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現代ヤクザのシノギ方

代紋を背負った「ビジネスマン」たち
著者:
カテゴリー: 社会病理
定価: 1,260 円

ヤクザ社会と一般社会の“境界”が曖昧になって久しい。任侠道も伝統的シノギも衰退し、今や企業なみの拝金主義がヤクザ社会にも横行している。平成不況のなか、闇の住人たる彼らはいかにマネーを生み出しているのか?フロント企業、海外投資、資金洗浄...。山口組・住吉会・稲川会を中心に延べ100人以上の関係者を取材し、現代ヤクザのシノギの実態をあぶり出した渾身のルポルタージュ。

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    「現代ヤクザのシノギ方」 の読書レビュー

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      宝島社 (2003/03)

      著者: 夏原武

      • 評価: 4.0

        金が幅を効かせる時代で生きるヤクザの実態。

        任侠道を生きる世界でも頭が良くないと生き抜けない。怖い時代だと思う。

        親分子分の親子関係と兄弟盃で、その地位と立場を明確にしてきたヤクザ。

        そこで地位を上げるのは、組のために体を張るなど、男を上げるような働きが必要で有り、これが厳しい上下関係の維持にも大きな力となっていた。

        しかし時代は流れ、集金力が発言力と言われるほど金銭的な要素のウェイトが上がって来ている中、大きく稼ぎ出す人間は、組織内での地位もジャンプアップするというサクセスストーリーが現実として起こりうる状態になっている。

        バブル時代では、あまり頭を使わなくても、経済ヤクザとしてシノギを得ることは可能だったが、崩壊とともに理論武装して要領良く立ち回れる人間しか大きく稼げる機会はなくなってしまう。

        極道社会は現実社会と表裏一体というが、確かにバブル崩壊は現実社会でも各個人それぞれの能力を容赦なく曝け出し、厳しい制裁を強いたように思う。

        暴力と迫力がシノギの中心だった武闘派は、頭で稼ぐ若い経済ヤクザにグングンと抜かれて行く。まさに現実社会での窓際族では無かろうか。

        現実社会で負け組となった人間が、アウトローの道を進むことになるのだと思うが、極道社会まで頭脳明晰を求められる社会になってしまったら、これまで極道社会が果たして来た、粗暴なだけが取柄の人間達が安易に凶悪犯罪に走らないように吸収する抑止力としての働きが期待できなくなるのでは無いかと懸念してしまう。

        格差社会。マイナス面ばかりが語られるが、裏を返せば努力の結果としての実力を持っている人が、正当な評価を受けることのできる社会でも有ると思う。

        とは言え、これは勝ち組が今以上に社会に対しての還元を行うのが前提の考え。
        ドロップアウトする人達が日々の生活に困るようでは、犯罪に走るのは当然とも言える面が有り、これは大きく稼ぐ人たちが保障すべきラインと言えるだろう。

        やはりヤクザ社会を知ることで、現実社会を考えさせられる。
        >> 続きを読む

        2012/04/23 by

        現代ヤクザのシノギ方」のレビュー

      • ヤクザの世界と言えば義理、人情を何より重んじるようなイメージがありますが、時代の流れによってそれも変化しつつあるのですね。うーん、考えさせられます。 >> 続きを読む

        2012/04/23 by ただひこ


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