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劉邦(下)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 宮城谷 昌光
定価: 1,728 円
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    「劉邦(下)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      恐怖政治で国を治める秦は滅ぼされねばならなかった。

      弁証法的に考えれば、秦の「恐怖政治」をテーゼとすれば、「恐怖政治の否定」をアンチテーゼとして、そのうえでの新しい国づくりをしなければならなかった。

      にもかかわらず、項羽のやったことは「新たな恐怖政治のはじまり」で、秦とまったく同じこと。これでは秦を打ち倒した意味はなく、実際に諸国・民心からの共感は得られないままに、項羽が連戦連勝の果てに自滅していった理由であろう。

      項羽自身にはこうした大きな戦略の絵を描く参謀がいなかったということ。凡庸のようだが、義侠心に厚く生来のおおらかさを持つ劉邦の存在自体が、自然に時代のアンチテーゼとなりうるものだったということ。

      【このひと言】
      〇人は憎まれているうちはまだよい。が、怨まれるようになってはならない。
      〇「おそらく陸買は項王に道義を説いたのでしょう。しかし昔の縦横家は利害を説いたものです」
      >> 続きを読む

      2017/04/16 by

      劉邦(下)」のレビュー


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