こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち

4.8 4.8 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,890 円
いいね! Tsukiusagi

    「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      久しぶりに夢中になって読みました。
      どんどん面白くなっていきます。
      なかなかの分厚さですが、いつも持ち歩き
      うさぎたちの世界に魅了され、感情移入しながら時間を見つけてはページを捲りました。

      ヘイルズ、ファイバー、ビグウィグ、ブラックベリ、ピプキン・・・
      うさぎ1匹1匹がみんなそれぞれ個性を持っていてみんなそれぞれに愛しい。

      情景描写や乗り越えなければならない試練など、すべてにおいてとても豊かな物語です。
      うさぎたちの物語は人間に負けず劣らずドラマチックですが
      人間をうさぎに置き換えただけでは決してない。
      これはやっぱりうさぎたちの物語なんです。
      地面の下に暮らし、彼らのルールや文化、言葉が存在しています。
      うさぎの村ごとにもそれぞれの生活があります。

      この物語の中では人間はうさぎにとってとても恐ろしい存在です。
      人間の宅地開発などで住処を追われるうさぎたちの恐怖を読んでいて
      人間が当たり前のように行っていることが
      自然界に生きるものたちにどれほどの影響を与えるものかを実感し考えさせられました。
      もちろん良くないことだと今までも思っていましたけど
      懸命に生きている姿をこの本で読むと心に迫るものがあります。

      カテゴリとしては児童文学になると思いますが、
      大人が読んでもワクワクできること間違いなしです。
      それに楽しいだけではないしっかりした深さ、豊かさがある物語です。

      彼らの冒険はどうなってゆくのか。
      今は早く下巻が読みたくてウズウズしています。
      >> 続きを読む

      2019/07/16 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • chaoさんと月うさぎさんのやり取りがほんわかし過ぎててコメント読んではわわわ(>///<.)ってなってます!

      尊いです…

      (すみません、どうしても言いたくてコメントしちゃいました(><))
      >> 続きを読む

      2019/07/18 by 澄美空

    • 美空さん
      この本が本当に面白くって興奮冷めやらぬ感じのレビューとコメントになっているにも関わらずあたたかなコメントいつもありがとうございますヾ(*・ω・)ノ゜

      下巻も最後まで読みましたよ~。
      最高でした><!
      >> 続きを読む

      2019/07/19 by chao

    • 評価: 5.0

      月うさぎさんの情熱入魂レビューにすっかり魅せられ、思わず手に取った「ウォーターシップ・ダウンのウサギたち」。
      本当に、ただただ素晴らしい本です!上巻読み終えて、まだ折返し地点にもかかわらず。

      兎に角、何というか。“下り”しかないジェットコースター、しかもドンドン鋭角に!と言えば伝わるでしょうか。下巻はひとまず上巻を読み終えてから、と思ってまだ注文していなかった先週の自分に、猛省しろと言いたいです。今すぐ読みたいのに!手元にない。。

      あらすじと凛々し過ぎる愛すべきウサギ達のことについては、ここで書くまでもありません。月うさぎさんの改訳新版、そして旧訳版の4つのレビューをご覧いただくのが、何より一番です。サンドルフォードに降り立つ前に。ウサギ達の世界に入る前に、ぜひオススメします。


      このウサギ物語には、「人生で大切なことが、色とりどりの宝石箱のように詰まっている」というのが率直な感想です。(くどいですが、まだ折り返し地点。)

      ひとまず今反芻していること。
      お互いの強みを尊敬できれば、もの凄いチームが出来上がること。
      無私の想いで助けられた者は、助けてくれた者を助けたくなること。
      リーダーの孤独と、未知に一歩踏出す勇気。
      「好事魔がさす」。困難であるほどに慎重・賢明なれど、順調・好調なればなるほどに、知らず知らずの自分の傲慢や過信が集団に災いを連れて来ること。
      生きるため、使命のため、知恵を絞って考え抜いて行動するという姿勢。それはもはや、それ自体が大きな能力であること。
      生きるとは、常に変化することを受け入れ、対応し、乗り越えて行くこと。

      ・・・なんだこの・・・ビジネス書!?人生の書は!?

      児童文学侮るなかれ、と思い知らされました。。。もちろん純粋に面白いのです。加えて、オトナ(というか経験を積んだ大きな子ども)になればなるほど、ウサギたちのエピソードひとつひとつが自身の経験と相まって、アタマと心に深く染みてきます。それはウサギ達が小手先のテクニックではなく、本当に命懸けで生きようとしているからでしょう。枝葉がそぎ落とされて、本質が読み手の内面を探ってきます。子供達がこれを楽しく読んで吸収するなら、実に多くのことを無意識に学ぶことになりますね。

