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おおきな木

4.1 4.1 (レビュー7件)
カテゴリー: 漫画、挿絵、童画
定価: 1,260 円

Japanese edition of Silverstein's perennial classic the Giving Tree - a tree that kept on giving until there was no more to give - a story of friendship. It comes complete with the original illustrations by the beloved author of children's classics.Translated by Murakami Haruki. In Japanese. Distributed by Tsai Fong Books, Inc.

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    「おおきな木」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      --その木は
       ひとりの少年の
       ことが
       だいすきでした。--


      年末、子どもにプレゼントする絵本を探した本屋さんで再会した一冊です。
      小さい頃とても好きだった絵本。
      今は村上春樹の訳で評判になってるんですね。
      絵が、懐かしく嬉しい。


      老いた少年が切り株に腰をおろす最後のシーン。心から素晴らしいと感じます。

      何もかもを木から持って行ってしまう我が儘な少年、
      何もかもを少年に与えてしまう過保護な木、

      でも、そんな二人だからこそ、木は切り株になれて、少年は人生に疲れて帰ってきて、最後を共にできる結末。

      もし木が少年を厳しくたしなめて何も渡さなかったら、少年が腰を下ろす切り株はできていませんし、何より、人生に挫折した少年が最後に帰ってくる場所にならなかったと思います。

      もし少年がお利口さんで優しい性格だったら木は綺麗な大樹のままですが、そんな良い子なら、人生も上手に渡り歩き、孤独と挫折の最後に至ってないように思います。

      少年が木から何もかもを強欲に持って行ったのは勿論「望ましく」ないのだと思います。
      少年に何もかもを無批判に与えた木も、「望ましく」ないのだと思います。
      それでも、そんな二つのマイナスのかけ算だからこそ辿り得た一つの幸せの形。
      望ましくは無かったかもしれないけれど、間違っては無かったんだ、という嬉しさ。
      とても素敵なハッピーエンドと感じます。


      親になり、子どもにどう接するかを思う日々の中で、この作品もまた深く参考になります。
      何歳になっても、ゆっくり子どもの話を聴いてあげられる親でありたいと、改めて感じました。
      >> 続きを読む

      2018/01/06 by

      おおきな木」のレビュー

    • 評価: 4.0

      小学生にあがった息子に誕生日プレゼントとして頂きました。久々に読み聞かせてみました。少年がおじいさんになり、、、木は少年に尽くし、、、
      あとがきには村上春樹のメッセージが。答えがあるものと、ないものがあるとすれば後者の方が心を動かすことがあるそうで。そもそも答えは答えだと信じている、信じられていることで、答えがないという概念もあるようなないような。意味不明ですみません


      ひとつ言えることは絵本というか、長く持っておきなーというメッセージがこめられたプレゼントのような気がします!ありがとう!

      2017/05/01 by

      おおきな木」のレビュー

    • ほっこりとしたエピソード、感想に癒やされました~(^^♪

      お子さんからのプレゼント・・・すごく素敵ですね♪♪ >> 続きを読む

      2017/05/01 by 澄美空

    • 以前、TV番組で、この絵本を紹介していたのを思い出しました。
      ラスト、色々な想いが交錯するような・・・
      子供はもちろん、大人のとっても、考えさせられる道徳絵本だった気がします。
      実際、手に取ってちゃんと読んでみようと思います。
      素敵な絵本の紹介、ありがとうございました。
      >> 続きを読む

      2017/05/14 by はなぴょん

    • 評価: 4.0

      愛ってなんだろう
      幸せってなんだろう
      何度読んでも分からない

      2016/12/05 by

      おおきな木」のレビュー

    • 評価: 3.0

      1本の木と、小さな男の子のお話です。
      小さな男の子が幼児から少年へ、青年へ、そして大人になり年をとっていき、どんどん木と男の子の関係が変わっていく姿を描いています。

      この本は、だいぶ昔から家にあり、幼少期の頃時々気が向くと読んでいました。
      その頃は、特に何も感じず、ただ絵が多く手文字が少ない読みやすいお話と思っていましたが、大人になってから読み返してみると、びっくりするほど登場人物の男の子が自己中心的だなと感じました。
      そんな自己中心的な男の子を、木はいつも優しく受け入れる。

      なんだろう。。。
      木はそれでいいのか?と気にはなりますが、文字が少なくて読みやすいし、絵本しか読んだことがない子供に本を読む練習をさせるための最初の1冊にいいかもしれません。
      >> 続きを読む

      2015/05/12 by

      おおきな木」のレビュー

    • 小さい子の成長を描く物語は良作が多いのですごく好きです!!

