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子どもへのまなざし

5.0 5.0 (レビュー6件)
カテゴリー: 育児
定価: 1,785 円

児童精神科医が語る、乳幼児期の育児の大切さ。

いいね! Moffy

    「子どもへのまなざし」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      情報が溢れている今、育児をしていると迷うことがあります。
      自分自身はこうしたいと思っても、
      それと反する意見を目にしてたしかにそれもそうだな…と思ってみたり。
      その子の性格や個性もあるから、
      他のママがこうといっても娘にとってもそうとは限らないとか。

      それに、なにをしたところでそれがよかったのか、
      娘が大人になって初めてわかるかもしれないけど、
      きっとわからないままのことが多いのだろう。
      だからいつも模索している。

      この本は児童精神科医の佐々木正美氏が親や保育者とセミナーなどを
      開いてきた内容をまとめたものになります。
      「子供へのまなざし」というタイトルにも表れていますが、
      とにかく子供への愛情があり、語り口もやさしい。
      1998年に福音館から初版が出て以降、ずっと親や保育士に読まれている本です。

      特に「小さい時は要求を聞いてあげることが大切」ということが繰り返し書かれています。
      過保護にしてダメになった子を私は1人も見たことがない、
      抱っこと言われたら抱っこしてあげればよい、
      膝の上に座りたいと言われたらいくらでも膝の上にのせてあげればよい、
      ありのままの自分をうんと受け入れてもらった子は
      その時が来たらきちんと自立していく・・・。

      そのまんまを受け入れたい!という気持ちでいながら
      抱っこばっかりしていてこんなに甘やかしちゃって良いのだろうかとか
      自分でやらない子になっちゃうかもしれないとか
      どこかで葛藤を持ち続けていましたが、この本を読んで霧が晴れた思いでした。

      娘のペースで授乳していたら回数が全く減っていかなかったとか、
      お風呂で遊びたい娘に付き合って1時間くらい入っていたりとか、
      暗くなっても玄関の鍵を開けては閉めるをひたすら繰り返しているのを
      娘が納得するまで待っていたりとか。

      ネットで生活リズムを崩さずに…みたいな記事を読んで
      それができていなくて大丈夫かと心がグラつくこともあったけど
      でも今までそんな風にやってきて間違っていなかったかもしれないと思えました。
      (もちろん生活リズムが大切じゃないという意味ではありません)

      なかなか心の余裕が持てなかったり、そんな風にできないこともいっぱいあるけれど
      でも、できる限り、ありのままの娘を受け止められるどーんとしたママでありたい。

      その他の心に留めておきたい内容。

      ・子供は邪魔さえしなければ、まっすぐスクスク成長をしていく
      ・過保護はよいが、過干渉は一番やってはいけない
      ・幼児期からは友達や人とのかかわりがとても大切、友達と育ちあう
      ・しつけとは繰り返し教えて、後はいつできるようになるかな~と楽しみに待っていてあげること
      ・親が口で教えることよりも、行動を子供は真似する
      ・親や保育者がまず幸せでなければ子供も幸せになれない

      あとは、小さい時に手のかからない子が健やかに成長しているとは限らない、むしろ手のかかる子のほうが健やかで、時がくれば自立していけるケースが多い、という内容にも勇気をもらいました!

      目先のことや、テクニカルなことは全くなく、愛情にあふれた本でした。
      こうしなきゃ、ああしなきゃとかではなく、子供だけでなく。
      親や保育者に向けられたやさしい語り掛けに涙が出そうになりました。
      >> 続きを読む

      2019/05/27 by

      子どもへのまなざし」のレビュー

    • 素敵な本ですよね。子育てしている人全員、なんなら全国民に読んでもらいたい(笑)
      にとって、この本は「育児書のバイブル」です!!
      なかなか時間がないけれど、本当は何度も読み返したと思っています。
      >> 続きを読む

      2019/07/12 by URIKO

    • URIKOさん
      ありがとうございます。
      私もこれは何度も読み返したいバイブルです!!
      これを読んでから、○歳までに○○させないととか、そういうテクニック的なネット記事などに心ぐらつくことがなくなりました^^

      URIKOさんもぜひレビュー書いてください^^
      >> 続きを読む

      2019/07/12 by chao

    • 評価: 5.0

      再読。
      乳幼児の子育ては、建物の基礎にあたる。ここをしっかり築いておかなければ、その上に構築されていく(学童以降の)上物はぐらついてしまうという話に激しく納得。
      子どもをありのまま需要し、愛すること。シンプルだけれど、一番大切なことはこの2つなのだな、と改めて感じました。
      一番良いのは、家族だけではなく、地域全体で子どもたちを見守っていくこと。健全な子どもを育てていくために。

      本当に佐々木先生の本は、何処を読んでも愛情にあふれたいい話で、こんな懐の大きな人(自分も含めて)が増えてほしい。

      2018/04/01 by

      子どもへのまなざし」のレビュー

    • 評価: 5.0

       夢中になって読みました。終えたころの充実感といったら!:)

