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クロティの秘密の日記

5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 小説、物語
定価: 1,575 円

奴隷だから、いろんなことを知っちゃいけないって、白人がきめつけるのはなんで?日記を書いていることが見つかったら、だんなさまにムチでぶたれる。ぜったいに逃げられない、南部のはてに売りとばされるかもしれない。でも、あたしはもっともっと、ことばをおぼえたい。自由とはなにか、知りたいんだ。小学校中級から。

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    • 評価: 5.0

      クロティは奴隷制度のアメリカ、ヴァージニア州で奴隷として働く12歳の女の子。
      「奴隷は読み書きを覚えてはいけない」という法律のある中、彼女はお屋敷の子息の勉強時間にうちわで風を送る仕事をしながら読み書きを覚え、こっそりと日記をつけはじめます。
      感受性に優れ聡明な彼女は、文字というものから多くの想像を巡らせます。村や友達、家など・・・文字を見ると様々な風景や気持ちが彼女の心に浮かびます。でも「自由」という言葉からは何も想像できない・・・。
      日記の内容が素晴らしいほど、悲しく、悲しいほどまた未来を信じたいと思う、本当に12歳の少女が書いたのではないかと思う瑞々しい言葉で綴られた秀作。たぶんニューベリー賞、受賞作。

      感想:

      爆笑問題の太田さんが「赤毛のアン」について語った時に「想像することは誰にも奪えない自由だ」というような事を熱弁していたような気がする。
      この少女の想像力もどんなに権力や法で束縛したとしても、絶対に奪えない「彼女の自由」である。
      自由というものを知らず、自由という言葉からは何も想像できない、と言った彼女は自由が何者かを知らないままに、想像という最高で最後の自由でたくさんのものを学んでいく。
      昨今話題の(??)夜と霧にも「どんな状況でも態度の選択という自由だけは奪えない」みたいなことが書いてあったような気がするけれど、人というものは、人である限り絶対の自由を与えられているんだなあ。それはサルから人に変わったある瞬間に得た、行動とは違う「想う」ということから、全てはじまっているんだなあと、思ったりしながら読みました。

      さて、夜と霧、もういちど読んでみようかな。
      >> 続きを読む

      2012/11/28 by

      クロティの秘密の日記」のレビュー

    • 月並みですけど、勉強したくてもおおっぴらにはさせてもらえなかった子供達もいたんだなぁって思いました。

      まだ進路は迷っていますが、受験勉強もやっているので頑張らなくちゃ♪って思いました☆
      >> 続きを読む

      2012/11/29 by aimi☆

    • 未来を担う世代の教育を阻害するなんて許せないですね。

      2012/11/29 by emi


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