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皇帝のかぎ煙草入れ

4.8 4.8 (レビュー2件)
著者: ディクスン・カー
カテゴリー: 小説、物語
定価: 630 円

フランスの避暑地に暮らす若い女性イヴは、婚約者トビイの父サー・モーリス殺害の容疑をかけられる。犯行時には現場に面した自宅の寝室にいた彼女だが、そこに前夫が忍びこんでいたせいで無実を主張できない。完璧な状況証拠も加わって、イヴは絶体絶命の窮地に追いこまれる―「このトリックには、さすがのわたしも脱帽する」と女王クリスティを驚嘆させた不朽の傑作長編。

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    「皇帝のかぎ煙草入れ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ディクスン・カーによる、名作として名高い傑作推理小説。

      名作と呼ばれるに相応しい気品さえ感じさせるクラシックミステリ。

      小学生時代、推理小説にハマり、少年向けの「怪盗ルパンシリーズ」や、名作推理小説を読み漁っていた。

      その流れで、推理小説のガイドブック的なものを幾つも読んだが、そこで上げられていた名作、そして代表作家のことが、今でも薄ら記憶に有る。

      その中の1冊が、この「皇帝のかぎ煙草入れ」。
      ディクスン・カーによる、ナポレオンが愛用した「嗅ぎ煙草入れ」というゴージャスなアイテムを用いた作品である。

      新しい結婚相手を見つけた離婚経験のある女性の寝室に、元の旦那が忍び込む。
      その窓越しに見えるのは、新たに結婚する相手の家族。
      スキャンダルを恐れ、窓から覗かれることを恐れる彼女だが、向こうの部屋で起こる惨劇に巻き込まれてしまう。

      残念ながら、トリックも含め、早々に犯人に気付いてしまったため、推理小説としては、正直あまり楽しむことはできなかったが、極めてオーソドックスに展開する謎解きは、なかなか気持ちが良かった。

      読み終えて思うのは、タイトルにもなっている「皇帝のかぎ煙草入れ」によるクラシックでゴージャスな印象。

      アッと驚くような刺激はないものの、たまにはこういうクラシックな名作に触れるのも良いと思った。

      アガサ・クリスティは先日読んだが、他にもエラリー・クイーンやヴァン・ダインなどの作品にも触れてみようと思う。
      >> 続きを読む

      2013/06/19 by

      皇帝のかぎ煙草入れ」のレビュー

    • 読んでいただけて嬉しいです♪

      さすがは名作ミステリですよね☆

      2013/06/19 by MissTerry

    • ルパンシリーズは私も小学生時代に読みました。

      2013/06/19 by Shimada

    • 評価: 5.0

      ふと、カーの作品を読みたくなったので、代表作「皇帝のかぎ煙草入れ」を久々に読み返しました。

      ミステリの歴史の中で、代表作品を上げて行くと、必ずリストに載って来そうな名作です。

      既に3回目くらいの再読ですので、当然犯人は知っているのですが、伏線の張り方、そして回収の仕方が見事というか美しささえ感じさせます。

      ふと、日本におけるミステリの代表作品って何なのかなって気になりました。 >> 続きを読む

      2013/06/14 by

      皇帝のかぎ煙草入れ」のレビュー

    • みなさまコメントありがとうございます♪

      やはり名作は、未読でも既読でも、何か感じさせる力を持った作品なのかも知れないなと思いました☆

      未読の方はぜひ。
      >> 続きを読む

      2013/06/15 by MissTerry

    • MissTerryさん>

      読んでみました!

      古さは感じないのに、良い意味でクラシカルな雰囲気が良かったです♪
      >> 続きを読む

      2013/06/19 by ice

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      • 評価: 4.0

        密室の巨匠・カーの代表作。
        とはいっても、本作は密室物でなく、物理トリック物ですらない。
        本来のカーの方向性ではないのだが、とても優れた作品で、この方向の延長線上にガストン・ルルー「黄色い部屋の謎」(超傑作)が挙げられると思う。
        初めから主人公のイヴ・ニールとトビイ・ローズの恋愛シーンなのが、カーっぽくない。
        イヴの前夫ネッド・アトウッドの「パパのローズは君の銀行預金が好きなんだよ」というのはなかなかゲスなセリフである。
        イブがネッドとの不倫を疑われるようなシーンを一刻も早く抜け出そうとするシーンは必見であり、ストーリーテラーとしてのカーの実力がいかんなく発揮されている。
        イブが殺人容疑者となり、その冤罪を晴らそうとする真剣さは、ウィリアム・アイリッシュ「幻の女」を彷彿とさせ、やはりこのネタは鉄板という感じがした。
        イヴが夫トビイの助けを求めるも、トビイが言葉をかけない、というような描写はカーの恋愛関係の巧みさを思い知った。
        本作のトリックはとても基本的なもので、今となっては手垢がついているかもしれないが、物語としてもとても読みやすく、カーの作家としての実力を再確認させられた。
        >> 続きを読む

        2020/01/01 by

        皇帝のかぎ煙草入れ」のレビュー


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