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劉邦(上)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 宮城谷 昌光
定価: 1,728 円
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    「劉邦(上)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      人間をタイプ別に仕事的に分類するとすれば、「指導者」と「専門家」と「その他」に分かれる。この劉邦こそは、生まれつきの「指導者」であるように思える。

      では、劉邦の指導力とは、なにか。この本の読み方として、このヒントを見つけるために、読んでみるのみいいだろう。

      中国の古典にありがちな伝説的な継承部分もあるのだが、要約的にまとめてみれば、「命がけで信義を実践しようとする志をもっており、物事には現実的に対応して、他人をよく見極める」ということだろう。

      巨大工事のための人夫に脱走されて窮地に陥った劉邦であるが、部下たちを引き連れて隠れる。だが風雲急を告げる天下は劉邦を放っておかない。

      【このひと言】
      〇この世でもっとも尊敬できる人物は、信陵君のように、「士をよく知る人」である。士とは、いのちがけで信義を表現する者である。
      〇「よいか、自分が願ったことを、信じるのだ。その願いが強ければ、かえって苦しむことになるが、苦しまなければ、願いはかなわないともいえる。だから強く願うことも、苦しむことも、畏れてはならない。半年後に帰ってきたときに、心の成長もみたい」と、かれはにしてはむずかしいことをいった。
      〇劉邦がもっとも不快感をおぼえるのは、礼楽である。礼は礼節、楽は音楽である。礼は人の挙止進退だけでなく精神をも縛る。いわば自由を奪うのが、礼である。
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      2017/04/09 by

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