      上巻の中盤~後半にかけて、本格的なウサギ達の闘争が始まります。読んでいる感覚は、初めて北方謙三の「楊家将」「水滸伝」「三国志」の大作シリーズを貪った時の興奮に似ていました。気概溢れる男たちの熱戦に、あと一章読みたい、寝たくない、気が付いたら次の巻を手に持ってて、あぁやばい明け方ぁぁ寝不足ぅぅぅ(泣)みたいな・・・。
      このウォーターシップ・ダウンも、そんなウサギの男気がムンムンです。

      あと、感じたことは、旧約聖書的な世界観が流れているのかな、ということでした。類似していると感じた符号がいくつか。
      エクソダス(出エジプト)。紅海の奇跡(モーセの海割り渡り)。脱出民達の不満・帰国願望と神への冒涜。それに対する災いの預言と成就。偶像崇拝と生贄の町。先住民との戦い。カナン(ユダヤ民族にとっての“乳と蜜の流れる地”。現在のイスラエル・パレスチナ)への入植。

      ナルニアや指輪物語など、欧米の児童文学の多くは多少なりともキリスト教の影響を受けていますし、本書でも使徒行伝やバンヤンの天路歴程が引用されているところを見る限り、そういう面はあるのかも。欧米では子供たちにとっての道徳が宗教と結びついているでしょうし、自然なことなのかもしれませんね。実際どうかはわかりませんが、大したことではありません。


      いずれにしても、すっかりウサギ達の虜になってしまいました。ウサギより軟弱な自分という人間を叩きなおしたい心境です・・!下巻が届くのが本当に楽しみ。
      どの子が“推しウサ”かは・・・全部読み終えてから決めたい♪

      読書ログを始めるまで、良い本は正直言って自分で探すしかありませんでした。結構当たり外れもあり、人生で読める本の数は限られているのに・・勿体ないなぁと思っていました。今回、真心のこもった素晴らしいレビューに出会えたことと、それを通してこの本と出会えたことに、大げさでなく感謝しています。
      私にとって、良い本と出会えることは、良い人と出会えるくらい、かけがえのないことです。

      さあ、折り返しだ!!
      >> 続きを読む

      2017/03/04 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • >chaoさん
      コメントありがとうございます!

      ウサギの世界、とても素敵ですのでぜひぜひ読んでみてくださいね〜^ ^
      単に楽しいというよりは、易しいようでいて生きる姿勢を問われる深いお話だと思います。
      ちなみに私はハマったので早く下巻が欲しかったですが、万一を考えて、念のため半分くらい読んでみてからでも良いかもしれません 笑
      (体感、3分の1過ぎた頃からジェットコースターが加速しましたので)
      >> 続きを読む

      2017/03/08 by すみはむ

    • いいなぁ。あの感動にこれから出会えるなんて!!
      エルアライラーの物語。最初はストーリーの進行上、多少邪魔に感じたりもしますが、ラストに生きてきます。
      読んで暫くは、自動車を見てフルドドだ!と心の中で呟いてしまうことでしょう。
      >> 続きを読む

      2017/03/09 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      人間以外の動物になってみたいと考えたことのある人はたくさんいらっしゃるでしょう。
      でも野原に穴を掘って暮らす小さなうさぎになってみたいと考える人はほとんどいないのでは?
      だってウサギは弱くて、いつでも食物連鎖の下の方にいて、怯えて暮らしているじゃないか。
      いいえ。それは大間違いです。

      ウサギの目線、ウサギの嗅覚、聴覚、考え方、言葉、文化、社会、神話
      ウサギ族は太陽の神、フリス様に祝福された、動物界一、ずるがしこくてすばしこく、
      勇敢でお茶目で、誰にも負けない繁殖力をもった動物で、
      だから決して滅びる事はないと保証された、地上最強の種族なんですよ。
      疑っていますか?
      ではこの小説を読んでください。
      きっと、あなたもヘイズルたちのファンになること疑いなし。
      早速ラビット族に仲間入りです。

      リチャード・アダムスの『ウォーターシップダウンのウサギたち』は彼の処女作にして
      1973年にカーネギー賞とガーディアン賞をダブル受賞という快挙をなしとげ、
      今なお、世界中に熱いファンをもつ、大ベストセラーです。

      冒険小説として面白いのみならず、動物学的にみたうさぎの暮らしぶりや
      英国の丘陵地帯の自然の細やかで情緒あふれる描写や、
      英国文学の歴史を踏まえた厚みを感じさせる構成、
      人間社会においても普遍的な鋭い洞察、キャラクターの魅力など
      どこをとっても第一級の文学と言ってよいでしょう。

      児童小説と侮るなかれ。
      ハリー・ポッターよりも面白いことは私が保証しますよ。


      主人公のウサギのヘイズルの一代記という形をとっていますが。
      全編冒険にあふれていて、わくわくとハラハラが止まりません。

      彼の一味に加わったウサギたちの面々も個性的でみな魅力的。
      私はビグウィグとブラックベリがお気に入りです。
      長ウサギとなるヘイズルの心の広さは、ウサギだけではなくネズミやユリカモメといった異種族との友情をも成立させます。
      彼の心のありかた、決断の仕方には、健気さと男気を感じます。
      リーダーシップに一番大切なのは、人から愛されることなんではないでしょうか。


