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フォントのふしぎ

ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?
5.0 5.0 (レビュー1件)
著者:
定価: 2,100 円

欧米で撮った写真270点とコラム70本でひもとく知られざる欧文フォントの秘密。

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    「フォントのふしぎ」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      面白くって、ニヤニヤしながら読みました。写真が多用されているので、読んだというか見たというか。著者がドイツ在住の欧文フォントデザインの仕事をしているので、主に西洋の街の写真がメインです。街角の看板とかお店のロゴとかの写真を載せて、「ここで使われているフォントは○○です」と説明してくれる本。めちゃくちゃ楽しいです。

      欧文フォント(デジタル)のルーツとして、古代遺跡の碑文と銅版印刷があるというのが、言われてみればなるほどという感じ。本では触れられていませんでしたが、銅版印刷は聖書のカリグラフィーと関係ありそうですよね。あの飾り文字!
      国によって文字の装飾の仕方がちょっと違うというのも面白かったです。しかしいろんなフォントがありますね。楽しい。

      この本は欧文文字だけでしたが、日本語か、漢字圏のフォントの話を、だれか書いていないかなぁ。是非読みたいです。


      ここからは私がこの本を読んで想像したことなので、根拠も何もない、個人的な感想の一部となります。

      日本の漢字フォントはおそらく寺の仏典に依存すると思うんですが(身近な権威)、日本で活字が始まったのは大正あたりではないか?博物館で地方史とか見てると、役所の戸籍とかが活字になるのがだいたい大正あたりなんですよね。実際に漢字の活版がされたのが明治あたりでしょうか?江戸の浮世絵は文字部分も彫って刷ってると思うので、手書き文字ですよね、たぶん。明朝体とかは仏典の字に似てるのでそっちに寄せてると思うんですが、ゴシック体は何なのだろう。
      しかし仏典も日本に来たのは中国経由だから漢字なだけで、もとはサンスクリット語あたりのはずなので、中国の漢字の権威(高級感)はどこから来るのだろう。やはり王羲之などの書道の大家だろうか。彼ら書道家はたぶん昔の巻物とかを「美しい文字」として認定しているはずで、たぶんそういう権威があるのだろう、詳しく知らないけれど。
      でもなんとなくどういう書体が「高級っぽい」かは理解できる、漢字圏の民族として。

      …という感想を忘れないように一応書いておきますが、どこかで答えあわせできたらいいな。
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      2017/09/09 by

      フォントのふしぎ」のレビュー


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