こんにちはゲストさん(ログインはこちら) | 読書ログ - 読書ファンが集まる読書レビューサイト →会員登録(無料)

自閉症の僕が跳びはねる理由

会話のできない中学生がつづる内なる心
4.7 4.7 (レビュー7件)
カテゴリー: 内科学
定価: 1,680 円

護学校中学2年の著者が自閉症について「どうして目を見て話さないのですか?」「手のひらをひらひらさせるのはなぜですか?」等50以上の質問に答えます。巻末には短編小説「側にいるから」を掲載。

いいね! Moffy

    「自閉症の僕が跳びはねる理由」 の読書レビュー (最新順)

    最新のレビュー順 | 人気のレビュー順
    すべてのレビューとコメントを開く
    • 評価: 5.0

      自閉症の当事者の気持ちは、当事者にしか分からないもの。
      言葉で話すことはできなくても、
      書くことで多くの人に伝えてくれているとても大きな意味のある本でした。

      息子に対していつも感じていた疑問、
      この本の中に答えがありました。


      Q:どうして何度言っても分からないのですか?

      A:わざとやっているように見えるかもしれませんが、そうではないのです。
      怒られてしまった時には、またやってしまったと後悔の気持ちでいっぱいですが、
      やっている時には前にしたことなどあまり思い浮かばずに、
      とにかくそれをやらずにはいられないのです。


      Q:声をかけられても無視するのはなぜですか?

      A:気がつかないということは、知らん顔している事とは違います。
      自分に問いかけられている言葉だと理解することが難しいのです。


      Q:どうして言われてもすぐにやらないのですか?

      A:やりたくない訳ではないのです。
      気持ちの折り合いがつかないのです。
      >> 続きを読む

      2018/04/16 by

      自閉症の僕が跳びはねる理由」のレビュー

    • 評価: 4.0

      理解の眼差しを持って、互いに見つめ合えることができれば……
      大事だなぁ、理解って。
      心を分かり合えるって。

      そして、「分かって」と訴えるだけでなく、分かってもらえるようにそれぞれ努力することもとっても大事。

      2018/03/03 by

      自閉症の僕が跳びはねる理由」のレビュー

    • 評価: 5.0

      著者のおかげで、自閉症の人たちの行動の一つ一つに説明がついて、腑に落ちました。

      自分の物差しで、人を計っちゃいけないんだな。

      何でも決めつけちゃいけない。

      こういうことだったのか、こんなことを考えていたのだな、と彼らの行動と気持ちを知ってびっくりしました。

      想いが伝わらない、自分の行動に説明がつかないことで、世の中で本当に生きにくいのだろうな、と切なくなりました。

      でも、彼がこの本を出してくれたおかげで、すべての自閉症の人には当てはまらないかも知れないけれど、自閉症への理解の第1歩にはなったと思います。

      もし、周りに自閉症の方がいる方は(そうでない方も)是非、一度読んでほしいと思いました。
      >> 続きを読む

      2018/03/01 by

      自閉症の僕が跳びはねる理由」のレビュー

    • 評価: 5.0

      思い通りに体が反応してくれない。心と体がうまくつながらない。

      言動をコントロールできない”体”が問題なんです。

      ”まるで不良品のロボットを運転しているようなもの”なのだそうです。

      もどかしく、苦しいでしょう。本当に体ってめんどくさいですね。



      コミュニケーションがうまくいかない東田さんは、文字盤やパソコンを使えば普通にコミュニケーションがとれるようになりました。この本は、東田さんが中学生の時に書かれた物です。高校生の時に書かれた続編も読みました。人にとって大事なことをたくさん教えてくれています。

      東田さんの場合は、脳の言葉の部分がうまく機能してないかわりに、他人の意図を読み取る部分が普通の人より発達しているそうです。私は、豊かな表現力は”心”がきれいだからではないかと思います。言われることが、とても深いのです。会話はうまく出来ませんが、心や気持ちは他の人たちと変わらないし、それ以上なのです。

      お釈迦様は、この世に”障碍者”という人はいないと言われます。それは、つまり、誰もがみんな障碍をもっていて、みんな苦しみながら生きているということ。一人一人はそれぞれみんな違っていて、苦しいこの世で、何とか助け合って生きているだけ。みんな、助け合わなければ生きていけない。助け合うために、この本はとても役に立つと思います。

      >大きな声はなぜ出るのですか?
      >独特の話し方はどうしてですか?
      >声をかけられても無視するのはなぜですか?
      >跳びはねるのはなぜですか?

      すべてに理由があります。納得できます。ちゃんと理解すれば何の問題もありません。

      出来ないところにばかり注目するのではなく、出来るところを伸ばす。脳が喜ぶことをやってあげればいい。

      みんな違って当たり前。ただの個性です。人間が、個性を個性として認め、助け合って仲良く暮らせるようになればいいな。

      東田さんのことがNHKで放送されていたそうです。YouTubeにアップされていました。自閉症と言われる方々をありのまま、正しく理解することは、私たちみんなの幸せにつながると思います。
      https://www.youtube.com/watch?v=Eq_yb_y4MjM
      https://www.youtube.com/watch?v=kpZO3cVTTJo
      https://www.youtube.com/watch?v=3gtCpBqf63s

      それと、東田さんのお母さんが、明るく大変穏やかで本当にやさしいお顔をされているのが印象に残りました。

      ・・・人の視線が怖いです。刺すような視線を向けるからです。
      ・・・昔は、自然と一体化した時間が幸せでした。今は、家族で笑っているときや、僕の本を読んだ感想をいただける時が幸せです。
      >> 続きを読む

      2016/04/26 by

      自閉症の僕が跳びはねる理由」のレビュー

    • 評価: 4.0

      クラスのあいつはたぶん自閉症だったんだ。微動だにせずいつも黒板をじっと見つめていた。話しかけても真っ赤になり困ったような感じで黙っていた。つまらなかったのであまり相手もしなかった。この本を読んだらいろんなことがようやく分かった。いろんなこと感じていたんだ。考えていたんだ。もう一度あいつに会ってみたい。

      2015/09/02 by

      自閉症の僕が跳びはねる理由」のレビュー

    もっとみる

    最近この本を本棚に追加した会員

    16人が本棚に追加しています。

    この本に関連したオススメの本

    取得中です。しばらくお待ちください。

    ジヘイショウノボクガトビハネルリユウ カイワノデキナイチュウガクセイガツズルウチナルココロ
    じへいしょうのぼくがとびはねるりゆう かいわのできないちゅうがくせいがつずるうちなるこころ

    自閉症の僕が跳びはねる理由 - 会話のできない中学生がつづる内なる心 | 読書ログ

    会員登録(無料)

    今月の課題図書
    読書ログってこんなサービス
    映画ログはこちら
    読書ログさんの本棚

    最近チェックした本