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漫画 君たちはどう生きるか

3.9 3.9 (レビュー12件)
著者: 吉野源三郎
いいね! Moffy taiaka45

    「漫画 君たちはどう生きるか」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      【この痛みも苦しみも、僕が僕らしく誇れる道を歩む為の証】

      大昭時代の東京の街で、父親を早くに亡くしてしまった少年と、出版会社に勤めていた経歴を持つ叔父が、一つのノートを巡り、友達との人間関係、貧困格差や苛めといった人生で立ち向かわなければならぬ課題を模索しながら人の在るべき形へと辿り着く物語。

      この世界は幾重もの人達の誰かの為にと云う想いで出来ている。

      その網目から外れる事はけして無い。

      分子のような人の流れの中で、己の選択や人の在るべき姿に迷う場面は幾度とある。

      それでも、その苦難は己を正す為の灯火なのであろう。
      >> 続きを読む

      2020/02/11 by

      漫画 君たちはどう生きるか」のレビュー

    • 評価: 4.0

      コペル君レベルまでの哲学的なことは考えたことはなかったけれど、今思えば、自分もあの頃は悩んでないようで実は小さな問題は色々と抱えていたような気がします。
      でも、周囲にはコペル君のおじさんのような大人はいなかったし、とにかくテスト、部活、受験のことで頭がいっぱいで、きちんと立ち止まって考えて来なかった、というのが中学思春期だったかな。


      マンガ、そしておじさんのノートの内容、と両方あったので、とても読みやすかったです。
      まだ読んではいないけれど、多分、もう一方の文章だけの本だときっと中学生の自分は手に取らなかったように思うので、このマンガを読んでいたら、ガツン!とパンチをもらったような衝撃を受けたんだろうな、と思いました。

      原書の方が気になってきたので、いつかそちらも読んでみたい。
      もっと深く書かれているのでしょうか。
      >> 続きを読む

      2020/01/16 by

      漫画 君たちはどう生きるか」のレビュー

    • 評価: 4.0

      キンドルで読みました。漫画の部分は読みやすいですが、おじさんからの手紙の部分が文字ばっかりで、『マンガじゃないの…?』と思ってしまったので、新しく読まれる方はそこのところお気をつけください。
      私は、自分に自信がなく人の評価を気にしてしまう質なので、タイトルから『生きる意味についてヒントが得られるかもしれない』と思い、すがる思いで手に取りました。この本を読んで私がたどり着いた答えは、『立派に生きるには自分の価値判断の基準を自分の中で育てることが大事であること、そしてそのためには面白かった本、きれいな景色、素敵な体験など、心を動かされたことから出発してその意味について考えること、そうするとその経験のなかにその時だけにとどまらない意味のあることが分かってくる、それが自分の思想になる』と言うことでした。これからも感動した気持ちを大切に、心にためて生きていきたいと思いました。

      『人間分子の関係、網目の法則』
      私もコペルくんくらいの年齢のときに『人間分子の関係、網目の法則』を発見し、感動して震えたのを思い出しました。自分で気づく前にこの本で気付かされる子どもたちは、どんな気持ちになるのだろう?と思いました。また、何歳になっても学び教わることを忘れないでいたいです。

      『浦川くんのような人は、まわりの人が寛大な眼で見てあげなくてはいけないんだ。』
      いじめというのは、子供、大人、家庭、社会関係なく起こり、原因は本当にとるにとらないような事であることが多いと思います。もちろんいじめを許さない社会の姿勢は重要ですが、個人が普段から寛大でやさしい態度でいることの重要さを改めて認識しました。

      『母親が経験した石段のおばあさんの話』
      失敗したりうまく行かなかった時に、それを悪い・悲しい思い出として心にしまっておくのではなく、同じ失敗をしないよう、同じ状況になったときにすばやく対応できる原動力に変える、という話です。自分を責めるのではなく、失敗から何を学ぶかについて熟考すべきですね。

      『人間の価値は「貧しいか裕福か」ではなく、「消費する人か生産する人か」で見るべきだ』
      労働者こそが世の中全体を支えている。しかし、体をこわしたら一番こまる人たちが、一番体をこわしやすい境遇に生きている。恵まれた立場にいる人が、どんなことをしなければならないか、どういう心がけで生きてゆくべきなのか、考えるべき。
      >> 続きを読む

      2019/02/12 by

      漫画 君たちはどう生きるか」のレビュー

    • 評価: 3.0

      小学生の頃に、国語か道徳か、どちらかの授業で読んだコペルくんの本が妙に売れていると聞いたので読んでみた。
      ちゃんと読んでみて分かったのは、想像力をもって多角的視点でモノを見て、視座の転換(主体と客体の転換)を図り、人と人との無限の繋がりが社会を成り立たせている事に気付いていく少年から青年への覚醒の書だと分かった。コペルニクスの天動説と地動説の関係は自己視点と無限にある他者視点のことの暗喩なのだな。
      以下、備忘録。
      ・銀座の7階から見て人を分子だと置き換えた人間分子
      ・イジメられっ子とイジメっ子とそれをとっちめた子
      ・ニュートンがリンゴが落ちた時の思考想像
      ・ナポレオンの栄枯盛衰と功罪
      ・殴られるなら共にという約束を破ってしまった事件からの成長
      ・謝罪の手紙と、母親がしま石段のおばあさんの話
      ・叔父さんの哲学的な解説
      ・伸びて行かずにいられない黄すいせん
      ・最初の仏像はインドでギリシア人が作った説、アレクサンダー大王の遠征の影響、ブッダは400年くらい仏像にされない風習がインドにはあった、西洋と東洋が繋がって仏像が出来た
      ・生産と消費、消費しかできなくても良い人間になって良い人を作る事は出来る。
      ・満州事変、盧溝橋事件の時期にこの本は書かれて出版された。
      >> 続きを読む

      2019/01/31 by

      漫画 君たちはどう生きるか」のレビュー

    • 評価: 3.0

      原作を読んですぐその後読んだ漫画版。
      世界観はよく出てると思うけど迫力と言うか訴えてくるものが弱いと感じるのが正直なところ。
      子供向けに書かれた本だと思うけど子供にも原作を読んで欲しいな。

      2019/01/27 by

      漫画 君たちはどう生きるか」のレビュー

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