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桜前線開架宣言

4.3 4.3 (レビュー2件)
著者: 山田航
定価: 2,376 円
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    「桜前線開架宣言」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 5.0

      ごまめさんのレビューを見て、これは読んだ方がいいなと思いました。短歌なんて全然関心が無かったけれど、短い言葉の中で、こんなにも的確に思いを伝える事ができるんだな、と思うと同時に、どれが心に響くかで、その人のベースになるものが、愛情だったり怒りだったり諦めだったり、何が自分の受け皿になっているのかも解る感じ。まだ途中ですが、もう付箋だらけ。図書館で借りたけど、これは手元に置いておきたいので購入しようと思いました。

      ・平日の住宅地にて男ひとり散歩するはそれだけで罪
        ・・・病身で社会的に弱い立場であるらしい松木秀さんの作品。
           分かるような気がする。転職の合間、人間失格のような
           気持ちになったので。誰もそんな事口にはしないのに。
      ・「日々嫌」とアナウンス聞こゆ職場への一つ前の日比谷駅にて
      ・もういやだ そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
      ・脳みそがあってよかった電源がなくても好きな曲を鳴らせる
      ・えっ、七時なのにこんなに明るいの? うん、と七時が答えれば夏
      ・温かな缶コーヒーも飲み終えてしまえば一度きりの関係

      まだ読み途中だけど、これが心に響いたとは、疲れてるんだな私。
      しかし、その時の自分の気持ち次第で、きっと違う作品に心が引っかかる事もあるだろう。優しいもの、温かなもの、美しいものをできるだけ探し続けようと日々を過ごせば、また別の作品に心打たれる日もあるのではないかと、今の自分を省みる。美しい言葉に心引っかからなかった自分。まずはそれを認める事から始めたい。
      >> 続きを読む

      2017/11/06 by

      桜前線開架宣言」のレビュー

    • チルカル さんへ

      短歌に共感して、この歌が好きとは、
      自分の鏡みたいな存在で
      少し気恥ずかしい感じがします。
      >> 続きを読む

      2017/11/06 by ごまめ

    • それは確かに・・。それにしても、それぞれ個性があって、感受性の鋭さに驚きました。これは本当に読んで良かった!素敵な本を紹介していただき、有難うございました。 >> 続きを読む

      2017/11/06 by チルカル

    • 評価: 5.0

      久しぶりの、五つ☆、コストパフォーマンス最高。

      1970年以降の生まれの四十人の短歌を網羅。

      最近、短歌に凝って、各人の歌集を買いだしているのですが、
      薄めで、すべての歌が気に入るわけでもなく、一冊1600円前後で高め。
      そこへいくと、この本、1600円×40=64000円の価値あり。

      お一人56の歌が並んでいるのですが、お一人一人の個性があって、
      じっくりと味わう事もでき、とっても素敵。

      初めての方も多く、ガイドブックとしては最適でおます。

      気にいった歌の数の多い順に上から紹介すると。

      加藤千恵・・・・あたしってどうやって生きてたんだっけ? あの日あなたと知り合うまでは

      松村正直・・・・忘れ物しても取りには戻らない言い残した言葉も言いに行かない

      岡崎裕美子・・はい、あたし生まれ変わったら君になりたいくらい君が好きです。

      今橋愛・・・・・・たくさんのおんなのひとがいるなかで
      わたしをみつけてくれてありがとう

      望月裕二郎・・この世からどっこいしょってたちあがるなにもかけ声はそれでなくても

      中澤系・・・・・・かみくだくこと解釈はゆっくりと唾液まみれにされていくんだ

      堂園昌彦・・・・ベランダに冬のタオルは凍り付きあなたのきれいな感情を許す

      永井祐・・・・・・この文面で前にメールしたことがあるけどいいや 君まで届け

      雪舟えま・・・・ホットケーキ持たせて夫送りだすホットケーキは涙が拭ける

      内山晶太・・・・少しひらきてポテトチップを食べている手の甲にやがて塩は乗りたり

      大松達知・・・・なにゆゑかひとりで池を五周する人あり算数の入試問題に

      岡野大嗣・・・・ハムレタスサンドは床に落ちパンとレタスとハムとパンに分かれた


      加藤千恵さん、ダントツの一位、ほぼ半数の歌がお気に入りでした。
      早速、歌集、手に入れたいですね。

      また、これと同じような、若手の方が多く紹介されている本、欲しいですね
      どなたか、ご推薦ください・・・・・。

      >> 続きを読む

      2017/10/25 by

      桜前線開架宣言」のレビュー


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