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指輪物語

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 8,190 円
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    「指輪物語」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      【全ての冒険ファンタジー、RPGの源がこの作品だ】
       皆さんよくご存知の『指輪物語』を再読してみました。
       私は、学生時代に妹の本を借りて読んだのですが、自分の手元には『指輪』を持っていなかったのです。
       やはり、これは持っておくべき本だよねということで、大分前にこの三冊組の『指輪』を買ったのですが、「いつかまた読みたくなった時にゆっくり読もう」と考えて温存していました。

       新しく買い直すに当たっては、文庫でも良かったのですが、「どうせ手元に置くために買うのなら良い本にしよう」と欲を出してしまい、この三冊組大型豪華本を選んでしまいました。
       箱入りクロス装の大型本で、挿絵も大判のカラーでついていますので、満足感は十分なのですが、何せでかい、重い!
       持ち歩きは到底ムリですし、横になって読むのもなかなかしんどかったりします(^^;)。
      ま、愛蔵豪華本ということで。

       ストーリーは多くの方がご承知だと思いますが、自分の心覚えも兼ねておさらいしておきましょう。
       ホビットのビルボは、旅に出た際に、ゴクリという異形の忌まわしい者(とは言え、もとは普通のホビットだったのですが)が持っていた指輪を奪って持ち帰りました。
       この指輪は、指にはめると姿が見えなくなるという魔法の指輪でした。
       ビルボはこの指輪を時々はめてはいたのですが、徐々に指輪に自分が乗っ取られそうになっていきます。

       この指輪のことを知った灰色の魔法使いガンダルフは、その由来を調べ、それがとんでもない指輪であることを知りました。
       この世界(中つ国)には力を秘めたいくつもの指輪があったのですが、ビルボが持ち帰った指輪は全ての指輪を統べる最大の力を持った指輪だったのです。
       この指輪は闇の王サウロンによって作られたのですが、サウロン自身がこの指輪の力に取り込まれてしまい、闇の力に支配され、世界征服を始めてしまったのです。
       かつて、サウロンと他の種族達との間に激烈な戦いがあり、他の種族達は甚大な犠牲を払いながらかろうじてサウロンを倒し、その際、この指輪もサウロンの手から離れ失われていたのでした。
       それがめぐりめぐってゴクリの手に渡り、ゴクリも指輪の力に支配され、忌まわしい者となってしまったというのです。

       今、サウロンは再び力を取り戻しつつあり、この指輪を取り返そうとしていると言うのです。
       ガンダルフは、ビルボにこれ以上指輪を持ち続けているとお前も取り込まれると警告し、一刻も早く指輪を養子のフロドに託せと命ずるのでした。
       ガンダルフの言を容れたビルボは、再び旅に出ることにし、指輪を養子のフロドに託しました。
       そして、フロドはガンダルフから、「この指輪を滅ぼさなければならない。そのためにはサウロンが支配するモルドールの国にある火の山の『滅びの亀裂』に指輪を投げ入れる以外に方法は無い。」と教えられ、指輪を滅ぼすのはフロドの役割だと言われます。
       
       フロドは、そんな大それた役目を担うのは嫌でしたが、持ち前の責任感の強さから結局自分の運命を受け入れ、従者のサム、友人のメリーとピピンと共にホビット庄を旅立っていくのです。
      しかし、そんなフロド達一行には早くもサウロンの手が伸びていました。
       黒ずくめの装束を着て黒い馬に乗った九騎の『黒の乗り手』達がフロド達を追いかけ始めたのです。

       フロドら一行は先行したガンダルフとの合流を目指して旅を続け、ブリー村の宿屋に泊まったのですが、そこで『馳男』と呼ばれている男に出会います。
       馳男は、真の名をアラゴルンと言う野伏で、ガンダルフから指輪の話を聞いており、共に指輪を滅ぼすために力を合わせることを誓っていたのでした。
       そして、フロド達がやって来ることを知り、宿屋で待っていたのです。

       ここに力強い仲間を得たフロド達はさらに旅を続け、辛うじて黒の乗り手の追跡を振り切り、遂にエルフの王エルロンドの館にたどり着きました。
       そこにはガンダルフが待っており、また、様々な種族の代表が集まっていました。
       ここにおいて、エルロンドが主宰した会議が開かれ、指輪を滅ぼすための旅の一行が選ばれたのです。

       旅に出るのは指輪所持者のフロドとその仲間のホビットであるサム、メリー、ピピン。
       人間を代表してアラゴルンと武士のボロミア。
       エルフを代表してレゴラス。
       ドワーフを代表してギムリ。
       そして灰色の魔術師ガンダルフと決まりました。

       指輪の一行は指輪を滅ぼす旅に出たのですが、途中で通過したモリアという地下坑でオークの集団に襲われてしまいます。
       オーク達はバルログという魔物も引き連れており、一行を地下坑から脱出させるためにガンダルフがバルログと対峙して相討ちとなり、ガンダルフは奈落へと落ちてしまったのでした。

       ガンダルフを失った一行は、アラゴルンの先導により、エルフの里であるロスロリアンに逃げ延び、そこで一時の休息と物資補給を得ることができました。
       ガンダルフを失ったことは痛恨なのですが、旅を止めるわけにもいきません。
       一行はエルフからもらった舟に乗り、パレス・ガレンの芝草に着きました。
      ここで旅の目的地を決めなければなりません。

       人間の武士であるボロミアは、ここから近い西にある故郷のミナス・ティリスに向かい、そこで人間の軍と合流してサウロン軍と戦う道を選ぶことを主張します。
       さらには何故指輪を恐れるのかとも言います。
       確かに指輪がサウロンの手に渡れば恐ろしいことになるだろうが、今は我々の手にあるのだから、その指輪の力を使ってサウロンを打ち倒すべきだと主張するのです。
       しかし、フロドがガンダルフから言われていたことはそうではなく、モルドールの火の山に指輪を投げ込んで滅ぼすことでした。
       一行の行く先は指輪所持者であるフロドの決断に委ねられることになったのです。

       フロドは、考える時間が欲しいと言い、一人になりました。
       フロドの心はとっくに東のモルドールを目指すことに決まっていたものの、それを言い出せば旅の仲間たちを絶望的な旅の道連れにすることになるのを悩んでいたのです。
       ついに、フロドは自分一人で指輪を滅ぼす旅に出ることを決意し、誰にも告げずにモルドールへの道を歩き始めてしまうのでした。

       いつまで経ってもフロドが戻ってこないことから、一行は、フロドが一人で旅だったことに気付き探し始めます。
       しかし、フロドは、指輪をはめて姿を隠していたので誰もフロドを見つけることはできずにいました。
       ただ、サムだけは考えたのです。
       フロドは必ず東に向かうはずであり、そのためには舟が必要だ。
       舟を置いてある場所に必ずフロドは現れるはずだと。

       その通りでした。
       姿の見えないフロドにより川に引き入れられていく舟が見えたのです。
       サムは舟にしがみつこうとしましたが川に落下してしまいます。
       これに慌てたフロドは、舟を川岸に着けサムを引き揚げたのでした。
       そうまでして自分の後を追ってきてくれたサムに、フロドは感きわまり、サムだけは連れて行くことを承知し、二人は一行から別れてモルドールへの道を辿り始めるのでした。

       ここまでが、第一部『旅の仲間』の粗筋になります。
       次は弟二部『二つの塔』へと続きます。
       ゆるゆると読んでいきますので気長にレビューをお待ちください。
      >> 続きを読む

      2020/05/06 by

      指輪物語」のレビュー


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