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こちらあみ子 (ちくま文庫)

3.5 3.5 (レビュー3件)
著者: 今村 夏子
定価: 691 円
いいね! KEMURINO

    「こちらあみ子 (ちくま文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      ヤッター! 何のために日々、小説を読んでいるのか? たまたまこんな、面白い物語に出会える偶然があるからに尽きるぜ!

      トレンドに縛られ過ぎてデスメディアのフチを右往左往しているテレビやネットの幻惑が、まことしなやかに、人々の人生を翻弄している現実に当てはまらない僕ら一個人の生命の確かさを照らしてくれる文学との奇跡的出会い。

      主人公あみ子のキャラと言動は、不穏な存在を一切認めず、排除する画一化社会と折り合いがつかない人格や個性復権への光明!

      「熱中症」と「日射病」の響きに見えてくる昭和になかった言葉尻の呪縛がジリジリとハートの染みつくる昨今。

      「発達障害」という言葉がなかった時代の方が、もうちょっと寛容で、多用で、理解しあえていたのかもしれないな。

      レシーバーからかすかに響く「こちらあみ子」という声が聞こえない現代を象徴する小説の底力。

      大傑作『むらさきのスカートの女』の始まりは、まさにここからだったんだぁ。寡作な作家さんだが、一作一作大事に驚き、笑い、シビレたいぜ!

      面白い小説に出会えるこの時代に生きていることに感謝。
      >> 続きを読む

      2020/11/15 by

      こちらあみ子 (ちくま文庫)」のレビュー

    • はじめまして。
      レビュー読んで興味津々です。今まで読んだことない作家さんなので尚更
      本当に、いい作品に出会えるから読書ってやめられないですよね♪
      >> 続きを読む

      2020/11/15 by ∵どた∵

    • 評価: 3.0

      本を読むたびに独特の感性が感じられる中身と出会うが、この作品もそうで、あみ子の子供ゆえの純粋さ。
      それが悪い方向に進むと、どうなるのかを端的に表していく。

      描かれる生活自体は穏やかだし、あみ子自体が悪いことと思ってないからこそ、その残酷さが家族にのしかかっていく。

      この悪い連鎖は次第にあみ子の方にも影響を及ぼしていき、成長しても純粋さを失わないことが大人になれないという形容なのかもしれない。

      どこが悪いかを教えてもらわないと分からないほどの純粋さ。
      だが世の中で生きていくためには、これは不要にならなければいけないのだ。
      >> 続きを読む

      2020/10/27 by

      こちらあみ子 (ちくま文庫)」のレビュー

    • 評価: 3.0

      著者の今村夏子氏は芥川賞を受賞したばかり。それに合わせて受賞以前の作品も書店の多くで見かける。

      本書はやはり表題作の無垢な残酷さが際立って面白く読めた。そうなんですよ、子供って平気で残酷なことをしちゃうんですよね。

      ただ個人的には以前に読んだことのある「あひる」のほうが面白く感じたが、まだ作品を追いつける作家さんなので、これからも今村夏子氏の作品を読んでいきたいと思った次第です。



      >> 続きを読む

      2019/09/18 by

      こちらあみ子 (ちくま文庫)」のレビュー


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