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歌舞伎の化粧

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 長谷一美
定価: 3,240 円
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    「歌舞伎の化粧」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      歌舞伎役者の化粧を一コマずつ写真で追いかけて解説している。隈取だけでも2例挙げて、それぞれ42コマと 36コマの精密さ。
      顔師とメークアップアーティスト両者による化粧のさまも同様に、一コマずつ丹念に詳述している。

      そうした職業に就く人の入門書たり得ているに違いないが、門外漢が覧ても読んでも愉しいのが不思議な世界。

      全篇通じて語られるのは「白塗り」の伝統。ひとことで顕し尽くせぬ「白」の歴史と奥深さを実際の化粧画像とともに疑似体験させてくれるようだ。

      余録:
      本書には本来DVDが付いていて、歌舞伎教室の講師や舞台中継アナウンスをつとめていた元TBSアナの鈴木春彦さんがナレーションを担当。(図書館で借りた本には、付いていなかった。)
      >> 続きを読む

      2014/12/29 by

      歌舞伎の化粧」のレビュー

    • 白塗りは女形には限りませんね。二枚目であれ女形であれ彼らはそれぞれに白を基調としながら、異なる「らしさ」の化粧で顔をつくります。白の化粧の原点は、古代における祭祀の場すなわち「ハレ」の場の神事の装いでした。

      化粧そのものが特別の人間に与えられた行為として始まり、やがて白い肌が貴族の象徴であるところから、白塗りは庶民羨望の肌として意識されていきました。

      そのうえで、一般的な化粧と異なる歩みを見せた原因として考えられるのは、昔は芝居の劇場が薄暗かったことや、化粧崩れを防ぐ必要から、白を濃くすることが求められたようです。
      その後も照明、道具、白粉そのものの変化にあわせて少しずつアレンジしながらも、原型としての化粧を伝統として守っている、それが今も進化する「白」の歴史となっています。

      >> 続きを読む

      2014/12/29 by junyo

    • 大変勉強になりました。様々な理由があってそれも時代に連れて変化してきたのですね。
      神事の白の装いというのは今でも受け継がれていますね。

      女形の白と言うのは冗談です。ごめんなさいm(_ _)m
      歌舞伎は女役も男の人が演じるので髭面を隠すのに塗って、そしたら立役が素顔ではおかしいのでついでに塗って、隈取りなども施したら一段と趣きが出た、、、という説はどうかなと、すみません。
      >> 続きを読む

      2014/12/30 by 空耳よ


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