       普段の生活でやけに気になることや怒りやすい、悲しくなりやすい点があったら、大抵の場合出来事が原因ではなく、子供のころ心に残したままの「課題」が残っているからなのではないかと。
       今誰かの世話をする立場になってから、この本でも書いてあったとおり、自分の問題を解決するのが先だと思うようになりました。まず親のケアを優先しないと子は幸せにならないからです。
       トラウマの塊で心の底から笑顔が出せない人が、どうやって誰かを幸せにできるのでしょうか。

       親となっていなくとも、育児の本は読んでもとても為になります。子供の為ではなく、自分自身にとって、です。
       再度自分で自分を育てなおす試しができるから。
      >> 続きを読む

      2018/02/20 by

      子どもへのまなざし」のレビュー

    • decoさんのレビューを拝見すると読みたい本がどんどん増えていきます。最近はなかなか読書の時間がとれないのですが、落ち着いたらこの本も読みたいなぁと思います☆ >> 続きを読む

      2018/02/21 by chao

    • 評価: 5.0

      「思いやりのある子に育ってほしい」という親は多いが、「その為に子どもに何をしているか」と親に聞いてもちゃんとした回答が来ないという話が印象に残った。
      オオカミに育てられた子どもは4足歩行で遠吠えもオオカミそっくりにする
      →子は親のように育つ
      →思いやりのある人は他人と一緒に喜んだり悲しんだりできる人
      →だから親が近所の人や親類と一緒に喜んだり悲しんだりするべき

      納得できた。


      また、著者のカナダの大学での実習の話もよかった。
      子どものケアを一定期間した後、担当を変更して親“だけ”のケアを一定期間実施するのだそうだ。
      問題のある子どもをダメな親のせいにして諦めるのは簡単。
      子どもの愛情不足は親が子どもの頃の愛情不足が遠因になっているケースが殆どだから親をケアしないと解決にならないそうだ。

      そうだなーと思った。
      >> 続きを読む

      2018/02/05 by

      子どもへのまなざし」のレビュー

    • 評価: 5.0

      子どもが産れてからの自分の生活というか精神状態について、なかなか巧い表現が無いと感じる。

      生の充実

      というと悪くは無いのだけれど、仕事や趣味の多くを犠牲にするわけで、心が真に常に充実感に満たされているわけではない。


      人生が楽しくなった

      というと悪くは無いのだけれど、一方で、疲労感や徒労感も定期的にやってくるし、不快感もあれば自分を律せないことへの悔恨も多い。


      幸福感

      というと悪くは無いのだけれど、悩みや葛藤も多く、常々ほんわか幸せに浸れているわけでもない。



      そう悶々と考えて早や3年近くが過ぎて、生きがい、という表現にたどり着く。

      ああ、これは神谷さんがゆっていたじゃないか、と。

      『たしかに生きがい感は幸福感の一種で、しかもその一番大きなものといえる。けれどもこの二つを並べてみると、そこにニュアンスの差があきらかにみとめられる・・・生きがい感には幸福感の場合よりも一層はっきりと未来にむかう心の姿勢がある』

      『もう一つ幸福感と違うところは・・・生きがい感のほうが自我の中心にせまっている、という点である。幸福感には自我の一部だけ、それも末梢的なところだけで感ずるものもたくさんある』

      『・・・はじめからいえることは、人間がいきいきと生きて行くために、生きがいほど必要なものはない、という事実である。それゆえに人間から生きがいをうばうほど残酷なことはなく、人間に生きがいをあたえるほど大きな愛はない』

      『その意味では、子は親に感謝すべきというが、むしろ、親が子に感謝しなければならない。』


      子どもが産れてからの生活・人生は、本当に深く、自分に生きがいを与えてくれたと感じる。


      (ようやく本題なのだが)
      この「子どもへのまなざし」という本、これも長男が誕生した直後に読んでいたのでもう数年前になるのだけれど、何よりも一番好きなのは、タイトル。
      これから子どもの成長にあわせて色々な壁や葛藤や問題に家族はぶつかると思うけれども、常にこの「まなざし」を意識して行きたいと、心から思う。

      このまなざしに、感謝という初心をを込め続けていけるかどうか、これを問うていきたい。

      ただ健康に育って欲しいと、思っていたのがいつしか、より良く生きて欲しい、より優れて出来て欲しい、より立派であって欲しいと、思ってしまう親心。

      これは、拭っても拭っても振り払いきれない煩悩だろうと思う。
      別に良い大学なんか行かなくても、別に良い職業に就かなくてもいいからと、そう今は思っていても。

      この作品は、その初心に立ち返らせてくれる一冊。
      過干渉を諫め、「待つ」まなざしをすすめる。
      個性を認め、また、子ども達だけの世界の大事さを認める「まなざし」をすすめる。


      その通りだなあとしみじみ感じる。
      生きがいを与えてくれることへの感謝の気持ちと共に、「待つまなざし」を忘れずに行きたいと思う。
      >> 続きを読む

      2017/08/18 by

      子どもへのまなざし」のレビュー

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