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紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)

4.1 4.1 (レビュー3件)
著者: 角田 光代
定価: 637 円
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    「紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      銀行の外回りの仕事を任される梨花が、偶然大学生と仲良くなり、お客さんのお金を横領し、大学生に貢ぎ、家庭、仕事、恋人のすべてを失う話。

      この物語では、真面目な普通の主婦が転落して行くきっかけを象徴的に描いている。それは、主人公が、デパートをたまたま通りかかった時に衝動買いをするのだが、手持ちがないためにお客さんのお金を一時的に借りたこと。さらに、その後横領を繰り返す増幅因子として、夫の単身赴任と痴呆ぎみのお客さんの存在がある。もちろん、女性としても人間としても、梨花が夫から必要とされていないことがいないことがすべての導火線である。

      人間がまっとう(に見える)なのは、そんな悪への偶然の積み重ねがなかったからであり、誰もがその火だねをもっている。軌道からはずれるのはほんの些細な不幸な偶然の積み重ねであろう。

      娘のためにカードで高額な服を買う友人や、倹約家の妻の浪費癖などのサイドストーリーを混ぜ、お金とは力であり、たとえそれが他人のものであっても、借金であっても、購買することで権力を行使できるような快感が得られることを描く。そんなお金の魔力や恐ろしさ、さらには、この消費社会にも警鐘を鳴らす小説であろう。
      >> 続きを読む

      2016/09/01 by

      紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)」のレビュー

    • 恐ろしいですね、、お金、、。
      梨花の気持ちの変化なども気になります。
      失ってしまった後、梨花はどういう人間になったんだろう、、。
      やっぱりお金とは離れられないのでしょうか。
      >> 続きを読む

      2016/09/02 by えりこ

    • 評価: 3.0

      前半 同級生から見た過去の梨花と同級生のその時の状況の話が何故必要なんだろうと思っていたのだが 後半読んでるうちに これらは必要なんだと思えた。無ければ ただの思い込みの強いネガティブで自分の事しか要は考えてない女の言い訳の話..で終わってしまった気がする。梨花という人間に厚みを持たせる為には必要だったのだろう。誰にでも 魔が刺す瞬間はあるという部分はリアルに書かれていて怖くなる。が やはり 人としてぎりぎりのところで踏ん張れない梨花は好きになれない。こういう弱い人もいるのよというのはわかるが嫌いだ。 >> 続きを読む

      2016/08/28 by

      紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)」のレビュー

    • 評価: 4.0

      よかった。

      えいがもみてみようかn

      2015/06/07 by

      紙の月 (ハルキ文庫 か 8-2)」のレビュー


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