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-リアルRPG譚- 行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 春間 豪太郎
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    「-リアルRPG譚- 行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      親友がフィリピンで行方不明になった。探しに行ってくれないか。
      親友の父親からの依頼が、著者が海外に出るきっかけだった。

      冒頭に記された親友探し、次章のエジプトの砂漠をラクダで旅をする
      野望(?)は著者がモロッコへ行く前奏曲と言う感じ。

      そして、モロッコなのである。しかもロバと一緒の徒歩旅行だ。
      もうタイトルだけでやられるでしょう。読むしかないしょう、
      こんな大胆な冒険談は。

      大胆にして繊細とでも言おうか。結構、下調べや準備は万端に行って
      現地へ赴いているんだよね。そりゃ「行商人になってみたいっ!」
      なんて思い付きで出来るようなもんじゃないよな。

      旅の間の友となるロバを選ぶところから、著者の動物の対する愛情
      や優しさが分かるんだ。

      「モカ」と名付けたロバとの旅の途中、荷車の下に住み着いた子猫
      「ラテ」、卵かけご飯が食べたいと現地調達した鶏「ブラック」と
      「カプチーノ」、立ち寄った村で仲良くなった村人からプレゼント
      された鑑賞用鳩の「ウィンナ」、そして増えた動物たちの用心棒
      として犬を購入しようとして紆余曲折あって一向に加わった子犬
      の「プレッソ」。

      著者が「コーヒーキャラバン」と名付けた一行は、行く先で大歓迎
      されたり、はたまた邪険にされたりしながら最終目的地を目指して
      モロッコの地を進む。

      著者が出会った人々は概ね寛大で、ロバと一緒に徒歩旅行をする
      酔狂な外国人を受け入れてくれる。そして、著者本人が知らぬ間に
      SNSに写真が出回りモロッコでは有名人になっていた。

      日本国内でのほほ~んと暮らしている私にとっては非日常だよな、
      こういう冒険は。憧れるけど、真似は出来ない。

      旅を共にした動物たちのとのお別れのシーンには図らずも涙が
      出た。旅を終えた後の動物たちの処遇まで考えてなきゃ、この
      ような冒険は出来ないと感じた。

      著者の語学力、コミュニケーションズ能力にも目を見張るものが
      ある。次作があるのであれば、また読んでみたい。

      尚、フィリピンでもエジプトでもモロッコでも、著者は同性愛者
      に好かれている。ご本人に自覚はないのかもしれないか、何かその
      ような人たちを引き寄せる魅力も持っているのかも?

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      2018/04/16 by

      -リアルRPG譚- 行商人に憧れて、ロバとモロッコを1000km歩いた男の冒険」のレビュー


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