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鈍色の華 (ビーボーイノベルズ)

5.0 5.0 (レビュー1件)
著者: 木原 音瀬
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    「鈍色の華 (ビーボーイノベルズ)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      大好きな木原さんヾ(≧∇≦)〃
      木原教の信者としてはどんな内容で全然OK!!(。-‘ω´-)キッパリ!!
      今回も木原さんらしい作品。
      どんよりした内容(笑)木原さんにかかれば、
      うだつの上がらない中年男も
      自分の事しか考えない屑も立派な主人公。
      ある意味人生をマイナスに達観してる中年のオジサンが
      会社のお得意様を接待してていつの間にか毒(魔性)を持った華になる話と
      出世のために体を差し出した無自覚屑の話。
      木乃伊取りが木乃伊になるとはこの事か!!Σ(・ω・ノ)ノ!


      『鈍色の華』
      ラビットフード社に勤務する
      さえない白髪混じりの中年男・鶴谷は職場のエレベーターで会った
      会社の提携先エリック&ロナウド社の重役、ヒューイとダンに見初められる

      社長の兎河に会社のため彼らに接待(体を使った)をしてくれと頼まれ
      最初は驚くものの自己評価の低い鶴谷は会社の為にと承諾する
      高級料亭で外国人二人に弄ばれる鶴谷。
      これだけでもう接待は終わりと思っていた鶴谷だが
      ヒューイとダンは鶴谷を気に入り
      鶴谷は物品管理課から秘書課へ異動
      海外出張(接待)が主な仕事となる
      そんな鶴谷が社長にしたお願いとは……

      『鈍色の果実』
      鶴谷が接待するようになって2年。
      ある日ダンは鶴谷をパートナーにしたいと兎河に申し出る。
      ダンも兎河も鶴谷がこの申し出を受けると思っていたが
      鶴谷はあくまでもダンとの事は仕事と割り切ってて
      ビジネス以外の何物でもなかった…。
      ダンの申し出を断るにあたって
      鶴谷は会社に迷惑をかけるのを気にしてた

      鶴谷は最後に兎河に自分の欲望を口にし
      これで縁が切れると思い兎河は鶴谷の要求をのむ

      最初『気弱な小心者』と鶴谷を見下していた兎河だったが
      鶴谷の"毒"にあてられたのが自分でも自分の気持ちが分からない
      自分の欲望に忠実な鶴谷にハマっていく

      淡々と現状を楽しんでいる鶴谷
      しかし兎河は……




      『漆黒の華』
      同期よりも先に出世したい!!と野心だけはある佐川
      勤め先の日本支社社長・ダンがゲイだと知ると
      出世のため自分の体を使って取引しようと画策し目論見は成功!!
      佐川はあくまで出世の為と割り切り体の関係を続けるが
      この佐川、自己中のゲス
      逆たま狙いで女との付き合いもキープ。
      しかしダンと関係を続けていくうちに女の体に反応しなくなる
      これはマズい!!と自分はゲイじゃないとダンとの関係を切り色々試すが……
      自分の浅はかな行動により全てがうまくいかなくなるが
      自分が悪いと思ってない佐川
      全部ダンのせいだと詰め寄る……が!!

      身から出た錆とはこのこと…
      佐川は自業自得なんだけど
      自分じゃそこんとこが全く分かってない
      ダメダメ君なんだけど自分の中じゃ努力してるつもり
      努力の仕方が斜め上って気がするけど
      ヒューイの言うようにダンは男を見る目がない
      そんなダンに絡めとられた佐川



      鶴谷と佐川。
      なんとも言えない後味が木原さんらしい作品だと思う

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      2017/08/22 by

      鈍色の華 (ビーボーイノベルズ)」のレビュー


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