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イラストでよむストレーキャパシティのはなし

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 伊藤 健一
定価: 1,728 円
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    「イラストでよむストレーキャパシティのはなし」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      基板回路のノイズ要因の一つ、ストレーキャパシティに関して説明した本。

      基板設計への興味から読んでみた本です。

      普通、コンデンサというと金属板2枚が並んでいて、間には時に誘電体が満たされている物というイメージがあります。そういう部品があって、種類も沢山。でこぼこの小さい陶器の版を組み合わせたような物からフィルム2枚を巻き込んで間に濡れた紙を挟んだような物、はては金属の扇が重なり合っているようなものまでありますけど、意図した部品の他に実はキャパシタとなる要因があるというのがストレーキャパシティのようです。つまり、金属板が2枚あればそれはコンデンサとして作用しますということ。これは電線でも基板回路のパターンでも同じ事。そして交流の波の変化はキャパシタを越える。それがノイズ源の理由という説明がイラストを頻繁に使って説明されています(イラストにストーリー性が無いのがちょっとオヤジっぽいですが、技術書なんで良いでしょう?)。

      内容はストレーキャパシティの説明から始まり、アンテナから電波が発振する理由に寄り道して、パスコンの使い方と選択方法、そして交流電源ノイズの扱いについて説明されています。

      デジタル回路では様々な信号が流れていて、それらは信号線を流れるのですが、あのON/OFF(Hi/Lo、0/1)を繰り返す矩形波な信号は直流ではなく交流とも考えられますよね。だから信号経路にパスコン(バイパスコンデンサ)を挟むとして、それは即ち、信号は束ねられた電線、基板上のパターン間でも伝わらずにはいられないという事、それがストレーキャパシティの本質という事なのでしょうね。

      撚り線するのは磁界の影響を打ち消す為であるなら信号線だって撚り線になるのは致し方ない事なのかもしれません、それが差動信号なら。

      というようなことが解かる良い本です。

      ストレーキャパシティに関して知りたくなった人にお勧めです。
      >> 続きを読む

      2014/08/02 by

      イラストでよむストレーキャパシティのはなし」のレビュー

    • >hiyokoさん

      それは、銅でも金でも鉄でもシリコンでも抵抗を持っているので、配線経路でも起きる電圧降下の事だと思いますよ。抵抗も温度によって変わりますし。或いは電線のインダクタンスというのもあるかも。でも基板のエポキシが誘電体となって伝達速度に影響を与えるという事はあるんではないかという気も致します。 >> 続きを読む

      2014/08/04 by Shimada

    • ご丁寧にありがとうございます。
      抵抗をなくすには、超電導を起こしてしまえ!と理論的にはなりますが実際はなかなか厳しいですよね。誤差が起きのるはどうしようもないのはわかっているのですが、いざ、レポートを書こうとすると何を書けばよいのか?となってしまいます。調べてみるとエポキシ樹脂は誘電率をもつことがわかりました。 >> 続きを読む

      2014/08/04 by hiyoko


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