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他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)

3.2 3.2 (レビュー4件)
著者: 片田珠美
定価: 799 円
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    「他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      世の中にある一定割合存在する攻撃欲の強い人の心理構造とその攻撃手法、対処策について書かれている。攻撃欲の根底には支配欲があるらしく、攻撃の目的は他者の幸せを破壊し、無価値化する事で自分の価値を高める事なのだそうだ。また攻撃されやすい人にも傾向があり、攻撃者はそういう人を嗅ぎ分け標的に選ぶとの事。
      以下、備忘録。
      ・無自覚に悪意に気付かずに攻撃するタイプもいる。
      ・自分が攻撃ターゲットになっている事に気付きづらい事もある。
      ・周囲に無能なイエスマンを集めて要塞を築く。
      ・罪悪感を抱かせる達人、被害者ヅラをするのが上手い。
      ・自分が正しいと思い込んでいて内省しない、非難に動じない
      ・自己愛が強く他者は無価値、他人を無価値化して自分の価値を保つ
      ・贈り物で心理的負担を与える(これは影響力の武器の返報性の原理と同じ)。
      ・実は自己愛が、傷付きやすい、ストレス耐性が低い。
      ・攻撃欲の強いひとは自信がなく指摘されたくない弱点を持っている、恐怖を抱いている。それを見つける為に観察する。
      ・攻撃欲の強い人は変わらない事が多い。理解してくれると思うのは甘い幻想。目的は破壊だから。諦めるとは、明らかに見る事でもある。
      ・要求を明示せずほのめかす事に対して、気付かないフリをする。必要な場合は明確に質問する。反撃も必要。
      ・他人の幸福が羨ましくて許せないという心理を知る。
      >> 続きを読む

      2017/06/21 by

      他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)」のレビュー

    • 評価: 2.0

      思わず手にしたくなる素晴らしいタイトル。内容はというと、作者がフラットなものの書き方をするのに編集構成がフラットに文章を出してしまっていてメリハリがないのが残念。もう少しスジをたててあげて、途中に内容を補完するような統計データなどがあると、読みやすいと思いました。ダラダラと事例を書きつづっている印象を除けば、読者が知りたくなる内容はつまっている感じ。もっと面白くなるよなぁ、と思いました。

      2015/02/14 by

      他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している・・・・


      「一般に周囲の人を脅したり、恐怖を与えたりするのは、自分自身が他者を恐れているからである。少なくとも、通常のやり方では他人を自分の思い通りに動かすことはできないと感じているからこそ、恐怖に訴えようとするわけである。このような姿勢それ自体、自信のなさや無力感の裏返しとも言える。自分に自信がなく、周囲との信頼関係を築くこともできず、不安にさいなまれているせいで、自分のほうが優位に立って相手を支配できるように、震え上がらせたり、振り回したりするのである。
      このことをきちんと認識して、攻撃欲の強い人は実は臆病な意気地なしなのだという視点から眺めることが必要である。」(p179)

      その通りですね。怒る人(攻撃する人)は気の毒なのです。

      ではどう対処するか。

      「攻撃欲の強い人に支配されて振り回されている関係から早く脱出すること」

      そのためには、まずは観察。
      「耳をすませながら、悪意を含んだほのめかしや挑発にも一切応酬せず、沈黙を守る。挑発に乗ってはいけない。」
      ・・・いいと思う。
      でも、「一連の挑発を冷ややかなまなざしで見守るべき」・・・これは少し異論がある。
      できれば”冷ややかな”まなざしではなく、冷静に、慈悲喜捨のまなざしで見守りたい。(気の毒だなあ、苦しいだろうなあ、あなたももっと強く、楽になれたらいいんだけどなあって・・・)。明らかな悪意があれば”挑発”と言えるかもしれないけれど、正しいと信じてやってる場合は”挑発”とは言えないしね。
      やられたこちらも悪意をもって見るのなら、自分も攻撃欲の強い人と(やるかやらないかの違いはあるにせよ、心理的には)そう変わらないということになる。同じようになっちゃ元も子もない^^;

