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切れない糸

3.9 3.9 (レビュー3件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 924 円

周囲が新しい門出に沸く春、思いがけず家業のクリーニング店を継ぐことになった大学卒業間近の新井和也。不慣れな集荷作業で預かった衣類から、数々の謎が生まれていく。同じ商店街の喫茶店・ロッキーで働く沢田直之、アイロン職人・シゲさんなど周囲の人に助けられながら失敗を重ねつつ成長していく和也。商店街の四季と共に、人々の温かさを爽やかに描く、青春ミステリの決定版。

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    「切れない糸」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      日常ミステリーを読みたくなったら坂木司
      お仕事ミステリー読みたくなったら坂木司
      ほんわかミステリー読みたくなったら坂木司

      和也は卒業を控えた大学生。
      彼の周りには困って助けを求める動物が何故か現れる。
      彼は特に動物が好きなわけではないが、いたいけな目で見上げられてスルー出来る程の図太さは持っていない。
      今までも子猫や子犬、イグアナや鳥さまざまな動物を不本意ながら助けて来た。

      そんな和也の父が急死する。家族が意気消沈し引きこもっているのを背中を押してくれたのは従業員たちだった。
      和也の家の家業はクリーニング屋。父が集荷配達、仕上げ職人のシゲさん、母と3人の快活なおばちゃんがカウンターで愛想を振りまき、高い技術も有り、町の皆から愛されている店だった。

      就職を止め和也は父の役目である集荷配達を務める事となったが、軽く考えていた彼は、営業能力、知識、観察力を要求される事に驚いた。
      そんな彼の元に、困った動物ではなく、洋服を通じて人々が持ち込んでくるトラブルに向き合う事になったので有った。

      神のような洞察力を持つ沢田。彼は大学の同級生。色々な人から相談を受けアドバイスをするが、彼自身は人と深く関わらず遠巻きにしてしまう性質を持つが和也とは馬が合い彼自身変わっていく事となる。

      和也が生まれる前から務めているアイロンの魔術師シゲさん。彼は和也の良き相談相手であり、仕事の師匠。買い食い好きでおやつ仲間でもある。

      この2人に助けて貰いながらトラブルを解決する毎に、仕事の楽しさ、商店街の奥深さを感じて行くのであった。


      さてさてこれもまた坂木さんお得意のお仕事ミステリーです。誰も死なないミステリーを読みたい時にはとても助かる作家さんです。沢山人が死ぬ本と交互に読むと、ポテチとケーキの関係のように交互においしく食べる事が出来るのであります。甘いしょっぱい甘いしょっぱい甘いしょっぱい。

      登場人物がいい事言ってました
      「きちんと機能している商店街っていうのは、小さな規模のプロフェッショナル集団だと俺は思う」

      クリーニング屋さんの大変さが分かったので、せめてポケットの中は点検してからいく事と致します(´・ω・`)
      >> 続きを読む

      2015/05/09 by

      切れない糸」のレビュー

    • 素頓卿さん
      僕はそのペースで本買ったら毎週5冊は積んでおく本が増加する事になりそうです(^◇^;)ちゃんと計算して入手しているんですね!映画10本見たら僕はほんよめないかも。なんだか、文化的な生活だなあ(((o(*゚▽゚*)o)))羨ましい!、 >> 続きを読む

      2015/05/10 by ありんこ

    • ありがとうございます!
      そうなるんですね・・凄い(自分のことなのに他人事・・)でも、1年半はそれを読んで楽しめるわけですよね。ポジティブに考えていきます!
      そうですね・・仰る通り日々増えてます苦笑
      了解です!よろしく伝えておきます!
      >> 続きを読む

      2015/05/11 by 澄美空

    • 評価: 5.0

      久しぶりの坂木さんの作品。
      そうそう!この空気感が好きなのです。
      坂木さんのお仕事本。
      今回はクリーニング屋さん

      父親の死で思いがけず家業のクリーニング店を継ぐことになった主人公、新井。
      喫茶店ロッキーで働く友人、沢田。
      アイロン職人のシゲさん。
      クリーニング店カウンターを受け持つパートのおばちゃん、松竹梅トリオ。
      その中の梅本さんの娘は『和菓子のアン』の主人公。
      その他商店街の温かい人達に囲まれながらちょっとした謎を解いていくお話です。
      なんだかこの感じ、前作のひきこもり探偵を思い出すなぁ。

      本作を読んで知ったこと!

      クリーニングを受け取ったら、ビニールはすぐにはずすこと。
      クリーニング後の衣類には、薬剤が残留している場合がごくまれにある。
      でも早めにビニールを外しておけば薬剤は蒸発するので問題はない。
      逆に着るときまでそのままにしていると、
      蒸発すべき薬剤が中にこもってしまったり、
      温度差でビニールに結露がつき、カビのもとになったりいいことがない。

      だそうですね。
      知らなかった~
      解説を書かれた方も驚いているようです。
      >> 続きを読む

      2015/04/09 by

      切れない糸」のレビュー

    • 月うさぎさん

      コメントありがとうございます!
      ビニールをはずすこと、ご存じでしたか(^^)
      ものによりはずした方が良いという感じですかね。

      そうなんです!あの町のお話で。
      話が繋がっていると嬉しいですよね(^^)
      >> 続きを読む

      2015/04/09 by すもも

    • arinkoさん

      コメントありがとうございます!
      和菓子のアンちゃんもいいですよね~(^^)
      私も坂木さんの作品は残り数冊未読なので
      そのうちに全部読みます!

      ビニールいかんかったらしいです。
      私も埃よけにと被せたままでした…(^^;
      >> 続きを読む

      2015/04/09 by すもも

    • 評価: 3.0

      商店街のクリーニング屋さんが舞台。
      主人公はもうすぐ社会人になる大学生。
      母はカウンターを受け持ち、父は客の衣類を預かる配達をしていた。
      そんな時、父が突然脳溢血で亡くなってしまう。
      家業を継ぐ事になった主人公だったが、
      継ぐなんて夢にも思ってなかったため失敗ばかり。
      衣類に関する謎解きと、商店街の人々とのふれあいを描く。

      まあ、謎解きするのは主人公ではなく、
      友達なんですけどね(笑)

      『和菓子のアン』と少し繋がりがあって
      にやにやします。
      >> 続きを読む

      2014/05/12 by

      切れない糸」のレビュー

    • クリーニング屋さんもチェーン店だと、店舗には窓口機能だけになっていて味気ないなぁと思ったりしています。

      でっかいアイロンで何やら「プシュプシュー!!」って蒸気噴き出してたりするとプロっぽくて有難みが有るのになぁ(笑)
      >> 続きを読む

      2014/05/12 by ice


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