こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

キャベツ炒めに捧ぐ

3.8 3.8 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,470 円
いいね! hisagon momomeiai

    「キャベツ炒めに捧ぐ」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      書店で見かけて気になっており、読書ログのレビューが面白そうだったので、いよいよ読みました。ご飯がおいしそう過ぎて困ります。
      惣菜屋さんのおばちゃん3人それぞれ事情があって、という話ですが、とてもよかったです。ええ、とてもよかったです!

      3人の一人の元旦那・白山がかなりの曲者だと思いました。自覚のない罪な男というか、こういうの一番性質悪いですね!悪者になりたくなくて、優しさを振りまいて元妻の気持ちをキープして、今の奥さんと元妻のどちらも苦しめるタイプだ。
      幼馴染に恋するひとりのかわいらしさは好きでした。うんと年上の女性にかわいらしいも何もないのですが、ツンデレがデレたときの破壊力たるや。しかしこの幼馴染も甘えた坊ちゃんである。
      もう一人が一番まともなのかと思いきや、彼女も彼女でなかなか。まともな顔をして闇が深いのか。

      誰もがそれぞれ歴史を持っていて、振り返れば引っ張り出す過去はひとつやふたつじゃ済まないものだなぁ、というのがわかってくるのはハタチすぎてしばらく経ってからです。振り返ることが多いのは基本的にいいことだ、と思います。いい思い出であれ、悪い思い出であれ。年を取るのも悪くはなかろう。

      60なんて、まだまだこれからですけどね。
      ちなみに私は、キャベツ炒めは塩派です。
      >> 続きを読む

      2016/06/05 by

      キャベツ炒めに捧ぐ」のレビュー

    • 〉元旦那・白山がかなりの曲者だと思いました。自覚のない罪な男というか
      え~?そうなんですか?
      私はとっても便利で女にとって都合のいい男だと思いました。
      歳だけとっても中身は未成熟な女子な女を、こんなにも甘やかしてくれる男ってある意味理想ですよ。
      現実の男でこんなのいないよねって腹の中で思いつつ。
      なるほど、立ち位置によって見方がこんなに違うのですね。
      >> 続きを読む

      2016/06/09 by 月うさぎ

    • > 月うさぎさん
      そうなんですか!?白山は、やな感じですよ!
      確かに都合のいい男のようですが、彼にとってもいつまでも自分を忘れない女がいるというのは自尊心をくすぐる話なのに、いい人っぽい顔してるところが感じ悪いです。今の妻からすれば前の女にもいい顔して!って感じだと思うんですよね…。

      『キャベツ炒めに捧ぐ』を読んだ人に、白山ってどう思う?というのを聞いてみたいですね。男女問わず。
      >> 続きを読む

      2016/06/09 by ワルツ

    • 評価: 3.0

      三人のおばさんが営む、お総菜屋が舞台。

      でも、主役は季節感あふれる料理、お惣菜のメニュー。

      その季節の旬の素材を活かして、メニューをあれやこれやと言いながら
      主婦的感覚で、お店で販売するお惣菜が決まっていく。

      ある秋のショーウィンドには、
      「茸の混ぜごはん」「茄子の揚げ煮」「秋鮭の南蛮漬け」「蒸し鶏と小松菜の梅ソース」
      「茸入り肉じゃが」「豚モモとじゃがいもの唐揚げパセリソース」
      「白菜とリンゴとチーズと胡桃のサラダ」「さつまいもとソーセージのカレーサラダ」
      それと定番の「ひじき煮」「コロッケ」「浅漬け各種」の11種が並ぶ。

      ああ、美味しそう、こんな店が近くにあれば、ちょいと酒のつまみにも重宝。

      春には
      「豆ごはん」「あさりフライ」「新キャベツのコールスローと甘酢漬け」「鯵のフライ」
      「カレー風味のロールキャベツ」「南瓜コロッケ」「茄子とズッキー二の揚げ浸し」etc

