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上巻ですでに犯人二人が逮捕されているのでどうなるのか、ドンデン返しはあるのか期待して読みました。取り調べ、事情聴取、現場検証、犯人二人の子供時代。一人はやくざ関係の家庭環境で両親は覚せい剤で捕まり、祖母に育てられた子供。もう一人は両親が教師で凄く勉強熱心でその反動で非行に走り、犯罪を繰り返す。裁判と留置所の生活や心情がずっと続きます。そうこうしているうちに、犯人の一人がもともと歯痛からの膿で手術をしていたが、癌になり死亡した。そのことをもう一人の犯人に合田はハガキで知らせた。それをきに文通が始まった。ハガキの内容で今なにを考えているか躁か鬱かわかる。最後は死刑ですが合田もさほど活躍せつドンデン返しもなく、たんたんと進んでいく。全体的に重い作品です。 >> 続きを読む
2016/06/03 by rock-man
「冷血」のレビュー
最後は死刑ですか。ただ単にタイトルを真似ただけかと思いましたが、トルーマン・カポーティを目指した小説だったのですね。あれは、ノンフィクションだから凄いはずなのに…。 >> 続きを読む
2016/06/04 by 月うさぎ
月うさぎさんコメントありがとうございます。元祖のトルーマン・カポーティは読んでいないのでそのうち読みます。 >> 続きを読む
2016/06/04 by rock-man
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レイケツ れいけつ 冷血 | 読書ログ
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