こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

コンテンツの思想

マンガ・アニメ・ライトノベル
5.0 5.0 (レビュー1件)
カテゴリー: 社会学
定価: 1,260 円

コンテンツ産業の国を挙げての振興が喧しく言われる現在、マンガ・アニメ・ライトノベルetc.の現場はどうなっているのか。東浩紀がポスト『エヴァ』世代のクリエイターたちと熱く激しく切り結ぶ。まったく新しいサブカルチャー批評の胎動を伝える画期的対論集。

いいね!

    「コンテンツの思想」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      東浩紀のサブカルチャー批評及び対談集である。最も興味深かったのが、新海誠との対談である。新海が「雲のむこう、約束の場所」を制作し終わった直後、現在の「君の名は」ブームの起こる10年前の話である。本著でも言及されるが、新海の作品には硬派な批評性と、制作者のロマンチシズムが絶妙なバランスで混ざり合っているのだ。「君の名は」の中にあるシーンのいくつかは、新海の過去作品のシーンを彷彿とさせるものがいくつかあり、過去作の段階から新海の本質、批評的な主張は変わっていないことがうかがえる。「雲のむこう、約束の場所」においては、別世界(別の時間軸)を生きる男女が同じ座標で、目に見えない相手との接触を試みるシーンである。ネット上のインタヴューで言及していたが、新海のメッセージに「運命の相手はいる」というものがあり、時空を超えてのボーイミーツガールという、往年のサブカルチャー好きには陳腐にさえ見えてしまう表現を、現在の少年少女に対して改めて提示したという点は重要である。この著作の対談は、この後の新海の活躍を予見させる要素がみられ、新海の作品の批評を試みるのに重要な一冊である。
       備忘録として、新海誠が影響を受けたと言及した作品を挙げておく。村上春樹『海辺のカフカ』、アーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』、日本の古典複数である。
      >> 続きを読む

      2017/05/21 by

      コンテンツの思想」のレビュー


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    コンテンツノシソウ マンガアニメライトノベル
    こんてんつのしそう まんがあにめらいとのべる

    コンテンツの思想 - マンガ・アニメ・ライトノベル | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    レビューのある本

    イノベーションの誤解

    最近チェックした本