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落語家のことば 芸が生まれる現場から

3.0 3.0 (レビュー1件)
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    「落語家のことば 芸が生まれる現場から」 の読書レビュー (最新順)

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    • 評価: 3.0

      噺家の、現場からの芸談。

      もともと、噺家さんたちは外部の人、噺家以外の人に向かっては
      芸談をしたがらない人が多い。

      噺家の世界は、内部と外部とを峻別する世界だと・・・・。
      「客」に向かって芸の秘密を語る必要はない。
      そういうものは隠しておいて、自分たちの世界に置いておけばよい。
      世阿弥の「秘すれば花」である。

      といいながら、その噺家さんのいきざまを肯定するべく芸談が語られる。

      最終気になったのが二つ

      一つは、柳家さん喬さんの「人間のほんとの心」・・・

      師匠小さんの言葉で「嘘はほんと、ほんとは嘘、だけどほんとはほんと。」
      嘘のことはほんとのことのように演じろ、ほんとのことは嘘のように演じろ、
      だけど、ほんとのことはほんとなんだ、人間のほんとの心ってのは、ほんとなんだよ、
      ということだよ・・・。

      もう一つは、桂枝雀さんの「演じ手とはなし手に分かれる」

      「演じ手」は文楽でいうと、人形だけが見えてくる、
      噺の中の登場人物になりきって演じてしまうタイプ。
      「はなし手」は、演技をしている段取りで聞き手の了解を得ると
      いういき方の演者で、人形遣いの姿がみえるタイプです・・・・と。

      そう言われると、私の好きな噺家さんは、「演じ手」タイプなんですな。

      まあ、落語家さんと呑む機会も多いですが、
      落語について、話をするってことはまるでなく、
      終始、たわいのない世間ばなし、バカ話で愉しんでいますな・・・・。


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      2018/11/27 by

      落語家のことば 芸が生まれる現場から」のレビュー


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