      2015/05/12 by komorikomo

    • すごい懐かしいです!前に読みましたがこれ村上春樹さんの本だったんですね。

      2015/05/13 by tenbin-kun

    • 評価: 4.0

      以前、シェル・シルヴァスタインの絵本・「ぼくを探しに」を取り上げましたが

      彼には「ぼくを探しに」より日本で売れている絵本があるというので、図書館から借りてきました。その本「おおきな木」は、いまをときめく村上春樹さんが訳したヴァージョンでした。(あすなろ書房・刊)

      お話は、少年と、その少年を愛するリンゴの木のやり取りで進行します。少年は、子供のとき、木の葉っぱで王冠をつくったり、木の実を食べたりしていて、何不自由なく成長していきます。ところが少年が成長するにつれ、願望が大きくなっていきます。その都度、リンゴの木は彼に無償で自分の体を差し出します。最後に「遠くへ行く船」がほしいと言い出す彼。リンゴの木は幹を切ってくりぬき、船にしなさいとアドバイスします。

       そして、彼が年老いてリンゴの木のもとに帰ってきたとき、切り株になったリンゴの木に腰掛けます。それは、双方にとって、幸せなことでした・・・というお話です。

      この作品、原題は「The Giving Tree」(与える木)というらしく、リンゴの木が少年に与える無償の愛を形象化したものだと思われます。読後感、やや淋しくなるようなお話でした。少年が「社会の中での自立」を目指すとともに、リンゴの木は体の一部を提供し続け、最後は切り株になってしまう・・・少年は、最後の日々、切り株に座ってなにを考えたのか・・・「野望」を持たなければ、ずっと美味しいリンゴを食べられたのに。

       リンゴの木も、それで幸せだったのでしょうか?本音は、自分の体の一部ないし全部を提供したくはなかったのかも知れません。尽くしぬいて切り株になるなんて、御免こうむる、というような。少年がリンゴの木の承諾を得ずに木のパーツを持ち出しても、話の筋は通るのですね。むしろ現代人においては、自然の許可を持たずに妄動する人が多いと思います。

      最後に:生物の世界には「片利共生」(共生している一方のみが利益を受ける共生)ということがありますが、このお話の場合も、少年一方が利益を享受する「片利共生」だと思われます。「おおきな木」では、母なる自然を破壊する人類を描いたものか、とも思われます。

       少年が「無為」(老子)ならば、リンゴの木も切り株にならなかったのでは?この作品は、一種の文明批評であるような気がするのです。繰り返しますと、「おおきな木」=「母なる自然」を破壊する人類。
      >> 続きを読む

      2013/03/12 by

      おおきな木」のレビュー

    • シェル・シルヴァスタインの「ぼくを探しに」がとても好きなのですが、こちらは読んだことがありませんでした。「ぼくを探しに」もなかなか深い、大人向けの絵本だと思いますが、こちらもそのような印象ですね。私も読んでみようと思います。 >> 続きを読む

      2013/03/12 by Minnie

    • >Minnieさん
       ぜひお読みください。読むだけなら10分くらいで読めますが、その後にやってくる読後感に非凡なものがあります。 >> 続きを読む

      2013/03/12 by iirei

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      • 評価: 5.0

        可愛らしい表紙のイメージとは異なり、感情を大きく揺さぶられる絵本。

        表紙の男の子はおおきな木のそばで育っていく。
        男の子が育つ過程で、色々な心や体の変化がそこにある。

        学校の先生や友達のお母さん、近所のおじさんなどがとても親切にしてくれたのに、思春期だった自分はそれを素直に受け入れられず反発したり、嫌な態度をとったり、文句を言ったりして、大人になった今振り返るととても苦い思い出だったりすることって、少なからず誰もが経験したことがあるのではないか。

        大人になった今、この本を読んで感じることはまさにそんな感情。
        ただ「よかったね♪」という本ではなく、自分自身に重ねてなんとも形容できない苦しい気持ちになるのだ。

        不覚にも泣きそうになってしまう、素晴らしい絵本。
        >> 続きを読む

        2012/12/26 by

        おおきな木」のレビュー

      • ちょうど読んだところです。あとでレビューしますね(^^)
        この本田錦一郎さんの翻訳バージョンは、翻訳者が亡くなって、
        出版社が継続して出版を続けることができなくなったそうですね。
        それで村上春樹さんの翻訳が別の出版社からでているのだとか。
        >> 続きを読む

        2012/12/26 by 月うさぎ

      • chaoさん
        そうなんですよね。男の子にも木にも感情移入しちゃうんです。

        makotoさん
        反抗期はみんな通る道ですもんね^^

        iceさん
        当時反抗した相手の悲しそうな顔とか、いつまでも忘れられませんよね。
        ホント若気の至り…><

        Tsukiusagiさん
        Tsukiusagiさんも読まれたんですね^^
        レビュー楽しみです♪
        村上春樹さんも翻訳していることは知っていましたが、そんな事情だったとは全く知りませんでした~!読み比べてみようっと♪
        >> 続きを読む

        2012/12/26 by sunflower


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