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ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

4.6 4.6 (レビュー7件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,890 円
いいね! Tsukiusagi asuka2819

    「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      これこそ、読書ログを始めなければ、読まなかったであろう本。読書ログ始めてよかったとしみじみ思った。

      これが児童書・・・?!と思うほど、内容が濃くて、話も長い。いや、いや、児童書どころか、絵本でさえも素晴らしい本はたくさんあるから、そんな枠組みで考えてはいけないのだけれど。(絵本で思いだしたけれど、この訳者・神宮輝夫さんは、「かいじゅうたちのいるところ」ですごく印象に残ってた方。知ってる人にとっては有名な方ですね。)

      ウサギたちが主役のウサギの話。考えること、行動することは、人間並みなのに、習性などがウサギそのものであるところがまた面白い。読み始めから、元凶は人間なんだろうな、と思っていたから、なんだか、ウサギ目線で語られる人間の行いが心に刺さる。
      ウサギの話なんだけれど、はるか昔の人間もこうやって村や集落を大きく繁栄させていったのかな、と思ってしまうほどの壮大なストーリー。次々と起こる困難に立ち向かうたびに、ウサギひとりひとりが大きく成長していることがすごくよくわかる。ヘイズルなんか、すっかり長(おさ)になっているし!
      個人的には、ヘイズルが「冒険がしたくなって」、農場の飼いウサギを連れ出しに行くところなんか、「もう、大人しく待っていればいいのに~」なんて思いながら読んでいて、結果的に代償はあるものの、この冒険は村のみんなに大きな意味のあることになって、時には大胆な行動力や冒険心が必要なことを、ヘイズルに教えられた気がする。「待っていればいいのに」と思った自分が、すごく自分を表しているな、とも思った。

      下巻も楽しみ。
      >> 続きを読む

      2020/08/27 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • 評価: 4.0

      あすかさんのレビューに惹かれてまずは上巻を読んでみました。

      いやー。確かに面白い!
      冒険譚、しかもウサギの、というだけで十分面白い設定ですが、内容も裏切りません。

      ウサギ目線で話が進んでいくのは新鮮でした。
      もちろんウサギ語だし、ウサギの概念にないものは名称がなかったりする。
      例えば、人間が持っている「白い棒」とか、「地面に置いてある黒い川みたいなもの」とか。ちなみに煙草と道路のことです。

      村の危険を予知して新たな住み処を探す旅に出るウサギたち。

      道中、困難にあいながらもなんとか落ち着けそうな場所に辿り着いた。
      最初はまとまりがなかった団体も、その過程で信頼関係が生まれ、成長していく様に胸が熱くなります。

      途中に立ち寄った村での異様な空気感はすごく引き込まれました。
      なにか異常があるけど、よく分からない…。

      事実が分かった時、驚きと共に、なんとなく村人の気持ちも分かるなーとも思いました。

      その村だけでなく、故郷の村人たちも、主人公ヘイズル達の団体も、なんとなく人間の集団とそう変わりはないように思えた。

      現実から目を反らして自分を騙しながら生きていたり、安全な状況を脅かされるのが嫌で違う意見の人を排除しようとしたり、リスクがあっても信じたことを貫いたり…。

      人間みたいなウサギたちです(笑)
      でも、その人間が諸悪の根元というか、人間さえいなければ色々とウサギたちに困難はなかったのに…という社会的問題も考えさせられます。

      本書は児童書のようなので、児童の時に読んだらまた違う印象になったんだろうなぁと思いました。

      下巻を続けて読みたいところですが、なかなかに読み応えがありましたので、一旦間を置いて熟成させようと思います。
      >> 続きを読む

      2020/06/14 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • 澄美空さん、まさかのドミソラ♪どう読むのか実は気になっていました。
      すっきりしました~<(_ _)>
      さてみなさま。ここだけの話ですよ!
      私は干支がうさぎ年なんです( ̄ b ̄) シーーッ!!
      おまけに3月生まれなので「三月うさぎ」にしようかとも思ったのですが、それだと「アリス」オンリーになりますからやめ。

      なんてったって「月でうさぎが餅つきしている」のは日本だけです。
      他国だと月にいるのはカニだとかロバとかライオンで、
      イマジネーションが最高なのは月うさぎじゃないですか!
      がっつりSFのかぐや姫(竹取物語)はいるし。うさぎは餅をついちゃうし。
      私の中では、月は想像力の象徴みたいなものですね~。
      なのでレビュー本には月をテーマにした絵本なんかも多く取り上げています。
      こんな私はうさぎが神話を持っていても何の疑問も感じませんです。
      豚の確認さん。余談ばかりで失礼いたしました。
      >> 続きを読む

      2020/06/17 by 月うさぎ

    • 月うさぎさん

      >私の中では、月は想像力の象徴みたいなものですね~。
      月が想像力の象徴…もうこの発想がすごい想像力だと思います!
      月うさぎさんにとって、うさぎは特別な存在なんですねー。

