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ぞうのボタン-字のない絵本-

字のない絵本
4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: うえののりこ
定価: 840 円
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    「ぞうのボタン-字のない絵本-」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      ぞうがいます。おなかにボタンを4つつけています。
      そのボタンをはずすと…?

      最初にこの本を見た印象は、とてもシュール、そして     
            「怖っ!!!」   でありました。

      かわいい。おもしろい。意外性がある。
      でもわたしにはちょっと気持ち悪かったんです。
      う~~ん。
      何か、死を感じたというか…。

      でもインパクトがあったことは確かで、トラウマのごとく、記憶に刻まれましたね~(^^)


      実は「ELPHANT BUTTONS」というタイトルで日本より先に、アメリカで出版されていた本です。
      日本で大手出版社に持ち込んだところ、散々な扱いを受けたそうです。
      それで大胆にもニューヨークに持っていったのだとか。

      だから、この「ぞうのボタン」は逆輸入本です。

      おそらく「ねずみくんのチョッキ」が人気になったことにより、
      この本も日本で日の目をみたのでしょう。

      そういえば、両方とも大手出版社から出てはいませんね。


      子供に媚びる絵本ではありません。

      こういう作家の個性がはっきりしている本は、日本では確かに珍しいです。
      ブラックユーモアに近い展開、不思議な表情、生命感とぬいぐるみ感の
      微妙な交錯などが見て取れます。

      字のない絵本なのでごく小さいこども向きとされていますが、
      この皮肉なシュールさには大人でも、いえ、大人の方が衝撃を受けるはずです。
      そう、大人は常識を生きているから、子供にとって気にならないことも
      大人にはとても考えられないことだからです。

      『本は、楽しく、明るければいいものではなく。楽しみながら、考える、テーマのあるものが良いと思います。
      私は、そのような絵本を目指して作っていきたいと思っています。』
      上野さんの言葉より。


      【おまけ】
      このお話にもねずみはでてきますが、そして、私はそれを「ねずみくん」だと思っていたのですが、
      (こちらを先に読んでいたもので…)
      作者曰く、別ものだそうです。
      >> 続きを読む

      2013/06/30 by

      ぞうのボタン-字のない絵本-」のレビュー

    • iceさん
      ボタンは押すもの?!なるほど。
      大人であればあるほど、自分の脳内にある既成概念に縛られますね。
      しかし、言葉でイメージするものって、そんなシンプルなものでさえ
      こんなもに違うのですね。
      絵が伝えるメッセージとは実はとても有能なものかもしれません。
      >> 続きを読む

      2013/07/01 by 月うさぎ

    • tadahikoさん
      表紙の絵のぞうのおなかに注目↑
      このボタンをひらくと、中から… という展開なんですが、

      これはマンガチックではなくて、シュルレアリスムなんですよ。
      非現実を見せられて一気に絵は記号化し、深層心理に働きかけて…
      オーバーにいうとね。そんな風です。
      >> 続きを読む

      2013/07/01 by 月うさぎ


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