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制服の帝国―ナチスSSの組織と軍装

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 山下 英一郎
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    「制服の帝国―ナチスSSの組織と軍装」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      表紙を飾るのは象徴的なナチス高級士官仕様の軍服姿の出で立ちでポーズを決めるSS長官ヒムラー。

      いわゆるトーテンコップという髑髏を模った紋章の付いたSS独特の軍帽を被っている。

      この書籍には特にナチスドイツSSの軍服が特集され写真付きで紹介されている。

      一説によれば、ナチスの軍服のデザインはドイツの高級衣装メーカーBOSSが担当したとか、ココ・シャネルがデザインを担当したという噂が世に蔓延しているが、元々のナチスの軍服のデザインは第一次世界大戦から使われているありきたりなジャケットが主流。もはやそれは都市伝説に過ぎない。

      この書籍は学術的に近い観点から写真付きであらゆるSSの軍装を解説している。冷静に淡々と様々な文献資料から事実だけを抽出している。

      また、当時は軍服は支給されたものではなく、各自が自費で購入している購買品であり、自分の住む近くの仕立て屋でオーダーし、その生地や素材は地域で仕入れる素材で色や素材感がまちまちであったという。

      別の書籍にもSS大尉の日記に「新しい任地での新しい役職に軍から通達のあった伝票を持って制帽を買いにベルリンまで行かなければならない」とある。

      位のあるSS大尉でも自分の制帽は買わなければならかったというのは興味深い。

      さらに、当時のドイツの若者達が軍服姿に憧れてこぞってナチス党に入隊して軍服を購入したという。一種の軍服姿には入隊の宣伝効果が充分にあったことが史実として伺える。
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      2017/08/26 by

      制服の帝国―ナチスSSの組織と軍装」のレビュー


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