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オブジェクト指向における再利用のためのデザインパタ-ン

4.0 4.0 (レビュー2件)
カテゴリー: 情報科学
定価: 5,040 円
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    「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパタ-ン」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      デザインパターンはオブジェクト指向でソフトウェアを設計する際に覚えていて損の無いデザインのパターン集を集めた本です。著者はGang Of Fourと通称される4人。近年OVM等のLSI論理設計の検証ライブラリの設計でも応用されており、LSI論理設計にも徐々に浸透中(結局盛大かつ日常化した(HW記述用の言語としての)DSLでも文字で記述してオブジェクト指向の概念を取り込むとデザインパターンが適用されるという事)。でも、これを暗記用の暗記カードorコミュニケーションツールとしての辞書としては欲しくないです。と、言うのは、これオブジェクト指向で独力で試行錯誤して様々な設計を考えたことのある人であれば、ああ、あのクラス図の駒の配置(色々な制約条件を加味して作り出した物を)こう呼ぶのねという常識の範囲をあまり超えない概念だからです。ですからむしろ普遍的とも言えます。
      オブジェクト指向のノウハウというのは難しいものがあります。というのは単なる積み上げではないからです(時間を掛ければ会得できるものではないのです)。オブジェクト指向を持ってソフトウェア設計はより直感的になりましたが、故にプロシージャ指向から直感/経験指向にシフトしました。つまり直感/経験指向の職人芸(原生林の中で生き延びられる人は生き延びられる)->プロシージャ指向(生き延びる術だけは確立された)->直感/経験指向(良いものを作れるかどうかはその人のセンス次第)に戻ってきた事になります。真っ白なキャンバスに初期なクラス図を描き出す術をプロシージャで表すことは不可能なのです(だって、描く人にその線見えるかか見えないかなのです。そして見えるか見えないかは過去の開発において開発の時間の流れによる変化という運命という神とのがちんこの戦いにおいてどれだけかすりボーナスGETしたかというパラメータに実は比例します)。オブジェクト指向により生産性や保守性、拡張性は飛躍的に上がりました。これは派生開発を見越したシステム開発(例えばプロダクトライン)には必須でしたし、個人的には定着期をうまく支えることができれば、安全性にも多大に寄与すると思っています。ですが、オブジェクト指向の設計の考え方の実際的はフローを説明した人ってまだ居ないのですよね。つまり、デザインパターンとそれがフィットする設計の思考という峠の風景というのでしょうか。峠への道のりをおぼろげに示した本はございますけれどね。この技術の難しいところは会得できる人は認識した時には会得していて、会得していない人にはどうやったら会得できるのかを説明できない事にあるように思います。
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      2012/10/23 by

      オブジェクト指向における再利用のためのデザインパタ-ン」のレビュー

    • オブジェクト指向の先人たちの知恵の結集ということで、デザインパターンには刺激を貰いました。

      ひと通り全体を眺めておいて、いざ適用できそうな局面に出会った際に、改めて見直す形で取り入れています。

      あとはエンジニアの常識として、パターン名で会話するとお互いにすぐにピンと来る点も習得の努力に見合う副産物だと思っています。
      >> 続きを読む

      2012/10/24 by ice

    • 名著と名高い本ですよね。

      OOPを学んだ時、その仕組みは分かったつもりでも、使いどころまで落とし込めていませんでした。

      この本を読んで、やっと身に付いたように思います。
      >> 続きを読む

      2012/10/24 by aprilia

    • 評価: 3.0

      1999年のオブジェクト指向開発の国際会議であるOOPSLAにて本著の著者(Gang of Four)の公開裁判が開かれました。

      罪状は以下のとおり
      ○初心者に設計は簡単な作業だと思わせた罪。
      ○同じく単なるC++プログラマに自分は優秀なアーキテクトにも簡単になれんだと幻想を抱かせた罪。
      ○シングルトンという甘い言葉を使って、コンピューター科学で禁じられているグローバル変数を持ち込み、その恐ろしさを忘れさせた大罪。
      etc...

      もちろん国際会議を盛り上げるイベント(喜劇)です。
      二言目にデザインパターンを語ろうとする鼻持ちならないSE、そのまま適用しようとする若手プログラマを増産してしまったことをネタにして盛り上がったわけです。

      オブジェクト指向を習得する上で非常に参考になります。ただ、このまま馬鹿正直にコーディングするのではなくこういう設計もあるんだよなぁと思うぐらいで調度良いです。

      デザインパターンはソフトウェア開発の雑誌や他の安価な書籍で判りやすく解説しています。今から勉強しようという人はそちらを選んだ方が良いです。

      ※OOPSLAについては(株)オージス総研の報告資料が原典です。
      宣誓は「The Art of Computer Programming」だったそうです。ちなみに判決は有罪でした。
      >> 続きを読む

      2012/05/24 by

      オブジェクト指向における再利用のためのデザインパタ-ン」のレビュー

    • ybookさん、すごく勉強されているので参考書のレビューいつも参考にさせて頂いています。デザインパターンも勉強しないといけないのですが、アドバイス通り、他の参考書か雑誌を色々見てみようかと思います♪

      この参考書は5000円もするんですね、高いですね…!
      >> 続きを読む

      2012/05/24 by gavin

    • そんなイベントが有ったんですね。ニヤっとしてしまいました。

      デザインパターンは全てを完全に覚えていることよりも、いざ設計フェーズになった際に「あんなパターン有ったよな?」と思い出せることを重要視しています。

      オブジェクト指向開発者としては、知っておかなければいけないセオリーだと思っています。
      >> 続きを読む

      2012/05/25 by ice


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