      実はかく言う私も干支がうさぎ年なんです(笑)
      そのせいか昔からなんとなくうさぎが好きで、一度飼っていたこともあります。

      この本を読んでみようと思ったのも偶然ではないのかも…。

      そう思ったら早く下巻を読んでみたくなりました(笑)

      皆さんのHN秘話が聞けて面白かったです。
      >> 続きを読む

      2020/06/17 by 豚の確認

    • 評価: 5.0

      とってもひどいこと、すごく恐ろしいことがやってくる!
      予知能力のあるファイバーの言葉を信じ、新たな理想の地を探すウサギたち。
      襲いかかってくる困難にも、知恵と勇気をもって挑む彼らを心の底から応援したくなる作品です。

      ああ、またすごい本に出会ってしまった!
      夢中になって読み進め、あっさりと上巻を読み終えました。
      続き…続きが欲しい…!(中毒症状)

      ウサギたちの物語、児童書。
      すごくほのぼのとした作品をイメージしていたのですが、全くそんなことなく!
      生きていくためには、どんな困難にも立ち向かっていかなければならない。
      そしてその描写が驚くほど生々しい…
      特に旅の途中で出会ったカウストリップの村での真相。常に違和感がつきまとっていましたが、その事実は読み手もなかなかのダメージがありました。人間ってろくなものじゃないな。そもそも、旅の始まりも人間のせいじゃないか。いかに私たちの生活が自然を脅かしているのか、動物目線でわかります。
      故郷を去り、新天地へと向かった彼らに待ち受けていた問題とは。

      おもしろすぎて、睡眠時間削られます。
      >> 続きを読む

      2020/06/01 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • chaoさん
      下巻のおもしろさに睡眠削りました。笑
      >あぁぁーーーこの本読んでるなんて聞いてしまうと本読みたい熱が高まりますーーーーー。
      なります、なります!!!
      勢いで読了し、自分の中に湧きおこる感情を処理しきれずコメント返信しています。笑
      ああ、良い本に出会えた…感動。

      下巻の感想、まとまりません。笑
      >> 続きを読む

      2020/06/06 by あすか

    • 月うさぎさん
      ついに、ついに開きました!!!!!出会えてよかった感動!!!
      ヘイズル派の私でしたが、ビグウィグにあっさり乗り換えました。笑
      全てのうさぎたちの生き様に惚れました…
      本当、細部までリアルに描かれていますね、この作品。
      >> 続きを読む

      2020/06/06 by あすか

    • 評価: 5.0

      久しぶりに夢中になって読みました。
      どんどん面白くなっていきます。
      なかなかの分厚さですが、いつも持ち歩き
      うさぎたちの世界に魅了され、感情移入しながら時間を見つけてはページを捲りました。

      ヘイルズ、ファイバー、ビグウィグ、ブラックベリ、ピプキン・・・
      うさぎ1匹1匹がみんなそれぞれ個性を持っていてみんなそれぞれに愛しい。

      情景描写や乗り越えなければならない試練など、すべてにおいてとても豊かな物語です。
      うさぎたちの物語は人間に負けず劣らずドラマチックですが
      人間をうさぎに置き換えただけでは決してない。
      これはやっぱりうさぎたちの物語なんです。
      地面の下に暮らし、彼らのルールや文化、言葉が存在しています。
      うさぎの村ごとにもそれぞれの生活があります。

      この物語の中では人間はうさぎにとってとても恐ろしい存在です。
      人間の宅地開発などで住処を追われるうさぎたちの恐怖を読んでいて
      人間が当たり前のように行っていることが
      自然界に生きるものたちにどれほどの影響を与えるものかを実感し考えさせられました。
      もちろん良くないことだと今までも思っていましたけど
      懸命に生きている姿をこの本で読むと心に迫るものがあります。

      カテゴリとしては児童文学になると思いますが、
      大人が読んでもワクワクできること間違いなしです。
      それに楽しいだけではないしっかりした深さ、豊かさがある物語です。

      彼らの冒険はどうなってゆくのか。
      今は早く下巻が読みたくてウズウズしています。
      >> 続きを読む

      2019/07/16 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • chaoさんと月うさぎさんのやり取りがほんわかし過ぎててコメント読んではわわわ(>///<.)ってなってます!

      尊いです…

      (すみません、どうしても言いたくてコメントしちゃいました(><))
      >> 続きを読む

      2019/07/18 by 澄美空

    • 美空さん
      この本が本当に面白くって興奮冷めやらぬ感じのレビューとコメントになっているにも関わらずあたたかなコメントいつもありがとうございますヾ(*・ω・)ノ゜

      下巻も最後まで読みましたよ~。
      最高でした><!
      >> 続きを読む

      2019/07/19 by chao

    • 評価: 5.0

      月うさぎさんの情熱入魂レビューにすっかり魅せられ、思わず手に取った「ウォーターシップ・ダウンのウサギたち」。
      本当に、ただただ素晴らしい本です!上巻読み終えて、まだ折返し地点にもかかわらず。