      何度目かのアニメ化が計画されているという話だそうですが、あまりウサギ離れしたキャラクターを作らないでほしいものです。
      だって、この小説はウサギがうさぎらしいところが素敵なんです。
      無理だと思うけれど、実写こそこの映画にふさわしいと私は思うんですが。
      (それじゃあヒットしないでしょうね…)
      >> 続きを読む

      2017/02/01 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • 月うさぎさんがおススメしてくださったおかげでまた素晴らしい本に出会えました!感謝です。最近読書自体なかなかできずに、読書のワクワク感自体がとても久しぶりで本当に嬉しいです。

      あとうさぎ語を使ってみたくなるんですが(サーン状態とかシルフレイとか)、さすがうさぎ語でなかなか使うシーンがありません笑。

      まだ下巻があるので、読み終わったらまたレビューしますね^^
      >> 続きを読む

      2019/07/16 by chao

    • chaoさんの気持ちのこもったレビュー、読ませていただき感動です。
      うさぎ語、いいですよね。
      たしかに生活様式が違うので、なかなか使うチャンスがない
      残念( ´艸`)
      私のお気に入りはフルドドです。これは使えます。
      田舎の車なら特に、いかにもって感じしません?

      ライオンキングが実写に見まごうCG映画を作るようです。
      その技術があれば、いつか「ウォーターシップダウン」も映画になるやもしれません。
      ヒットが保障されなければ難しいかもしれないですが。
      ライオンキングなんかよりも数百倍いい話なんですからね~~~!
      >> 続きを読む

      2019/07/16 by 月うさぎ

    • 評価: 5.0

      ある日、ファイバーは村に災厄が訪れると予言する。ファイバーの予言を信じて兄のヘイルズは仲間たちを誘い、11匹のうさぎ達は住み慣れた村を捨て新天地を求めて冒険へ。

      行く先々で様々な苦難に襲われるが、うさぎたちは協力しあって乗り越えていく。勇気と優れた戦闘能力をもつビグウィグ、知能の高い参謀役のブラックベリ、語り部としての才覚を持つダンディライアン。どのうさぎも個性的で、それぞれの強みを活かして助け合っていきます。

      特にヘイズルは序盤では決断をするときに迷いや不安を見せていたのだけれど、話が進むごとに強いリーダーシップを見せるようになり仲間たちから絶大な信頼を得るようになります。そう、伝説の英雄うさぎエル=アライラーのように。そして短気なところのあるビグウィグの操縦が上手になっていきます(笑)

      ヘイズル一行は途中で立ち寄ったカウスリップの村のように成熟した文化をもたないのですが、そこを含めてまさに野生!という感じなんですね。キャラクター化されたかわいらしいうさぎではなく、野生に生きるうさぎです。野を駆け巡り、野花を食べ、敵と戦い、糞をする姿まで描かれます。

      そして、平和で安心した生活は与えられるものではなく、自ら勝ち取るものだという意識が当然のように彼らにはあります。 文化や文明が発展すると日常生活で生命が脅かされることが少なくなるけれど、カウスリップの村の出来事をみるとはたしてそれは単純に進化といえるのだろうかと思ってしまいました。

      また、本書では人間はうさぎ(動物)たちに災厄をもたらす存在として描かれます。そもそもファイバーの予言した災厄は人間の宅地開発によるものですしね。カウスリップの村で仲間入りしたストロベリのセリフにこんなものがあります。
      「動物は人間のようなふるまいはしない。戦わねばらないときには戦う。殺さなくてはならないときには殺さなくてはならない。自分は何もしないで、ほかの生きものの命をうばったりするようなことはしない。動物には動物としての気高さがある」(p407)

      うさぎの冒険譚と侮るなかれ。風刺や国家(共同体)のあり方まで描かれた重厚な物語です。そして、うさぎの細密な描写やうさぎたちの間だけで使われる専門用語、うさぎの神話を前にして、あなたもうさぎになりかけること間違いなし/(=╹x╹=)\
      >> 続きを読む

      2016/12/01 by

      ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」のレビュー

    • え~。ホント?私のコメントで読んで下さる気持ちになったの?!
      嬉しいよぉ~~(*´▽`*)
      ビッグウィグがもう、かわいくてかわいくてかわいくてね~~/(・ x ・)\
      >> 続きを読む

      2016/12/03 by 月うさぎ

    • ボートの三人男といい月うさぎさんには頭がさがります!

      ビッグウィグいいですよねー/(≧ x ≦)\
      下巻で突然狐に突っ込んでいったのは笑ってしまいしたが。
      ちょこまかとヘイズルの後についてくるピプキンも好きです!
      僕がイメージするうさぎ像に近いのです。
      >> 続きを読む

      2016/12/03 by けやきー


    最近この本を本棚に追加した会員

    10人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ウォーターシップダウンノウサギタチ
    うぉーたーしっぷだうんのうさぎたち

    ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