こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

幕末 まらそん侍

4.0 4.0 (レビュー3件)
著者: 土橋 章宏
定価: 1,404 円
いいね!

    「幕末 まらそん侍」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 4.0

      遠足(とおあし)、今のマラソン。
      それをネタに5つのストーリーが、関連性を持ちながら、或いは、両面から綴られれている1冊。
      何気なく読み始めたが、一気に読んでしまった。
      軽いテイストの勧善懲悪ものがたりで、それでいて、ほんわか・のんびりしたところもあって、気分転換に最適かも。
      小さいながら、なかなかの殿様であって、そんな殿様だからこそ、味わいのある家臣たちがいるんだろうな。
      人を生かして活かすという物語でもある。

      2016/01/24 by

      幕末 まらそん侍」のレビュー

    • 評価: 3.0

      群馬・安中藩の藩主が、乱心か!と思われるような沙汰を出した。
      それは、鍛錬目的の遠足(とおあし)。現在の距離にして、約28.3㎞の長距離走だ。
      藩主の命とあらば、走らねばならない。
      初夏の最中、すべてが上り坂の山道を、藩士たちは走る。走る。
      犬猿の仲にして、腹心の友でもある、勘定方名物の若きふたりの藩士も走る。
      江戸の女に腑抜けにされた藩士も走る。
      隠密として安中藩に送り込まれた藩士も走る。
      健脚と実直さだけが取り柄の、足軽も走る。
      みんな一生懸命走って走って、そして、そこにドラマが生まれる。
      爽快感もあり、ホロリともさせられる、エンターテイメント作品。
      >> 続きを読む

      2015/12/31 by

      幕末 まらそん侍」のレビュー

    • 評価: 5.0

      上野国碓氷郡(こうずけのくに うすいぐん)にある安中城の
      藩主である 板倉勝昭(いたくら かつあきら)は、黒船来航知らせを受けてから、夷狄(いてき)の襲撃に備えて家来の体を鍛えておこうという趣旨のもと、50歳以下の家臣に安中城から熊野権現神社までの遠足(とおあし)を命ずる御触れを出した。
      5月19日から6月28日までの間、各自6~7名で組を作り走り通す。しかし安中城から熊野権現までは、7里7町(約28.3km)全工程が上り坂で山駆けと言ってもよいほど過酷な道のりであった。

      この本は、表紙のユニークさに惹かれて借りてきました。
      はじめての作家さんでしたが、読んで良かったと思います。
      遠足という途方もない藩主からの御触れで、飽きれるもの、この機会に脱藩しようとするもの、弱い自分と決別するために走ろうと決意するもの、褒美欲しさに不正をしてまでも勝とうとするものなど
      家臣の心境もさまざまでしたが、人間とは本当の窮地に追い込まれたり、自分の持っている力を出しきり、事を成し遂げようとした時には、わだかまりや欲望が消え失せてしまうのではないかと思いました。遠足を走る前と家来全員が走り切った時の藩の結束はまるで違っていたようです。ぬるま湯の中では、人は成長しないのかも・・と思いました。私は、面白かったです。

      >> 続きを読む

      2015/12/01 by

      幕末 まらそん侍」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    幕末 まらそん侍 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    最近チェックした本