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配達あかずきん

成風堂書店事件メモ
4.0 4.0 (レビュー4件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 651 円

「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真...。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。

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    「配達あかずきん」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0


      文庫版発売当初書店の平台で偶然出会ってから、何度も読み返してきた一冊。
      そして何度読んでも面白い。
      本が好きな人、書店という場所が好きな人、書店で働く人、もしくは読書には全く縁の無い人…
      誰もが読んでいくうちにきっと「あっ」と共感できるポイントが見つかるはず。

      この本は本好きだけでなく、あまり読書に興味がない、という人にもお勧めしたいです。

      学生さんなら学校の朝読書(という慣習現在も残っているのだろうか。私が高校生の頃はあったが遠い昔過ぎて…)なり読書感想文など「何を読めば良いか分からない」子でも取っつき易い内容になっています。
      そして何より舞台は日常生活の中で身近な書店。漫画以外の本を読む習慣は無くても書店は好きって人は多いはず。

      読書は私にとって中学生の頃から10年以上なんとなく続いている趣味ですが、今まで読んできた本のうち作者は99%日本人の方ばかり。
      何度か海外文学にも手を出しましたが、小学校低学年向けの児童文学や絵本以外は挫折。
      理由は単純、話が面白かったか以前に、カタカナ表記の馴染み無い名前の登場人物や舞台設定を上手く想像できなかったからです。(漫画やアニメだったら大丈夫なのですが…)

      余談はさておき、成風堂は駅ビルにある書店。
      主人公は書店員の杏子さんとバイトの多絵ちゃん。
      読書に馴染みの無い人も「あー、本屋で働くお姉さん達が想像できる!頭の中で映像になって動いてる!」ってなるんじゃないでしょうか。
      というより今このレビューを書いている最中も、私の頭の中では名探偵コンビが成風堂で謎を解いています。

      この本は読む度に私を「面白かった!」という気持ちにさせてくれる。
      そして見知らぬ誰かにとっても同じ気持ちになれる本であればいいな、と思える一冊です。

      ちなみに五つの短編の中で個人的に一番好きな話は二作目の「標野にて 君が袖振る」です。
      でもラスト一行で「やられた…」と心掴まれたのは「パンダが囁く」
      あのパンダにまた会いたい。

      >> 続きを読む

      2016/11/07 by

      配達あかずきん」のレビュー

    • 推理系で書店を舞台にしたお話、最近見かけますね。
      このお話はどんな特色を持っているのか気になります!
      >> 続きを読む

      2016/11/08 by ashsavior

    • わー、なんだか気になっちゃいます!
      今度読んでみようっと^^

      2016/11/08 by riiriurie

    • 評価: 4.0

      ぼく 「杏子さ~ん(この小説の登場人物)、ぼくは君の名前がすきだ。結婚してくれ~」
      杏子さん 「で、財産は?」

      ぼく 「ぐぬぬ、出直してきます、(´_` )トホホ 」

       
       (注 じっさいの杏子さんはこんなこと言わない、と信じたい)

