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嫌われものほど美しい

ゴキブリから寄生虫まで
3.7 3.7 (レビュー2件)
カテゴリー: 生物科学、一般生物学
定価: 1,995 円

イルカは意地悪でゴキブリはやさしい!とかく自然は見かけじゃわからない。愚かで醜いと思われている生きものたちにも意外に愛らしい一面があり、人気者のかわいい動物にも知られざるしたたかな一面がある。ゴキブリなんか見るのもいやだった女性サイエンスライターが、知ってみればいとおしくさえ感じられる生きものの世界を楽しく案内する生物エッセイ集。

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    「嫌われものほど美しい」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

       生物の本を読むのはとても楽しい。テレビで動物の番組をやっていたら思わず見入ってしまう。

       とにかく虫も動物も不思議で満ちておりそれらを知ることは、我々の知的好奇心を満たしてくれる。それと同時に、人間というものの小ささを考えさせられる。

       人は毎日あくせく働いているけれども、自然界の生物の多くは厳密に観察してみると、ほとんど何もせずにごろごろしている種類が多い。しかし、それは決して無駄なことではない。最小限のカロリー消費で済むように、日々を過ごしているのだ。無駄な動きは命を縮めることを彼らはよくわかっている。

       働きアリや働き蜂ですら、一日のうち働いている時間は3~4時間だという。

       企業や社会は効率効率というが、本当に効率的なのは文明を捨てて森に帰ることなのだ。オフィスのパソコンを破壊し、車を火山の火口に落とせ。

       それはまあ冗談である。ほかの話をしよう。たとえば「おしどり夫婦」という言葉があるように、一生雌雄が連れ添う種類の動物は何種類か存在する。しかしそれは動物界では稀である。某芸能人が「不倫は文化」と言ったけれど、動物はしばしば雄も雌も「浮気」をする。それは当然である。雄は少しでも多くの子孫を残そうと本能的に考えるし、雌は雌で少しでも強い遺伝子を残そうとするからである。チャンスがあれば喰らいつく。当然ながら自然界で普通だからといって人間界で普通とは限らない。

       ただ、人間はほかの野生動物よりも優れている、という考え方に疑問を持っている筆者にとっては、集団で雌を犯すイルカの行動も、どこか人間的に思えてしまう。

       それはともかく、本書では動物たちのほかに有名な生物学者や著者の祖母の話も出てくる。人間も虫も動物も同じラインで話しているのだ。とにかく動物好きにはたまらない一冊と言っていいだろう。

       それと同時に、人間が自然に対して謙虚にさせてくれる一冊でもある。
      >> 続きを読む

      2014/12/29 by

      嫌われものほど美しい」のレビュー

    • 昔、目黒の寄生虫館に行ったことが有ります。

      その後、館長さんの本まで読んじゃったりして、意外とハマった記憶が...(笑) >> 続きを読む

      2014/12/30 by ice

    • 凄くインパクトのある題名の本ですね(笑)

      ぽんぽんさんのレビューをみて、読みたくなりました^_^ >> 続きを読む

      2014/12/30 by atsu

    • 評価: 3.0

      生物は外見だけではわからない。イルカは意地悪で、ゴキブリはやさしい。動物たちの求愛や生殖にまつわる数々の実例が生々しく、時にはすこぶる擬人的に紹介されているくだりは驚きの連続。擬人主義者と豪語する著者ナタリー・アンジェの愛に感歎するばかり。とにかく面白い。

      2014/07/12 by

      嫌われものほど美しい」のレビュー

    • 外見ではなく内面で人を判断しなさいとか、美人は3日で飽きるとか言いますが、内面なんてどうせわからないのだから、せめて外見が良い方を選べとか、美人でも3日間しか持たないのだから...(以下自粛)と言う主張にも一理あるのは認めざるを得ません(笑) >> 続きを読む

      2014/07/13 by ice

    • イルカって意地悪なんですか!?
      子供と戯れている優しいイメージがあるからびっくりです〜 >> 続きを読む

      2014/07/13 by sunflower


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