こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

海からきたチフス

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者:
カテゴリー: 小説、物語
定価: 725 円

動物王国のムツゴロウこと、畑正憲の記念すべきデビュー作。あやしく静まりかえり、太古からの謎を秘めて、いっこうに秘密の扉を開こうとしない、海。その海の底深くから、観光客で賑わう大島の町に上陸した謎の生命体が陥れたパニックを前に、家族旅行で出かけてきていた一家が大活躍する―。海の神秘をモチーフとした、胸躍る痛快SF小説。

いいね!

    「海からきたチフス」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      (あらすじ)
       生物学一家である木谷一家は、毎年8月に大島の別荘で過ごしている。
       今年も親戚のとも子を伴ってやって来た。
       しかし今年はいつもと様子が違う。
       海辺からは魚や貝が消え、その代わりに、白いぶよぶよした塊が大量発生していた。
       ケンの兄による徹夜の分析により、その塊は生物学的な新発見だと判明。
       そうこうしているうちに、島では謎の病気が流行し、島は封鎖された。
       その後も食糧が消えたり、銀行から金が盗まれたりと不思議な事件が続く。
       さらに、斎藤さんやとも子も病気にかかる。
       木谷一家は科学の知識を武器に、この謎の解明に取り掛かる!

      (感想)
       少し日常性を離れた非日常を描いていて、『ウルトラQ』や『怪奇大作戦』などを思わせます。
       内容も、生物学や分子生物学の知見が反映されていて、少年少女向けの良質な“サイエンス・フィクション”となっています。
       一つ一つの謎を研究し、その解明がつながっていって結論を導き出す過程は、ミステリー小説のようであります。
      それは科学研究の過程をなぞったものでもあるのですね。
       物語の内容は、執筆当時、すごい勢いで発展していた分子生物学をテーマにした、少年少女向けの良質なサイエンス・フィクションです。
       科学の骨格は基本的なもので、今でも通用するものです。
       現代の中学生や高校生が読んでも違和感ない、夢中になれる物語だと思います。 


       映像化しても面白い作品だと思います。
       畑正憲さんの小説デビュー作として本作品が出版されたのが1969年。
       今年・2014年は45年目になります。
       畑正憲小説デビュー45周年記念として、TVドラマ化しても面白いのではないでしょうか?
       今年が無理なら50周年記念にでも。いや、半端な数字でもいいじゃありませんか。
       しかるべき立場の皆様、一度企画検討よろしくお願いします。
        http://sfclub.sakura.ne.jp/21csf05.htm
        http://sfkid.seesaa.net/article/402352050.html
      >> 続きを読む

      2014/07/23 by

      海からきたチフス」のレビュー

    • 生物学って勉強してみると面白そうですよね(^^)

      2014/07/23 by マカロニ

    • >ice 様
       ムツゴロウさんのジュニア向け小説はユーモアもあってわくわくする感じがあって非常に楽しいです。
       私は他の作品も読みたくなりました。
       機会がありましたら読んでみて下さい。
      >makaroni 様
       私は子どもがありませんが、もしいたら、この作品を親子で読んで、生物学やら医学などについて語り合うのもいいと思います。
      >> 続きを読む

      2014/07/26 by 荒馬紹介


    最近この本を本棚に追加した会員

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ウミカラキタチフス
    うみからきたちふす

    海からきたチフス | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    最近チェックした本