       
       本読みという奇癖を抱える人にとって、最も深刻な問題は、自分の恋人や配偶者にもおなじ定めに生まれたことを求めるかどうかではないか? じっさい、読書よりも特殊な趣味はめずらしく、履歴書にかけば墓穴を掘ることになるし、周りから難読漢字の読みを期待されて顔を赤らめることもあるし、そもそも自分から打ち明けるのが憚られる。維持管理もたいへんで、本棚やそれに収まらない本を置くスペースのみならず、引っ越しのときの業者さんの引きつった表情も忘れてはならない。
       むかしは読書家の恋人を夢見たもので、『ビブリア古書堂』の栞子さんを探したものだが、当時はあまりにも世情に疎すぎた。いや、ぼくを勘違いさせたエッセイを公にした出久根達郎さんがわるい。出久根さんは、古書店を経営する傍ら作家としてデビューした、現在も執筆活動に励んでおられる作家さん。きっと蔵書も多かったはずである。それなのに、彼が奥さんと結婚することに決めた理由が、
      「自分よりも本を持っていたから」
      こんなことを披歴しても亀裂が走らない夫婦の絆を羨み、その絆を支える書物を共有する相手を自分も持ちたいと切に願ったものだ。
       しかし、そうはならなかった。そしていまはそれで良かったと思う。まず断っておくけれど、自分よりも知識がある人が嫌とかいった見栄の問題ではないですよ。ルナールの『にんじん』さえピンとこないぼくなので、図書館に行けば自分以上に詳しそうな婦人をたまに見かけるし、現に、この読書ログに大勢いらっしゃるではないですか? そうではなくて、ぼくにとって理想の読書の友とは、この小説の木下杏子さんだと気づいたのである(本音をいえば、『R.O.D』という漫画の、読子・リードマンのような、甘い声をした、スタイルのいいメガネっ子が好みだ)。ちなみに、杏子さんは月に5冊ほどお読みになる方で、本を読むことも好きだが、本の周辺知識を漁るのに熱心なお姉さん(読書ログをやっていると麻痺するけれど、月に5冊は読書家として十分。たとえ林真理子さんに批判されるとしても……)。
       それではこの本の感想をどうぞ。

       
       <感想>

      「パンダは囁く」、「標野にて 君が袖振る」、「配達あかずきん」、「六冊目のメッセージ」、「ディスプレイ・リプレイ」(配列順)の五つの短篇が入っていて、どの作品もそれなりに読ませる。ただ、トリックよりも書店員の仕事の描写のほうが印象に残り、この著者は書店員出身では? と思わず推理したくなるのが難点かな。もちろん、それが功を奏している話もあって、とくに「六冊目のメッセージ」は、ラストの書店の光景がくっきりと浮かんでくるようで、この五つのなかでは最も愉しめた。この話が四番目なのも良かったと思う。
       というのも、はじめの「パンダは囁く」はちょっとヒドイ。冒頭のシーンで、お客さんの求めるタイトルも著者名も不明の本を、杏子さんがものの見事に当てるエピソードがあるのだけれど、すこぶる不自然なやり取りだった。解説の戸川安宣さんが、シャーロック・ホームズにもでてくる「つかみ」だとフォローしていたものの、個人的には違和感が残ったし、この話のトリックがまた低級なのが良くない。
      とどのつまり、推理小説としてではなく、書店を舞台にした謎解きものとして読めばなかなかおもしろいし、書店員の、ふだん見ることのない仕事を垣間見ることもできるだろう。
      >> 続きを読む

      2015/09/16 by

      配達あかずきん」のレビュー

    • 成風堂書店シリーズ、大好きなんです(*´ω`*)
      本屋さんでバイトは今でもちょっと憧れてます。

      うちの旦那もあまり本を読まない人(読んでもラノベや漫画)ですが、
      たまに「これ面白んだよ」と薦めると、「デルフィニア戦記」など
      私以上にハマってくれて、今でも時々登場人物についてを熱く語られます^_^;

      おぉ、アニメのお話が…。同士よ!!
      秋アニメ、我が家では「ごちうさ2期」と「終物語」、「ゆるゆり」は録画すると思います。個人的には冬アニメの方に期待してますが。
      >> 続きを読む

      2015/09/28 by ***

    • マカロンさん、コメントありがとうございます。

       まず、なんて美味しそうなお名前なんでしょう (*´﹃`*)

      >成風堂書店シリーズ、大好きなんです(*´ω`*)
      本屋さんでバイトは今でもちょっと憧れてます。

       外へ出張しに行く話もあるようなので、それもいつか読む予定です。

      >たまに「これ面白んだよ」と薦めると、「デルフィニア戦記」など
      私以上にハマってくれて、今でも時々登場人物についてを熱く語られます^_^;

       とてもいい旦那さんですね (=v=)ムフフ♪ 幸せのお裾分けされちゃった (≡^∇^≡)ニャハハ

      >おぉ、アニメのお話が…。同士よ!!

