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二度寝で番茶

4.5 4.5 (レビュー2件)
著者:
カテゴリー: 評論、エッセイ、随筆
定価: 650 円
いいね! Tukiwami

    「二度寝で番茶」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      夫婦脚本家・木皿泉の二人が、家族や孤独、犯罪や愛、執筆やお笑い…
      様々なことを語りあってるエッセイ集。ほぼ二人の対談形式で構成されている。
      やっぱりおもしろい。
      ついつい読み返したくなる言葉なんかがちらほらあって。
      家族関係について「家族は仲良しじゃなきゃいけないなんて大間違い」とか
      愛について「この世に愛はない」とか
      意外とドライな考え方の二人。(話しの前後にもろもろあっての発言ですが)
      でもって、悩みそうなことにブチ当たっても
      「まぁ、それもいいじゃん」みたいに捉えて吸収しちゃうのが
      この人達の魅力なんだろうと思う。ぜひ読んで感じて欲しいもんです。

      ところで昔『セクシーボイスアンドロボ』という木皿泉脚本のドラマがあって
      ドラマの最終回の反響について書かれているんだけど、へ〜と思った。
      〜 最終回で登場人物が特に理由もなく別れていくのが、若い人たちに納得してもらえなかった…(中略)いつでも会えると思っているうちに理由もなく遠ざかってしまうというのは、私達の世代ではよくあった話しなんだけど、今の若い人達にはありえない話しだと言うんですよ。(中略) みんなケータイ持ってるから、その気になればすぐに連絡取れるんです。つまり自然な別れはないんですよ。別れる時は意図的なものしかないわけです。 (贈る言葉) 〜

      ポケベルや携帯が普及し始めた頃、
      「なんだかいつも縛られているようで持つのが嫌だ」といか言う人多かったな。
      “当たり前”と“当たり前じゃない”の年齢ボーダーラインって色んなところにある。

      >> 続きを読む

      2015/04/21 by

      二度寝で番茶」のレビュー

    • へぇ~、対談形式のエッセイって珍しくないですか? ぼくが知らないだけ? これ、とても面白そうです。 >> 続きを読む

      2015/04/21 by 素頓狂

    • >素頓卿さん
      脚本の創り方も掛け合いの様にアイデアを出し合うみたいですが、
      めずらしですよね。

      >akagumiさん
      木皿泉さんは脚本家なので出版物が少ないのが難点です。
      セクシーボイスアンドロボは元々漫画みたいで、未完だそう。
      木皿泉さんの作品は松山ケンイチ主演のテレビドラマです。
      視聴率は低かったけど私は好きでした。第4話が放送中止になったので
      dvdで観たいのですが、うちの近所のTSUTAYAではレンタルしてません(泣)

      >> 続きを読む

      2015/04/21 by achiko

    • 評価: 5.0

      今年また、新しい作者に出会えた。
      既に知る人ぞと知るという方なのか解りませんが、私にとっては嬉しい出会い。

      木皿泉さんは、夫婦で共同執筆の脚本家。
      夫・和泉努、妻・妻鹿年季子さんのお二人で、
      2003年に「すいか」で向田邦子賞を受賞されているらしい。

      エッセイといいながら、二人の対話の形で進められる。

      他愛のない題材ながら、そこには物事へのこだわり、生きるとはなんぞやまで、
      二人の会話のやりとりの中で、軽妙な言葉で語られる。

      羨ましいぐらいのパートナー、社会派の漫才師のごとく二人の会話は活きている。



      例えば“笑い”についてでは、

      かっぱ(妻):テレビも寄席みたいになればいいと思いますね。
      大福(夫): 寄席は、何でもありですからね。退屈なものもあったり。
      かっぱ: でも、通ううちにそーゆー退屈なのが好きになったりしてね。
      大福: テレビは粒ぞろいのスターばかりだから、価値観が平板になってしまう。
      かっぱ: 下らないのも流すべきですね。おっ、コイツいけるんじゃないかって、
      見てる人に見つけてもらう。
      大福: 笑うものぐらい、自分で決めたいです。

      いいね、二人で追い打ちかけるように
      こんな会話ができる仲間が常に傍にいるなんて、羨ましい限り・・・・。

      “老いのの実感”では、

      大福: ゴボウとか高野豆腐のおいしさがわかるようになりました。
      かっぱ: その程度ですか。
      (略)
      大福: それから、運命というものを重く感じるようになりました。
      かっぱ: えっ、今まで軽かったんですか?

      ほんと、重いのか軽いのか解らないはなしが続く・・・・・。
      落語でもそうですが、会話って終わるか終わらないうちに相手が話し出すんですよね。

      そんな、リズム感のイキイキ会話が続く。



      実は、木皿泉さんを知りたくて、

      今日、KAWADE夢ムック 文藝別冊「木皿泉~物語る夫婦の脚本と小説」を買ってきて
      過去の作品はと最後の作品一覧をみると、なんと一番最初に「新・やっぱり猫が好き」
      うれしいな、あの小林聡美さんつながり・・・・好きなものがどんどん集まってくる。

      「読書ログ」との出会いによって、好きなものが拡がるような、
      はたまた深みに落ちていくような、
      この半年でおます・・・・・・・・。
      >> 続きを読む

      2013/10/28 by

      二度寝で番茶」のレビュー

    • この表紙って!!と薄味ツッコミを繰り出そうとしたら、ごまめさんに先制攻撃されてましたーw

      >かっぱ: 下らないのも流すべきですね。おっ、コイツいけるんじゃないかって、
      見てる人に見つけてもらう。

      誰か早くみつけてください・・・w
      >> 続きを読む

      2013/10/29 by makoto

    • >makotoさんの得意のツッコミの前に、先制攻撃で敢てコメントさせていただきました。・・・・・えへっ。

      さすがごまめさん…!!
      なんか感動しました(笑)!!
      >> 続きを読む

      2013/10/29 by ただひこ


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