      兎に角、何というか。“下り”しかないジェットコースター、しかもドンドン鋭角に!と言えば伝わるでしょうか。下巻はひとまず上巻を読み終えてから、と思ってまだ注文していなかった先週の自分に、猛省しろと言いたいです。今すぐ読みたいのに!手元にない。。

      あらすじと凛々し過ぎる愛すべきウサギ達のことについては、ここで書くまでもありません。月うさぎさんの改訳新版、そして旧訳版の4つのレビューをご覧いただくのが、何より一番です。サンドルフォードに降り立つ前に。ウサギ達の世界に入る前に、ぜひオススメします。


      このウサギ物語には、「人生で大切なことが、色とりどりの宝石箱のように詰まっている」というのが率直な感想です。(くどいですが、まだ折り返し地点。)

      ひとまず今反芻していること。
      お互いの強みを尊敬できれば、もの凄いチームが出来上がること。
      無私の想いで助けられた者は、助けてくれた者を助けたくなること。
      リーダーの孤独と、未知に一歩踏出す勇気。
      「好事魔がさす」。困難であるほどに慎重・賢明なれど、順調・好調なればなるほどに、知らず知らずの自分の傲慢や過信が集団に災いを連れて来ること。
      生きるため、使命のため、知恵を絞って考え抜いて行動するという姿勢。それはもはや、それ自体が大きな能力であること。
      生きるとは、常に変化することを受け入れ、対応し、乗り越えて行くこと。

      ・・・なんだこの・・・ビジネス書!?人生の書は!?

      児童文学侮るなかれ、と思い知らされました。。。もちろん純粋に面白いのです。加えて、オトナ(というか経験を積んだ大きな子ども)になればなるほど、ウサギたちのエピソードひとつひとつが自身の経験と相まって、アタマと心に深く染みてきます。それはウサギ達が小手先のテクニックではなく、本当に命懸けで生きようとしているからでしょう。枝葉がそぎ落とされて、本質が読み手の内面を探ってきます。子供達がこれを楽しく読んで吸収するなら、実に多くのことを無意識に学ぶことになりますね。

      上巻の中盤~後半にかけて、本格的なウサギ達の闘争が始まります。読んでいる感覚は、初めて北方謙三の「楊家将」「水滸伝」「三国志」の大作シリーズを貪った時の興奮に似ていました。気概溢れる男たちの熱戦に、あと一章読みたい、寝たくない、気が付いたら次の巻を手に持ってて、あぁやばい明け方ぁぁ寝不足ぅぅぅ(泣)みたいな・・・。
      このウォーターシップ・ダウンも、そんなウサギの男気がムンムンです。

      あと、感じたことは、旧約聖書的な世界観が流れているのかな、ということでした。類似していると感じた符号がいくつか。
      エクソダス(出エジプト)。紅海の奇跡(モーセの海割り渡り)。脱出民達の不満・帰国願望と神への冒涜。それに対する災いの預言と成就。偶像崇拝と生贄の町。先住民との戦い。カナン(ユダヤ民族にとっての“乳と蜜の流れる地”。現在のイスラエル・パレスチナ)への入植。

      ナルニアや指輪物語など、欧米の児童文学の多くは多少なりともキリスト教の影響を受けていますし、本書でも使徒行伝やバンヤンの天路歴程が引用されているところを見る限り、そういう面はあるのかも。欧米では子供たちにとっての道徳が宗教と結びついているでしょうし、自然なことなのかもしれませんね。実際どうかはわかりませんが、大したことではありません。


      いずれにしても、すっかりウサギ達の虜になってしまいました。ウサギより軟弱な自分という人間を叩きなおしたい心境です・・!下巻が届くのが本当に楽しみ。
      どの子が“推しウサ”かは・・・全部読み終えてから決めたい♪

      読書ログを始めるまで、良い本は正直言って自分で探すしかありませんでした。結構当たり外れもあり、人生で読める本の数は限られているのに・・勿体ないなぁと思っていました。今回、真心のこもった素晴らしいレビューに出会えたことと、それを通してこの本と出会えたことに、大げさでなく感謝しています。
      私にとって、良い本と出会えることは、良い人と出会えるくらい、かけがえのないことです。

      さあ、折り返しだ!!
      >> 続きを読む

      2017/03/04 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • >chaoさん
      コメントありがとうございます!

      ウサギの世界、とても素敵ですのでぜひぜひ読んでみてくださいね〜^ ^
      単に楽しいというよりは、易しいようでいて生きる姿勢を問われる深いお話だと思います。
      ちなみに私はハマったので早く下巻が欲しかったですが、万一を考えて、念のため半分くらい読んでみてからでも良いかもしれません 笑
      (体感、3分の1過ぎた頃からジェットコースターが加速しましたので)
      >> 続きを読む

      2017/03/08 by すみはむ

    • いいなぁ。あの感動にこれから出会えるなんて!!
      エルアライラーの物語。最初はストーリーの進行上、多少邪魔に感じたりもしますが、ラストに生きてきます。
      読んで暫くは、自動車を見てフルドドだ!と心の中で呟いてしまうことでしょう。
      >> 続きを読む

      2017/03/09 by 月うさぎ

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