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通天閣

3.3 3.3 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 609 円

『さくら』で彗星のように華やかなデビューを飾った西加奈子の第4作にあたる長編小説。冬の大阪ミナミの町を舞台にして、若々しく勢いのある文体で、人情の機微がていねいに描かれていく。天性の物語作者ならではの語り口に、最初から最後までグイグイと引き込まれるように読み進み、クライマックスでは深い感動が訪れる。このしょーもない世の中に、救いようのない人生に、ささやかだけど暖かい灯をともす絶望と再生の物語。この作品で第24回織田作之助賞を受賞している。

いいね! KEMURINO taiji

    「通天閣」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      読みやすくてすぐ終わっちゃいました。マルチアングルな描き方は好きなので、どうリンクするのか楽しみでした。中盤、あまり盛り上がって来ないなぁとか思ってたけど、クライマックスではおもわず笑ってしまいました。それでいて感動させるのですから、さすが西加奈子や!って感じでした。
      この本もオススメ。

      2018/07/17 by

      通天閣」のレビュー

    • 評価: 2.0

      通天閣のある街、新世界は大好きな場所の一つなのでその情景に文章で触れられると思い読んでみたが全くと言っていいほど街の模写が無く唖然とした。
      あれだったら東京タワーでもマリンタワーでも名古屋テレビ塔でも何でもいいのにどうして通天閣にしたのかナゾ。
      それと作中の登場人物と同じく工場勤務で一人暮らしなのだがほとんど共鳴するところが無かった。
      全体的に薄っぺらい内容。
      だだ落ちは意外性があってある意味痛快だった。

      >> 続きを読む

      2018/04/21 by

      通天閣」のレビュー

    • 評価: 4.0

      大阪・通天閣の近くに暮らす二人を主人公にした西加奈子の小説。
      織田作之助賞受賞作。

      一人は100円均一で売られているような懐中電灯の工場ラインで働く44歳独居男性。他人との関わりを避け単調な日々を過ごす。

      もう一人は映像作家を目指し単身ニューヨークへ留学した彼と遠距離恋愛中の女性。二人の部屋の家賃を払い続けるため、仕事をやめスナックでボーイを務める。エキセントリックな同僚たち。でも最近彼氏との連絡も減り不安を感じる日々。

      淡々と、それでいて丁寧にミナミの騒がしい日常が綴られていく。共感できないのに惹きこまれていく。上手い。

      そして怒涛の終幕。乱暴な予想外の結末に「なんじゃこりゃあ!!」。

      どうしようもない人達がどうしようもない人生を生きているのに、どうしようもなく愛おしい小説。
      >> 続きを読む

      2016/02/08 by

      通天閣」のレビュー

    • 一度、本物のビリケンさんを見に行きたいと思っています♪

      2016/02/08 by ice

    • 実はビリケンさんはアメリカ生まれなんですよ(無駄な雑学)
      御利益も舶来モノです

      2016/02/08 by ybook

    • 評価: 2.0

      赤色のカバー表紙の通天閣にほれて購入。

      織田作之助賞受賞の、西加奈子さんの大阪の小説。
      それも、「通天閣」が舞台。興味深々で、読み出したが、
      私が住んでいた梅田とは、大きくかけ離れている。

      通天閣界隈で猥雑さと共に生きる人々の、人生の厳しさを垣間見る事ができるが、
      でも真の浪速っ子、もっと前向きに笑いをもって、人生を切り開らかなければ。

      各章の頭にある、太字の部分、心の奥にに潜む、夢物語か。
      この部分があるから、小説らしいのか、はたまたかっこづけの為に足しているのか。

      楽しめるようで、楽しめない。・・・心地悪い、小説であった。
      >> 続きを読む

      2013/05/24 by

      通天閣」のレビュー

    • >楽しめるようで、楽しめない。・・・心地悪い、小説であった。

      小説を読んで、そういう感覚になったことがないので、逆に気になりますね。通天閣には行ったことがないので、情景などのイメージは明確に出来ないかもしれませんが、想像力を働かせて読みたいです!! >> 続きを読む

      2013/05/31 by kurumin

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      筑摩書房 (2006/11)

      著者: 西加奈子

      他のレビューもみる (全2件)

      • 評価: 評価なし


        舞台は大阪ミナミ、通天閣のすぐ側。
        工場で働きながら毎日をただやり過ごしている40の男と、ニューヨークに行った恋人「マメ」と、まだ別れていないと言い聞かせながらスナックの黒服として働く若い女。
        どんどん追い込まれていく2人は、ある日、通天閣で起こった出来事で運命を変える事となる。

        何作目かの西さん。
        これは結構よかった!
        大阪やなぁという人達や、アホやろと思わず笑ってしまう様な出来事。
        主人公の2人は決して笑える様な状況でもないんだけど、スナックで働く人達の破天荒ぶりや、男の捻くれつつも、どこか憎めない性格にくすっとする。

        通天閣での騒動は、クライマックスでめっちゃ盛り上がる場面なのに、それかい!と突っ込みたくなる展開と、そこか!と驚くオチもあってよかった。

        西さん、こういう雰囲気の作品は好き。
        変に凝った内容とか気取った風な文章やない方が、いいなぁ。
        >> 続きを読む

        2015/04/05 by

        通天閣」のレビュー

      • > 通天閣

        ビリケンさんがいるところだったかなぁ...

        2015/04/05 by ice


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