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太陽の子

長編小説
著者: 灰谷 健次郎
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,325 円

ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になった頃、おとうさんが心の病気で苦しむようになる。おとうさんの病気の原因は何なのか?ふうちゃんは、「沖縄と戦争」にその鍵があることに気づきはじめる...。戦争は本当に終わっているのだろうか。なぜおとうさんの心の中でだけ戦争は続くのか?今、日本人が本当に知らなくてはならないことがここにある。

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    「太陽の子」 の読書レビュー

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      角川グループパブリッシング (1998/06)

      著者: 灰谷健次郎

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      • 評価: 3.0

        日本唯一の地上戦が繰り広げられ、「本土の捨て石にされた」と今なお歪みを残す沖縄。物語の舞台である1970年代は、今では想像も出来ないほど沖縄への蔑視が根強く残る。

        沖縄出身の両親を持つ主人公のふぅちゃんは、神戸で育ったため戦争はおろか沖縄を知らない11歳の女の子。両親の営む沖縄料理店に集まる同郷の仲間たちから、まだ見ぬ美しくワクワクするような沖縄の話を聞くばかりだ。

        やさしい常連客たちに大切に可愛がられているふぅちゃんだが、冒頭からどこか様子がおかしいお父さんを発端とし、少しずつ周囲の人々が抱える事情が分かってくる。そしてそれはことごとく、みんながいつも懐かしく、誇らしく語る沖縄に関することだった・・・。ふぅちゃんは、恐れと戸惑いを抱えながらも、同郷の過去を知ることによって、沖縄の悲しい過去を知っていく。

        何度か訪れた沖縄には、戦争のにおいは残っていない。
        しかし、未だに戦争が原因で苦しんでいる人がいる。
        今でも戦っている人がいるのかと思うと、自分は気づかぬうちに差別する側に立っていたのではないかと、問われている気がした。
        今年は戦後70年という節目の年に、この本に出会えてよかった。
        >> 続きを読む

        2015/07/01 by

        太陽の子」のレビュー

      • 懐かしい。子供のころに読みました。
        ギッチョンチョンとかいましたよね。
        もう一度読んでみたいです。 >> 続きを読む

        2015/07/05 by jhm

      新潮社 (1986/02)

      著者: 灰谷健次郎

      • 評価: 5.0

        舞台は神戸、沖縄出身の夫婦が営む「てだのふぁ・おきなわ亭」。
        その夫婦の6年生になった娘・ふうちゃんを中心に物語は進む。

        ふうちゃんの父が心の病になり、その原因が沖縄での戦争体験にあるらしい事がやっと分かる。

        沖縄での戦争を経験した両親や店に集う沖縄出身の心温かい常連客達。その心の奥に秘められた苦しみや悲しみと、人を思いやる本当の優しさと強さ。

        沖縄の戦争の悲劇を知らなかったふうちゃんは、父の病気を治す為と、大切な人達の悲しみと優しさを知るために、惨い事実から目を背けずに真っ直ぐに真剣に沖縄戦争を学び、命の大切さや人の心について考え、成長していく。

        物語はフィクションではあるが、戦争がもたらしたこの深い悲しみは事実なのである。読み進めていくうちに涙が溢れた。
        無知であった沖縄の戦争と、本当の思いやりと心の強さというものを教えてくれた素晴らしい一冊でした。
        >> 続きを読む

        2013/09/05 by

        太陽の子」のレビュー

      • 戦争の話、悲しい話や残酷な話、たくさんありますが、それが自分の身内だったら…と想像しただけで耐えがたいです。そういう思いをした人たちが沢山いらっしゃるんですもんね。。。 >> 続きを読む

        2013/09/06 by sunflower

      • >ふうちゃんの父が心の病になり、その原因が沖縄での戦争体験にあるらしい事がやっと分かる。

        ベトナム帰還兵の方々なんかでも、心に後遺症を負う方が多いみたいですね・・・
        >> 続きを読む

        2013/09/06 by makoto


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