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劉邦(中)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 宮城谷 昌光
定価: 1,728 円
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    「劉邦(中)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      組織人の運と不運は、組織の中で誰と出会うかという運命による。大企業でいえば、みな優秀な大学を卒業してるのだから個々人の能力差などない。自分の能力を引き上げてくれる上司との出会いという幸運もあれば、その逆もある。

      「のちのことを想えば、劉邦軍には異才が多かった。が、人の才能は、人との出会いによって活かされもし、殺されもする。」というのは、まさしくその通り。わたしも殺されたうちの一人だ。

      劉邦によってその才能を開花させた男たちは幸運であり、その部下の力によって数々の難局を乗り切っていく劉邦という男はマネジメントの本質を理解していた男だったのだろう。

      【このひと言】
      〇「戦場で戦功を樹てた者に与える賞がない。秦が作った級とは、便利なものだな。銭や物を与えるかわりに、級をあげてやればよい。制度とは、そういうものか、とよくわかった」
      〇---こやつは、たいした男だな。と大いに感心した。義侠ということがわかっている。侠とは、勝敗を考えず、弱者を助けるために強者と戦うことである。
      〇のちのことを想えば、劉邦軍には異才が多かった。が、人の才能は、人との出会いによって活かされもし、殺されもする。たしかに劉邦の近くにいる者、軍の中核にいる者は、豊邑とハイ県を出身地とする者が多かったが、劉邦はかれらを偏重しすぎて軍の風通しを悪くするようなことをしなかった。
      〇「往時、われらは賊であった。いや、いまも、秦王朝にとっては、賊であろうよ。しかも、彭越がかつて殺したであろう人数の百倍も千倍もの人数を殺している。われには正義といういいわけがあるが、かれらにはそれがない。儒者が考えたこむつかしい哲理をもちださないだけだ。」
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      2017/04/16 by

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