      あと、ハナシの展開と共にでてくる食材は、
      「ふきのとう」「トウモロコシ」「きゅうり」「穴子と鰻」

      旬のものをいただく、これって幸せの源ですな。

      >> 続きを読む

      2016/05/16 by

      キャベツ炒めに捧ぐ」のレビュー

    • 何でも美味しく召し上がっちゃうタイプなんですけど、このメニューにはヨダレが出ちゃいそうですよねー♪ >> 続きを読む

      2016/05/17 by makoto

    • デパ地下大好きのごまめにとっては、
      このメニューはたまりませんな。

      2016/05/19 by ごまめ

    • 評価: 3.0

      東京の私鉄沿線の、小さな町のささやかな商店街の中に「ここ家」がある。
      こだわりのご飯に、ロールキャベツ、肉じゃが、コロッケ、ひじき煮、がんも、あさりのフライ、茄子の揚げ煮、鯵のフライ…。
      「ここ家」のお惣菜は、どれもおいしい。
      オーナーの江子は61歳。
      友だちとダンナが恋仲になってしまい、離婚。
      麻津子は、60歳。
      ずっと想いつづけている幼なじみの年下の彼がいる。
      一番新入りの郁子は、子どもにもダンナにも死に別れた60歳過ぎ。
      3人は、それぞれ、悲しい過去や切ない想いをいだきながらも、季節ごとの野菜や魚を使い、おいしいお惣菜を沢山つくり、お酒を呑み、しゃべって、笑って、楽しく暮らしています。


      「ランティエ」誌に2010年1月から11月にかけて連載されていたものを纏めたものです。

      ある意味、井上荒野さんらしくない連作短編集です。
      たべものがきちんと、美味しそうに描かれているのが印象的です。
      湯気がたっている惣菜の向こう側に、還暦をすぎた女性たちのこれまでや、これからが見え隠れして。
      小説上手な方らしい手法でつづられる、静かだけれど、心揺すられる作品集です。
      >> 続きを読む

      2016/03/31 by

      キャベツ炒めに捧ぐ」のレビュー

    • 〉月うさぎさん
      ふふふ。よ〜く、わかってらっしゃいますね。まさに、その通りです。
      0過ぎの女性に”オンナ”を感じたくないんですよね。
      寿命が長くなって、いろんな時期が延長されているのだと思うんですけれど、
      やっぱり枯れは枯れ。ジメジメは若いうちで腹いっぱいだと、そう書いて欲しいと思うんです。
      興味ないとはいいません。た〜だ、です。
      >> 続きを読む

      2016/03/31 by 課長代理

    • その気持ちも分かります。エロジジイは書きようで面白くなりますが、女はエロババアと笑えない。どこか生臭くなる。
      でも現実に私の知り合いで60過ぎて結婚する方もいましたし、老人ホームでの恋のさや当てなんて話も聞きますからね〜。女は死ぬまで女という言葉もあります。作者は、このジャンルに需要ありとみたのでしょう。
      >> 続きを読む

      2016/04/01 by 月うさぎ

    • 評価: 4.0

      お惣菜。
      いい言葉ですね、人の温もりが伝わってくる言葉であり、作った人の姿が浮かぶ言葉でもあるな。
      それにしても、このトリオ、いい味ですね。
      人はいろんな思いを持ちながら、時を過ごしていく。
      まさに、お惣菜屋さんのように、ア・ラ・カルト。
      定番があって、でも、新しいお惣菜もできてくる。
      まさに、毎日の暮らしの営みのように。
      そんな中で、タイトルにキャベツ炒めがきたのは、著者の思いがあるのかな。
      シンプルでありながら、美味しさの幅はとっても広いように思う。
      >> 続きを読む

      2015/01/06 by

      キャベツ炒めに捧ぐ」のレビュー

    • おなかが空いてきました…笑。

      2015/01/06 by chao

    • キャベツ炒め、学生時代にお世話になりました!笑
      お惣菜売り場、眺めるのが好きです♪

      2015/01/06 by coji


    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    キャベツイタメニササグ
    きゃべついためにささぐ

    キャベツ炒めに捧ぐ | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本