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畜犬談 ―伊馬鵜平君に与える―

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: 太宰 治
定価: 972 円
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    「畜犬談 ―伊馬鵜平君に与える―」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      犬嫌いなのに野良犬になつかれて、「ポチ」と名付け、一緒に暮らすことになった話。
      話自体は短いので、すぐ読了できます。
      この作品、笑った人と泣いた人といるらしいですが、私は泣きました。
      なぜかって「ポチ」が弱者を象徴していたのかなと思ったからです。
      犬嫌いの心理描写が大げさなくらいユーモアたっぷりで、面白おかしく表現しているのにどことなく悲哀を感じました。
      「芸術家は、もともと弱い者の味方だったはずなんだ」
      「弱者の友なんだ。芸術家にとって、これが出発で、また最高の目的なんだ。こんな単純なこと、僕は忘れていた。僕だけじゃない。みんなが、忘れているんだ」
      最後にそう語る主人公の言葉が太宰の芸術観を表していて、彼が小説を書く原点だったのでしょう。
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      2019/06/04 by

      畜犬談 ―伊馬鵜平君に与える―」のレビュー


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