       よ~し、マカロンさんをアニメ部に強制勧誘だあーーーー。

      >秋アニメ、我が家では「ごちうさ2期」と「終物語」、「ゆるゆり」は録画すると思います。個人的には冬アニメの方に期待してますが。

       今から冬の話なんて、けっこうガチ勢ですね(笑)。うれしいです。ぼくも「ゆるゆり」大好きです。赤座あかりちゃんは目に入れても痛くないです(笑)。
      >> 続きを読む

      2015/09/28 by 素頓狂

    • 評価: 4.0

      「BOOK」データベースより

      「いいよんさんわん」―近所に住む老人から託されたという謎の探求書リスト。コミック『あさきゆめみし』を購入後失踪した母を捜しに来た女性。配達したばかりの雑誌に挟まれていた盗撮写真…。駅ビルの六階にある書店・成風堂を舞台に、しっかり者の書店員・杏子と、勘の鋭いアルバイト・多絵が、さまざまな謎に取り組んでいく。本邦初の本格書店ミステリ、シリーズ第一弾。


      期待していなかったけれども予想外に面白かった。しっかりお仕事小説しつつも、ミステリーとしての体裁がしっかりしていて、しかも事件もバリエーションが豊富で読み終わった後納得できる。
      強烈なキャラクターで引っ張るのではなくて、普通の女の子と普通の人より少し推理力がある女の子(それでもかなりの慧眼ですが)なので、萌え要素(少しだけある)や偶然の多さに辟易したりせず話の内容に集中できます。

      一番好きだった話は「六冊目のメッセージ」
      ある日書店に、入院時に母を通じて本を選んでもらい、とても励みになったとお礼を言いに女性が来店する。
      1冊ずつ5冊選んでもらい、どれもこれも素敵な本ばかりだったという。書名を聞いた杏子は唸った。「そんな幅広く素敵なチョイスを出来る書店員はこの店にいないのではないか・・・」案の定該当者0。女性は意気消沈して帰っていった。
      その本とは・・・

      その1、一見堅苦しそうな装丁で、中を開くと胸の透くような写真集。

      その2、ボタニカルアート&エッセイ

      その3、ダヤンのイラストハウツー本

      その4、浅田次郎「民子」

      その5、ロバートAハイライン「夏への扉」

      母に確認すると絶対にこの書店の方に選んでもらったという、果たしてこのセレクトをしたしゃれた書店員とは一体誰なのか・・・。
      >> 続きを読む

      2015/08/20 by

      配達あかずきん」のレビュー

    • 澄美空さん
      ありがとう!涙ちょちょぎれるぜえ(T_T)夏の名残の請求が終わったら復活出来るはずなので今しばらくお待ちを!力が湧いてきた\(◎o◎)/!頑張ります!!!!! >> 続きを読む

      2015/08/25 by ありんこ

    • パイセンの帰りを、復活を心待ちにしております!!パイセン!ファイトー(`・ω・´)ゞ >> 続きを読む

      2015/08/25 by 澄美空

    • 評価: 5.0

      書店を舞台にしたミステリー。

      日常の中に潜んだ小さなミステリーを本屋さんならではの
      解き方で解決してくれるのがすごくおもしろかったです[*Ü*]

      大好きな本屋さんだけど、働いている人にしか分からない
      書店の中のことも少し垣間見れたり、知っている本が出てきたり
      知らない本にはまた新たな興味がわいたり。

      刑事事件になる陰惨としたミステリーとは違って
      派手さはないものの、本が大好きな人にとって
      楽しい視点の謎解きミステリーだと思います[^-^]

      「あさきゆめみし」がすごくすごく読みたい衝動にかられてます!
      >> 続きを読む

      2013/10/24 by

      配達あかずきん」のレビュー

    • makotoさん∠♡

      オオカミさん、ちゃんといるんですが
      赤ずきんちゃんが天然でなので、面白い
      お話になっちゃってます[>▽<*]
      >> 続きを読む

      2013/10/25 by 山本あや

    • iceさん∠♡

      ビブリアも面白いですよね~っ。

      ビブリアとはまたまったく違った切り口
      なんですが、ほのぼのとした展開と
      本の面白さが詰まっている物語でした[^-^]
      >> 続きを読む

      2013/10/25 by 山本あや


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