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千葉淳平探偵小説選 (論創ミステリ叢書)

著者: 千葉 淳平
定価: 3,888 円
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    「千葉淳平探偵小説選 (論創ミステリ叢書)」 の読書レビュー (最新順)

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      昭和30年代の一時期に、短編小説作家として雑誌『宝石』入選で登場したかと思うと、同誌終刊で断筆して以降不詳の作家・千葉淳平をはじめて知った。密室トリックを得意としたショートショートであるが、小説としては、……ちっとも面白くなかった。(残念)

      ところが、何が面白くてレビューを載せたかと聞かれたら、迷わず答えよう。
      解題に披瀝されている、古参作家先生方による入選選考評価の座談会がリアルでいい。
      昭和38年『宝石』短編賞選考委員会の
      ①水谷準(※水谷隼ではありません。大正~昭和の雑誌「新青年」で作家を育てた編集長、自身も作家)、
      ②中島河太郎(ミステリ評論の大家、自身も大賞受賞)、
      ③城昌幸( ショートショートの先駆。江戸川乱歩から「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と評される)
      3人の辛口コメントの数々。

      水谷「着想はおもしろいとはき思ったんだけれども……浮彫りにする感じが出ていないので、七十から七十五という、ちょっと曖昧な点数。」

      城「……の話は、これ全然出す必要はない。むだなことだ。」
      中島「余計ですね。」
      水谷「でもないけれども、まあむだに近いなあ。」
      中島「……でなくてもいいんじゃないかという……。」
      水谷「まあ、手近にあったんでしょうがね……」

      そのほか、鮎川哲也その他の面々による千葉作品解説文もなかなか。えらい作家先生達はこういうふうに新人を見るんだなあ。きっと昔も今も。

      作家志望の人は読んで見ては。



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      2015/03/11 by

      千葉淳平探偵小説選 (論創ミステリ叢書)」のレビュー


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