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もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら (宝島SUGOI文庫)

3.0 3.0 (レビュー1件)
著者: 菊池 良神田 桂一
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    「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら (宝島SUGOI文庫)」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      読んでみて、とりあえず笑えたけれど、どうってことのない本なので、レビューしていなかったのですが、
      豚の確認さんと文学者や翻訳家の文体の話が出たので
      今更ですが、ちょっと取り上げてみます。

      期待していたような文体の模倣ではなく、ある作品や有名なフレーズを取り上げてパロディに仕立てたというものでしたので、食い足りなさは当然あります。
      漢字の使い方とかを工夫していたりはあるんですが…。

      その昔「時をかける少女」をパロって「お湯をかける少女」ってCMがありましたが、要はそれと同じノリです。

      むしろコラボしている漫画家さんの絵の方がうまいっ!って笑えますよ。
      いろいろな漫画家の画風を表現できていて感心しました。

      文体に感心するというよりも「カップ焼きそば」愛に感心

      この本で一番勉強になったことは、世間一般のカップ焼きそばファンというものが
      味が好きという以前に『湯切り』という独特な調理方法を愛しているように思われたことです。
      「お湯を捨てる」行為について、もっともリアルに緊張感と臨場感をもって描かれています。
      「湯切りの研究」とか「カラマーゾフの湯切り」とか。

      そのうちに作家でも何でもない人、さらに雑誌やカップ焼きそば自身が人間に語り掛けたり、ビジネスメールではどうなるか、とかの実験をしてみたり。
      最後は「実際の商品の調理手順」を紹介することまでしています。

      暇つぶし本なので、どこから読んでもいいし、途中でやめたり、気になるところだけ読んでもいい。
      買って繰り返し読むことは、まずないんじゃないでしょうか。
      もともとネット上で始めたお遊びみたいです。
      確かに、そういうノリなら、わかる。

      それにしても、たかが「カップ焼きそば」なんですけどね~
      たかが、がいいのでしょうね。
      この後、別のシリーズもあるようですが、読まないだろうな…

      本作で私が一番面白く思えたのは、松尾芭蕉。

      キッチンや 薬缶飛び込む 水の音
      熱湯を 集めて流し 湯切りかな
      閑さや 部屋にしみ入る 啜る音
      から容器 大食いどもが 夢の跡

      ちゃんと連作になっていますね( ´艸`)

      この本を読んで、娘が大学生になったとき、仲間内でカップ焼きそばを食べるシーンがあり、カップ焼きそばの作り方を知らなかった
      (たぶん、ソースを先に入れた?)ことで仰天されたという逸話を思い出しました。
      そ~いえば、カップ焼きそばなんて、ほぼほぼ子どもに食わせたことなかったかもね~。
      その当時、この本読ませておけたらね~。
      >> 続きを読む

      2020/05/13 by

      もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら (宝島SUGOI文庫)」のレビュー

    • 少し前に話題になっていてどんなものかと気になってましたが、軽い内容の様なので、機会があったら読んでみたいものです。 >> 続きを読む

      2020/05/24 by rock-man

    • rock-manさん
      カップ焼きそばはお好きですか?もし好きなら、一層楽しめるかと思います。
      お遊びの本なので、軽い気持ちでどうぞ(^^)
      >> 続きを読む

      2020/05/26 by 月うさぎ


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