      「ちゃんとした話し合いがいつかはできるようになるだろうなどという淡い期待は、早めに捨てた方がいい」
      これもそうかもしれない。”話し合い”ができれば、そんな楽なことはない。けれど頑固に自分が正しいと信じている人や自分の弱さを見せたくないという人は、まともに話し合いなどに応じたりしない。
      だから自分が何とかして相手を変えよう(自分に変える力がある)などとは思わない方がいい。それは無理なこと。問題は、相手の人間性なのではなく、今起こっている事柄と捉えて目の前のことに対処する方がいい。だから、
      「なぜそれを私がしなければいけないのですか」「その話が事実だという根拠はどこにあるのですか」「なぜ、それを私に話すのですか」 などと、穏やかに質問するのはいいと思う(まあ、自分の都合のいいように答えるか、うるさいと言って逃げるか、逆ギレするかだろうけど、気にすることはないよ)。で、不可能なことは不可能だと伝える。ワタシにはそんな力はありませんって。

      「根性曲がりにつける薬はない」
      これにも、少し異論が・・・
      つける”薬”はあるのです。ただ、この薬は”自分で”つけなければ効かない。人がつけるわけにはいかないのです。 残念ですが、本当にお気の毒ですが、人の言うことに耳を傾けられない人にはどうしようも手がない。
      じゃあ、本人が気がつかないうちに、自分で薬をつけようという気になるような手だてはないのか。
      自分は悪くない、周りが悪いと思っているのだから、自分をどうこうしようなどとは考えないだろう。

      事態は自分次第でよくなるんだという事例を見せ続ける?でも見たくないといって見ない?見ても自分流に解釈してしまっては意味がない?
      それでも、いつか気がつくという可能性がまったく”ゼロ”ではないのです。現実を客観的に冷静に見る(あきらめる=明らかに見る)ことは大事だけど、希望を捨ててしまうことはないと思います。

      「最良の解決策は、できるだけ避けることである」「できるだけ話さないようにするしかない。ただし、表面上は、礼儀正しくしておくべきである。・・・当たり障りのない話題にとどめておいて、深入りしないことだ」
      「攻撃欲の強い人に依存しなくてもやっていけるだけの力をつけておくことが必要」(他人になれる人なら、事態が悪くなってどうしようもないと思ったら関係を絶つことも選択肢のひとつだね。それがお互いにとっていい場合もある。)

      当然、どんな場合もどんな人に対しても礼儀は大事です。(表面上だけでなくね・・・)



      まあ、お釈迦様の教えを学べばいい。
      それほど違う(目新しい)ことはなかったけど、相手ではなく自分が変わる(賢くなる)ことというのは、やっぱりそうだよなあって思いました。
      この世にはいろんな人がいます。(自分を含めてね)
      >> 続きを読む

      2014/09/17 by

      他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)」のレビュー

    • 他者を認めたり、褒めたり、受け入れたりできるのは、自分自身を認めてあげられてないとできないと思います。
      まずは、自分が認めてあげられる自分になる努力が大事なんでしょうね。
      >> 続きを読む

      2014/09/17 by RAY-ROCK

    • 冷静で思いやりの視点を感じました。攻撃する人を批判するのは簡単ですが、何も解決しませんしね。本の内容よりレビューが参考になりました。 >> 続きを読む

      2018/02/02 by チルカル

    • 評価: 4.0

       実に胸糞悪くなる本である。

       もちろんこの本が悪いというわけではない。むしろ逆で、よく出来ている本だと思う。

       問題は内容だ。タイトルにも示されているように「他人を攻撃せずにはいられない人」が本書のテーマである。

       この本を読んでいると、特定の人間が何人かチラチラと頭を過る。

       そして過去のあのイヤな記憶が思い出されてきて吐き気がする。そうだ、奴は人を攻撃せずにはいられない人物だったのだ。口を開けば他人の悪口。正当な評価など聞いたことが無い。人に対してはマイナスの評価ばかりしているくせに、自分に対する評価はやけに甘い。そして責任転嫁。

       以前、同じPHP新書で『パーソナリティ障害』(岡田尊司)という本も読んだのだが、わりとその内容にも通じるものがある。本書はそのパーソナリティ障害の中でも、特に攻撃性に特化した人物を解説したものなのだろう。

       攻撃性の強い人物から身を守ることは容易ではない。現に筆者は病気を患ってしまった。心療内科の受診がもう少し早ければ、という後悔もあるけれど、今は効果的な復讐の計画を立てることで密かに生きる希望を見出している。
      >> 続きを読む

      2014/09/02 by

      他人を攻撃せずにはいられない人 (PHP新書)」のレビュー

    • 人を攻撃するのは自分の弱さを隠すためなんですかね。どういう心理なのだろうかというところも本で説明されているのでしょうか。 >> 続きを読む

      2014/09/02 by tomato

    • 平和主義の私にはとても考えられません…(>_<)

      2014/09/02 by マカロニ


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