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橋本治と内田樹

4.0 4.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 評論、エッセイ、随筆
定価: 840 円

文学歴史芸能に、教育問題、身体論。はたまた米中の行方まで。抱腹絶倒、痛快無比。当代きっての柔軟な知性が語りつくす、世界と日本の現在過去未来。不毛で窮屈な論争をほぐして「よきもの」にかえる大人の智慧がここに凝縮。読むと希望がわいてくる対談集、待望の文庫化。

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    「橋本治と内田樹」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      今や売れっ子の内田樹さんが橋本治さんと対談。

      内田樹さんは、年は三つほどしか変わらないのに、橋本治さんを先輩として、
      それも、終始憧れにも似た尊敬の念でされる。
      その言葉の端々に、対談を通して同じ時間が過ごせるという喜びに満ちている。

      お二人の対談、含蓄に満ちているいると言えばそうも聞こえるが、
      同じ仕組の人が寄って語る話は、何とも不思議な展開をする。
      二対一、私自身は、仲間はずれにならぬよう、ついていくのが精一杯。

      例えば・・・・

      橋本・・・・・養老孟司先生の「頭がいいっていうんじゃなくて、頭が丈夫っていうんだ」という言葉を受けて、

      内田・・・・・橋本さんの「私の身体は頭がいい」もいいですが「頭が丈夫」もいいですね。

      橋本・・・・・俺あんまり脳で考えてないような気がするんですよ。・・・・・・・
      ・・・・全身ゾウリムシみたいで、体全部で考えらえれた方が楽だなぁ、と。

      内田・・・・・頭で考えると頭にだけ負荷が集中していやじゃないですか。
      それよりは、体全部で分担しようと。頭が疲れてきたら手で考えるとか、
      手が疲れてきたら腰で考えるとか。

      橋本・・・・・「南蛮源氏物語」のときって、万年筆が考えて書いている。
      ええ、万年筆が・・・湧出るように自然と書けるといういうことですな。

      ハナシは続き、村上春樹は「僕と読者と、もう一人いる」と「それは、うなぎ」
      「うなぎさん、これこれこうなっているんだけど、どうしたらいい?」と訊くと、
      こうしろああしろ、いいとかだめとか言うんだとか・・・。

      作家というのは、思考回路が常に、第三者的に物事考えるようになっているんですな。

      解説にかえては、女義太夫三味線の鶴澤寛也さんが・・・・・
      二人とも、女義太夫に強く関心を持たれ、純粋に音楽として「道行」が面白いと、
      そんな視点の違いに、鶴澤さんもびっくり・・・。

      仮名手本忠臣蔵八段目には「道行旅路の嫁入」で、でてくるらしい。
      浄瑠璃、おもしろいと思いはじめた私・・・・なぜか、身近に感じたお二人でおましたで・・。
      >> 続きを読む

      2013/07/20 by

      橋本治と内田樹」のレビュー

    • >・・・・全身ゾウリムシみたいで、体全部で考えらえれた方が楽だなぁ、と。

      これ、スゴイっすね(笑)
      全身ゾウリムシ…
      >> 続きを読む

      2013/07/20 by ただひこ

    • > 頭で考えると頭にだけ負荷が集中していやじゃないですか。
      それよりは、体全部で分担しようと。頭が疲れてきたら手で考えるとか、
      手が疲れてきたら腰で考えるとか。

      こういう発想自体、頭だけで考えていない感じがしますね。
      柔軟だよなぁ...
      >> 続きを読む

      2013/07/21 by ice


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