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隣の家の少女

4.3 4.3 (レビュー2件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 720 円

1958年の夏。当時、12歳のわたし(デイヴィッド)は、隣の家に引っ越して来た美しい少女メグと出会い、一瞬にして、心を奪われる。メグと妹のスーザンは両親を交通事故で亡くし、隣のルース・チャンドラーに引き取られて来たのだった。隣家の少女に心躍らせるわたしはある日、ルースが姉妹を折檻している場面に出会いショックを受けるが、ただ傍観しているだけだった。ルースの虐待は日に日にひどくなり、やがてメグは地下室に監禁されさらに残酷な暴行を―。キングが絶賛する伝説の名作。

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    「隣の家の少女」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

       ナブコフの『ロリータ』から始まった今年の読書テーマは「アウト」でした。倒錯的な魅力をいろいろと求めてきましたが、最悪の劇薬小説として名高い本作で今年の締めとしたいと思います。


       本作の最も恐ろしいところは、その小説としての上手さです。

      「苦痛とはなにか、知ってるつもりになってはいないだろうか?」という印象的な一行目から、そして、ほのかな恋の始まりを感じさせる導入部から……私は完璧に物語に引き込まれました。気づけば私は登場人物の一人となり、共犯者として事件に関わっているのです。

       本作を読むと気付かされます。狂気というものは誰の中にもあるのだと。ただ外に出るか出ないかというだけの問題なのだと。

       隣家というのは絶妙な距離感です。地理的に最も近い社会とも言えるそこは、格好の好奇の的です。しかし、そこで起こる異常は、もはや他人事ではありません。狂気に対して少しでも興味を抱いたとき、もうその人自身も狂気をはらみ始めているのではないでしょうか。

       嗜虐性・残虐性・猟奇性といった単語が、決して耳慣れないものではないことの意味を考えさせられます。

       とんでもない一冊です。「読むなよ! 絶対読むなよ!」というのはフリではありませんでした。「最悪」というのはまさにその通りです。しかし、スゴい本であることは間違いありません。
       そして最後に一つ、年の締めに読むような本では絶対にありません笑
      >> 続きを読む

      2015/12/31 by

      隣の家の少女」のレビュー

    • あさ・くらさん、今年もよろしくお願いします☆

      この本は絶対読めない!と思って、最後までネタバレを読んでしまいました。。
      それでも気になるんですよね。
      あさ・くらさんのレビュー読ませてもらって書店で一度手にとってみました。
      なんだかんだ言いながら、いつか読んでしまうような気がします。笑

      テーマ読書、かっこいいです!
      >> 続きを読む

      2016/01/08 by あすか

    • >あすかさん
      こちらこそ、よろしくお願いします!
      とあるブログで本作を知ったので、実のところ内容はあるていど把握していたのですが、それでも苦しめられました。
      巻末でスティーブン・キングが絶賛していましたが、実は未読の人への罠なのかもしれません笑

      テーマ読書はオススメです!
      >> 続きを読む

      2016/01/11 by あさ・くら

    • 評価: 5.0

      後味の悪い話、心が抉られるような話が大好きになったきっかけがこの本。自分のようなマゾには病みつきなった。主人公は傍観者設定ってところもやらしい。何も出来ない無力感をこれでもかと味あわされる。
      実際の事件がモデルになっているって聞いて調べたらWikipediaに載ってた。もうそれ読んでるだけでだいぶつらい。あ、先に小説の方を読んで下さいね。楽しみが半減してしまうので。

      2014/02/07 by

      隣の家の少女」のレビュー

    • 後味の悪い話は嫌いじゃないのですが、実話が元って衝撃大きそうです・・・

      2014/02/08 by ただひこ

    • いやぁ・・・読後感は悪いですよね。

      子供の無力感とあわせて、読み手の無力さも
      味わう、不快な内容の作品です。

      しかし、それだからこそケッチャム作品の中でも
      『オフシーズン』や『黒い夏』以上に
      変な吸引力を秘めた作品でもありますが
      ただ、本当に、とても人を選ぶ作品だと思います。
      >> 続きを読む

      2014/02/08 by きみやす


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