらしいわんこの表紙も良い。
      >> 続きを読む

      2017/02/15 by

      ないもの、あります」のレビュー

    • 目からコンタクトは落ちることがありますが。
      そうするとものがはっきり見えるのではなく、ぼんやりしちゃいますが。
      ( ̄∇ ̄;) 失礼しました~。
      >> 続きを読む

      2017/02/15 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん
      コメントありがとうございます。

      ウロコならいいですがコンタクトは落ちちゃダメですね。 >> 続きを読む

      2017/02/16 by jhm

    • 評価: 5.0

      クラフト・エヴィング商會の一員である吉田篤弘さんが好きです。
      彼のエッセイのレビューをこの読書ログに登録したときに、コメントで教えてもらったので、読んでみました。
      吉田篤弘は読んでいましたが、クラフト・エヴィング商會名義は初めてです。

      やっぱりいいですね。たまりませんね。

      一遍ずつゆっくり読もうと思っていたのに、一気読みしてしまいました。
      すぐに読み終わってしまったので、もう一度拾い読みしています。
      どれもこれもユーモアが効いて素晴らしくって、お気に入りひとつとか選べないですね。しいて言うなら「おかんむり」と「口車」は、電車で読んでいたら怪しい人になるところでした。
      それぞれの商品につけられている挿絵がまたたまらなく素晴らしいのです。「鬼に金棒」の味わい深さといったら!
      今回はちくま文庫版を読みましたが、内容的には文庫よりも単行本のほうがそれらしいなぁ。実際のカタログのように眺めたい。
      >> 続きを読む

      2015/10/30 by

      ないもの、あります」のレビュー

    • おもしろいでしょう。

      落語の世界に、通じるものがあり、この一ひねりが大好きです。

      お気に入りは「左うちわ」と「思う壺」、あたりですか・・・「あたり前田のクラッカー」
      >> 続きを読む

      2015/10/31 by ごまめ

    • > ごまめさん
      素敵な本を教えてくれてありがとうございました!好みドンピシャの本でした。
      レビューにも書かれていましたが、確かに落語のマクラっぽいですね。
      他にどんな商品があるのか考えるのも楽しいです。
      >> 続きを読む

      2015/10/31 by ワルツ

    • 評価: 5.0

      素適で、お洒落、それでいて面白い。

      店主よりの御挨拶、そのまま写すと。

      よく耳にはするけど、一度としてその現物をみた事がない。
      そういうものが、この世にはあります。
      たとえば、《転ばぬ先の杖》。
      見たことはないけれど、名前から察するに、そうとう「いいもの」
      であることが想像されます。
      ~略~
      でも、どこへ行ったら手にはいるのだろう?
      このような素朴な疑問とニーズにお応えするべく、わたくしども
      クラフト・エヴィング商会は、ここに新しい看板を揚げることに
      しました。 題して、「ないもの、あります」。

      といい、古今東西より取り寄せたと27の商品が紹介される。

      「堪忍袋」、「舌鼓」、「相槌」、「思う壷」、「鬼に金棒」、「他人のふんどし」
      など、ほんと解っていながら、目にした事がないものばかり。

      商品番号・第3号の「左うちわ」のカタログの説明には、

      一見、ただのうちわのようですが、正真正銘の《左うちわ》です。
      当然ながら、左手のみの使用が可能です。右手であおぎますと、
      一切の効果は得られず、ただの「暑苦しい人」になってしまいます。
      また、左ききのの人は、もともとからして。《左うちわ》なので
      残念ながら効果は保証できません。平にご容赦を。

      なんと素適な、解説書でしょう。

      一つ、一つが、落語のサゲに使える。

      「冥途の土産」、この題だけで、ワクワクするでしょう。
      何をもって行ったら、良いのか。いつから準備するものか。

      「大風呂敷」、「金字塔」、「おかんむり」、「一筋縄」、
      「自分を上げる棚」、など、ほんま買いに行ったら
      創作、「ないもん買い」ですな。

      只、勉強不足で、作者がクラフト・エヴィング商会になっているが
      何者ですか。吉田浩美・吉田篤弘さんの共作か。
      誰かお教えくださいな。
      作者はどうであれ、中味は、刺激的で、熟したニタリがいっぱい。

      お値段は900円。ちくま文庫、少々高めですが、
      このほんは、落語ファンの方、買いですな。



      マクラのヒント集。
      >> 続きを読む

      2013/05/19 by

      ないもの、あります」のレビュー

    • 「らくだこぶ書房21世紀古書目録」「クラウド・コレクター 」の
      クラフト・エヴィング商會ですね!
      私もこのユニットの出版企画シリーズはここ読書ログのレビューで知りましたが、
      ここだけに限り?結構メジャーです。
      何か読んでみなくっちゃと思っているのですが…。
      >> 続きを読む

      2013/05/20 by 月うさぎ

    • そうなんですか・・・・。
      他の本も早速、読んでみます・・・・。

      2013/05/20 by ごまめ


    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    この本に付けられているタグ

    ナイモノアリマス
    ないものあります

    ないもの、あります | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本