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世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方

4.0 4.0 (レビュー1件)
著者: ドネラ・H・メドウズDonella H. Meadows
定価: 2,052 円
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    「世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 4.0

      「世界がもし100人の村だったら」の作者が書いたシステム思考による生き方、考え方を解説した本。システムとは相互に関係する何かが集まったもの、システムの挙動を望ましい方向へ変えるためのレバレッジポイントを見つける事の重要性。目の前の小さな事象に囚われずにシステムで捉える事が必要との事。
      ストックとフィードバック、時間的遅れと情報の流れ、全体システムとサブシステムの関係、などが重要キーワード。
      以下、備忘録
      ・システムは一時に多方向で起こるため言葉より図と相性が良い、奄美大島のハブ対策としてのマングース対策事例のような短絡的な対策が失敗する理由
      ・システムの構造と挙動、システムとは部分の総和以上のもの、システムの目的を見つけるにはその挙動をしばらく観察する、下位の目的が全体の目的と相反する事はよくある
      ・ストックの水準を許容範囲に収める動きのフィードバックプロセス、ストックがある事で一時的にインフローとアウトフローを切り離して安定化出来る、フィードバックループを含むシステムがストックを安定化させる
      ・自己強化型ループ、目標達成型フィードバックとバランス型フィードバック、サーモスタットの事例での反応の遅れ、システムにおける反応の遅れの影響の大きさ、遅れが何処にあってどれだけの影響があるのかを知る事の重要性、
      ・レジリエンス↔︎脆弱性、キエラルキーはサブシステムがよく機能する為に形成されるがそうならないシステムが多い、自己組織化、葉巻蛾の定期的大発生のシステム、システムの境界設定は目的・課題設定による
      ・成長により制約要因が変わる、層状の限界、システムの様々な部分で起こる時間的遅れ、限定合理性、アダムスミスの神の見えざる手に対して「見えざる足」、オランダの全く同じ家々の電力消費の差はメーターが見えやすい場所にあるか否かだった事例
      ・低パフォーマンスへの漂流は徐々に進む茹でガエル現象、成功者は更に成功する、競争的排除の法則、GNPは効率の悪い経済で拡大し易い
      ・システムの中で介入すべき場所がレバレッジポイント、システムのレバレッジポイントは直感の逆に作用する事が多い、システムのレバレッジポイントはほとんどパラメーターにはない、大きなグレーゾーンの存在、システム全体の設計、時間的遅れとシステムのスピードを調整する、情報の流れ、等
      ・自己組織化とは生物なら進化、産業では技術革新のこと、パラダイムはシステムを作る源泉、
      ・言葉をクリアにする事、おかしなものには声をあげる、メタフィードバックループが必要、システムの中の責任の在り処を見つける、誤りの受容、複雑性を受け入れる、思いやりの範囲を広げる、謙虚であり続け学習者であり続ける、等
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      2018/01/23 by

      世界はシステムで動く ―― いま起きていることの本質をつかむ考え方」のレビュー


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