こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

史記 武帝紀 7 (ハルキ文庫 き 3-22)

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 北方 謙三
定価: 648 円
いいね!

    「史記 武帝紀 7 (ハルキ文庫 き 3-22)」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      最終巻です。

      漢と匈奴の戦は、漢が大敗。
      匈奴は衛青、霍去病に追いやられていた間、頭屠を中心とし立て直してきました。
      また、単于が何人も代わりましたが、それぞれトップとしての才能に優れていたと思います。
      そこに李陵が加わり、光谷児等の武将も育ち、体制は万全でした。
      漢は匈奴に大勝後、霍去病、衛青と相次いで亡くし、武帝の寵愛を受けた李広利は戦の才能はありませんでした。それでもチャンスばかり与えられました。
      指揮官の差ですね。こう書きだしただけでもかなりの違いがあります。

      李広利も大敗の末、匈奴に降伏。
      同じく匈奴への降将である衛律に横柄な態度を取る李広利。
      お前という男は~~!!!ヽ(`Д´#)ノと思わずにはいられませんでした。。

      李陵、頭屠、狐鹿姑で語り合うシーンが好きです。
      メインの人物が死ぬときの前触れとなっています、北方史記。
      霍去病が死んだときも衛青、武帝、桑弘羊らで語り合ったシーンありましたね。
      頭屠の初孫エピソードは、くすっと笑いがあふれるような、穏やかで幸せなシーンでした。

      匈奴との戦の後は、李陵と蘇武の冬の間だけの寒さ厳しい生活や、武帝の死、単于の死、司馬遷が弟子をとるエピソードが入ります。
      時代がゆっくりと、でも確実に変わっていきます。

      武帝に関しては、下記の一文に全てが表されていました。

      ―偉大で、同時に愚かな帝だった。人の偉大さや愚かさを、並みはずれて多く、持って生まれてきてしまったのだ。

      武帝が亡くなった後も、しばらく物語は続きました。
      この本の主人公が武帝だとわかるのが、武帝が影響を及ぼしているところまでを描き、物語を締めくくっているところです。
      桑弘羊は霍光にその後の漢を託し、司馬遷の書は歴史に残る偉業として知れ渡っていきました。
      一方匈奴の地では、蘇武が漢へ戻ることとなり李陵と永遠の別れとなりました。
      彼らの人生はこの後も続きます。
      しかし北方版「史記」はここで物語を終えます。

      李陵の別れの舞は美しく、ラストを飾るにふさわしいものでした。
      >> 続きを読む

      2014/12/31 by

      史記 武帝紀 7 (ハルキ文庫 き 3-22)」のレビュー

    • 対策を読破された際の充実感が伝わって来るレビューですね♪

      歴史モノでは最近大作に挑んでいないのですが、またヤル気になって来ました(笑) >> 続きを読む

      2015/01/01 by ice

    • iceさん
      今年もよろしくおねがいします!

      そうなんですよー、すごい充実感あります。笑
      読書ログさんでいろいろ刺激もらえたおかげで、思ったよりも短期間で読破できました(*´∀`*)

      歴史もの大作、私もふつふつとやる気になってきました・・・笑
      次は北方水滸伝だー!!!
      >> 続きを読む

      2015/01/01 by あすか


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    史記 武帝紀 7 (ハルキ文庫 き 3-22) | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    蝶々の心臓

    最近チェックした本