こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

美少年尽くし (平凡社ライブラリー)

3.0 3.0 (レビュー2件)
定価: 1,296 円
いいね!

    「美少年尽くし (平凡社ライブラリー)」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 3.0

       女性の視点からちょっと揶揄しながら述べているのが面白いですね。
       都会の洒落た伊達男は女じゃなくて美少年を侍らせるのがイキだ、っていう主張をする都会男たちのくだりが面白かったです。男色なのか、結婚するのか。男色にたいして、男女の恋愛で対抗するかと思いきや、やっぱり男女関係には、結婚と子孫残し、が入って来るところが、当たり前といえば当たり前だけど、なんだか不公平だなぁ、と思いますね。
       枯れてしまう束の間の存在だから、若い美男子は価値がある、のでしょうか。美男子を愛でるのは、桜の花をめでるのと同じ、ような気もします。
       でも、実際上の男色を紐解けば当然、美男ばかりではない、男同士の愛だって存在しますよね。こっちには、日本人の武士魂、みたいなものが関わっている。いわゆる忠義、主君と家臣の関係。どこからが愛なのか。身体の関係を持てば愛なのか。それだけとも言えないと、思いますけどね……。私には、武士の世界にはかなり、男性どうしで愛があったと感じられます。だからこそ、うーん、今で言う、男女間の恋愛が存在するヒマがなかった、と。
       だけど、いわゆる歴史に名前を残す武士だって、ふつうに奥さんや子供がいて、みたいな事実が、お墓を見るとわかるわけですよね。そうすると、やっぱり、今よりもずっと、男社会で、女って子孫を残すための存在だったのかなぁ、って思ったり。それが現代より劣っているとか、男女不平等だとか、そんなふうには思いません、私は。実際問題、女性って、肉体的に男性とかなり差があって、たとえば、戦に出るのに適してるのは男性ですからね。そういう武士たちの世界での、女性ってものの立ち位置、あるいは、愛だの恋だのっていうものの意味合いは、気になるところです。

       本書ではそこまで奥深くまではわかりませんが 男色や武士に関心があって、わりと気軽に読んでみたい人にはいい一冊だと思います。
       
      >> 続きを読む

      2017/04/04 by

      美少年尽くし (平凡社ライブラリー)」のレビュー

    • 評価: 評価なし

      夕刊で見かけた本のタイトルを忘れて、その新聞のサイトなら載っているかも…と探していた時、何かの紹介の中にこの本がありまして。
      何よりも、タイトルにヤラレました。探していた本のことを忘れたくらいのインパクト。

      日本の中世、近世の文学を参照しながら、当時の風俗等も絡めて男色について検証しています。
      武士の在り方と男色の関係とか、なるほどーと思わず感心。
      語り口も軽い感じで、さらりと読めるのだけれど、最後がちょっと中途半端で物足りなかったかも。

      2015/07/04 by

      美少年尽くし (平凡社ライブラリー)」のレビュー

    • > 何よりも、タイトルにヤラレました。探していた本のことを忘れたくらいのインパクト。

      確かに強烈なインパクトです...
      >> 続きを読む

      2015/07/04 by ice

    • >武士の在り方と男色の関係とか、なるほどーと思わず感心。
      要するにお稚児さんってそういうことですよね。
      信長も有名ですよね。
      江戸時代の小説にも多いし。
      今は薔薇族っていうけれど日本ではもともとバラじゃなく菊です。
      なんか即物的で卑猥ですね。
      この本の表紙もとても卑猥な感じです。イメージが。
      >> 続きを読む

      2015/07/04 by 月うさぎ


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    美少年尽くし (平凡社ライブラリー) | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本