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二代目さん

二代目桂春團治の芸と人
3.0 3.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 大衆演芸
定価: 2,940 円
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    「二代目さん」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      二代目春團治の芸と人といいながら、話し手である奥さんの、河本寿栄さんの半生。
      聴き手はあの小佐田定雄さんで、編者としてまとめている。

      清荒神の家に長谷川幸延先生が、「二代目の一代記を書きたい」と来られた時、
      私(寿栄)を見て、「師匠。えらい若い嫁さんもろて。」と言いながら、春團治が身の上話を
      ちょっと申しあげたら、えらいおもしろがってくれはって、「こら、師匠書くより、奥さん
      書く方がおもしろいと・・・・主人は芸界の隠語を踏まえて「カカれてたまるかい!」と、
      まさに、二代目のこの時、未亡人になっておられた「樟葉」さんの半生記、凄いでっせ。

      昭和19年、当時50才の春團治に、19の年で嫁入りするが、借金の問題で吉本との確執、
      大都市での興行を禁止されたりしながらも、二代目を亭主として、そして噺家として
      後ろから、マネジャー役、興行師として盛りあげていく。

      旅興行には、小屋主が一座ぐるみで買うてくれる「売り」と、
      小屋と一座が七三とか六四という歩合でやる「歩合」、
      そして小屋は劇場を貸すだけという「手打ち」という型があったと。

      興行の買主にお金を持ち逃げされ、取りかえしに乗込んでいくのは、
      春團治さんではなく、寿栄さん、男勝りというか、「二度となめたまねしたらあかんぞ」の啖呵。
      年上の春團治さんにとっても、頼りになる肝っ玉母さんでしたな。

      女性問題でも、動じることなく、晩年病気がちだった春團冶を支えきった。

      頼もしい限り・・・・・良き芸人の陰に、良き女房ありでおますな。
      >> 続きを読む

      2013/06/26 by

      二代目さん」のレビュー

    • >頼もしい限り・・・・・良き芸人の陰に、良き女房ありでおますな。

      スポーツ選手とか、首相や大統領の奥さんもスゴいなぁとよく思います。
      奥さんいなかったらもしかしたらそこまで活躍できなかったのかもしれないなと思うと奥さんの存在って偉大…
      >> 続きを読む

      2013/06/26 by chao

    • > 春團治さんではなく、寿栄さん、男勝りというか、「二度となめたまねしたらあかんぞ」の啖呵。

      「極道の妻たち」での岩下志麻を思い出しました。

      キレキレで美しかったです。
      >> 続きを読む

      2013/06/27 by ice


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