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紙の月

3.6 3.6 (レビュー4件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円

わかば銀行から契約社員・梅澤梨花(41歳)が1億円を横領した。梨花は海外へ逃亡する。彼女は、果たして逃げ切れるのか?あまりにもスリリングで狂おしいまでに切実な、角田光代、待望の長篇小説。

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    「紙の月」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      相手の微妙な言葉の使い方でさえ悟ってしまう女たち。寂しくて繊細な女が何人かでてくる。夫婦関係がうまくいかないと思っている男性は読んでみたら参考になるかもしれない。

      2017/12/10 by

      紙の月」のレビュー

    • 評価: 4.0

      銀行の契約社員が顧客の金を使い込み、指名手配された。容疑者の梅澤梨花、そして彼女とかつて交流のあった人々のお金にまつわる物語。

      最近個人的に気になる存在になっている角田光代さんの作品。とても面白く読ませていただきました。

      対岸の彼女を読んだ時には主要人物以外の人たちの描写がはっきりしない、というような失礼な感想を書いてしまいましたが、今作に関しては真逆の印象でした。登場する人物が皆現実世界のどこかに実在するのではと思うほど丁寧な人物描写でした。

      梨花が結構な罪を犯してしまうのは物語の序盤でわかっているはずなのに、何故か彼女が罪を犯さないように、取り返しのつかないところまで行かないように、と祈りながら読み進めてしまう。完全に作品世界に取り込まれていました。
      そして、最後まで読んで改めて感じるお金のおそろしさ。ほどほどに付き合っていきたいものです。贅沢も節約もはまってしまうと抜け出すのは容易ではないですね。
      >> 続きを読む

      2016/08/24 by

      紙の月」のレビュー

    • 評価: 2.0

      死ぬほど借金してるはずなのに、とめどなくお金を使い続ける主人公の姿が不思議だったし、理解できなかった。
      お金を使い込む人は、こんな風に麻痺してしまっているのかなと思った。

      物語の中で主人公が何かを感じて、でもそれが何なのかよく分からなくて、みたいな表現が多く、読んでるこっちもよく分からなくてモヤモヤしたし、何なのかはっきりさせたかった。

      2015/11/08 by

      紙の月」のレビュー

    • 評価: 5.0

      めちゃめちゃ面白い。

      「ひそやかな花園」よりずっと面白かった。

      昭和時代に実際に起きた、銀行員の横領事件をモチーフにしたストーリーと言ってしまえば安易なエンターテインメント小説と思われるが、そこはもう、ザ・角田光代の小説、で、あれもそれもこれも、そこまで掘り下げ言い当てるか、と、私なんかは悶絶なのだ。
      湯水のようにお金を使うのも、道ならぬ恋にさまようのも、ハタから見れば常軌を逸していると一目瞭然なんだけど、当人にとっては、非常にごく自然な成り行き。

      だけど、梨花(主人公)は、今、破滅を待ってるんだろうな、幸せなひとときを後悔はしていないんだろうな。

      他の人物の章に編み込まれた、小さなたくさんの、苛立ちやすれ違いや勘違いや、幸せになれない風景が、また、ひしひしと、痛い。

      人間て、めんどくさいな。
      >> 続きを読む

      2014/11/01 by

      紙の月」のレビュー

    • 破滅を待つなんて悲し過ぎますね。
      でも人間のめんどくささって、わかる気がします。
      こが人間らしいとこでもありますよね。 >> 続きを読む

      2014/11/01 by sunflower

    • sunflowerさん。そうですね、カンタンだったら、つまんないですし♪

      2014/11/12 by umizaras


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