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うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)

3.2 3.2 (レビュー4件)
著者: いしわたり 淳治
定価: 842 円
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    「うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      作詞家が書いたショートショートとエッセイの混成した変わり種の読み物。星新一のショートショートと近い印象を受ける。特にエッセイにユニークな感性を感じる。シニカルで狂った人達が様々出てきて、反復コメントがやたら多く、星新一的な観察者視点で書かれている印象。
      途中エッセイで出てくるのだがヒラメキの4Bというのがあるらしい(ベッド、バー、バス、バスルーム)。バーがひらめく場所だと初めて聞いた。
      以下、備忘録メモ:日常から世界全体までつながるアルマゲドン、ナンパの夜、顔色が読める女、パラレルワールドっぽい仕立て、野球選手の顔色、打たれそうなピッチャー、打てそうなバッター、オポチュニティ&スピリット、シニカルな視点、狂った人達、ダメ人間のショートショート、観察者目線、未来に乗り遅れた人。
      >> 続きを読む

      2018/06/11 by

      うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      「帯」に買わされた本です。
      「この結末、予測不可能!! ダマされて、10~14ページまで、たったの5頁だけ読んで下さい!!」って必死な猛アピールが、「面白そう」って思わせたので。

      作詞家の人が書いた小説&エッセイです。
      しかも小説→エッセイ→小説→エッセイ とちょっと不思議な構成です。
      なかなか面白い文章で、バスの中でプッと吹き出してしまうことたびたび。
      ちょっとクドカンの文章にも似ているかもしれません。

      作詞家さんだからと言う訳ではないですが、言葉がどこかワンショット、ワンショットになっている様な気がします。
      するっと情景描写に入って行き難いと言うか。
      その分軽快で、一瞬の感情を喚起させるだけの最近の歌詞に近い印象を受けます。
      (※昔の歌詞って、どこか映画やドラマのストーリーばりのものが多かったですよね。)

      好き嫌いの別れる文章ではあるかもしれませんが、著者のぶっ飛んだ妄想力と明るさは恰好いいなと思います。

      あっ、買った後に気づいたのですが、必死な「帯」の裏にはオマケまで付いていました。

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      2018/02/24 by

      うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      いしわたりさんのことは知りませんでした。
      信頼のちくま文庫であることと、ちょっとした機会でこの本が紹介されていたので読んでみることにしたのです。

      ショート・ショート風の小説と、エッセイがおさめられています。
      エッセイのほうがいいです。いしわたりさんは元バンドマンで、今は作詞をしているとのことですが、やっぱり言葉の感覚と世界の見方が独特だなと思います。芸術家っぽい。

      一篇一篇は短いのでさらっと読めてしまいます。
      個人的に一番記憶に残っているのは、一時間ぶっ通しで語れるものって何?ということです。就活の面接じゃないですけど、一時間語れる好きなものってなんでしょう?私はやっぱり本かな?もっと細かいところかもしれない。そういうなんでもないディティールに個性ってあらわれてくるのだなぁと思いました。隠そうとしても隠しきれないのが個性。思わぬところで漏れ出してしまうもの。
      あと、自分で料理した食事を写メって撮ってあるけど、見返したらなんてことなくて別にそんなに上手い写真でもないっていう話が出てきていて、ああ、そういうことってあるなぁとしみじみ思いました。


      本を読み終わってから、いしわたりさんがやっていたというバンド「スーパーカー」の映像をyoutubeで探して観てみました。ちょっと懐かしい雰囲気の曲をやっていて、割と好きでした。
      >> 続きを読む

      2016/03/21 by

      うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      この本は、ロック雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』で2004年から連載されていた、事実とフィクションが7:3くらいの温度感の、エッセイのような小説のようなものを振り分けなおしたものです。
       あらかじめそう思って読めば納得できるんですが、なんだか独特の雰囲気の作品がいくつもありました。

      個人的には、エッセイの方がすごいなと感心しました。事実から話を盛っていき、現実ともフィクションともつかないモヤモヤした中で話をまとめてしまうような作品がいくつもあるからです。
      ただ、エッセイにしても小説にしても、時事ネタ関連の話はなんだかちょっと賞味切れ感がある作品もありました。

      ちなみに、この文庫版の解説で、放送作家のの鈴木おさむ氏個人的に好きだな~と思う話のベスト5を発表していたので、自分も個人的に気に入ったベスト5を発表してみると、こんな感じです。


      第5位 我輩の辞書には
      エッセイだけど、どこか小説っぽい手触りの作品です。

      第4位 第一印象を終わらせろ
      エッセイ。ナルホドな、と思って印象に残りました。

      第3位 ポケットから生まれた男
      エッセイ。こういう話ってあるなぁ、と思いました。

      第2位 顔色
      この本の購入を機見た作品。オチが効いていると思いました。

      第1位 うれしい悲鳴
      トレンディドラマっぽい内容かと思ったら、シュールなオチがついていて、その落差にシビれちゃいました。

      このほかにも、読み返してみれば新たな魅力が見つかりそうな粒ぞろいの作品ばかりです。
      読書の秋に一読してみてはいかがでしょう?
      >> 続きを読む

      2014/11/03 by

      うれしい悲鳴をあげてくれ (ちくま文庫)」のレビュー

    • > ロック雑誌『ロッキング・オン・ジャパン』

      こういう雑誌を見ながら語り合うのに憧れた青春時代でした。

      楽器できる人ってモテましたからねぇ...(笑)
      >> 続きを読む

      2014/11/03 by ice


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