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復路の哲学ーーされど、語るに足る人生

5.0 5.0 (レビュー2件)
著者: 平川 克美
定価: 1,728 円
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    「復路の哲学ーーされど、語るに足る人生」 の読書レビュー (人気順)

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    • 評価: 5.0

      敗者性を謳歌するが如き一冊に感動。

      本書は夜間飛行発行のメルマガ「大人の条件」での連載モノをまとめられてある。(あとがきにそう書いてある。)
      著者は言う。「おとな学」というような上から目線は気が引けた、と。
      向田邦子女史の「おとなの男はしゃべらない」の一文に触発されたとして、さりげなく先人に敬意を表している。この一文は『あ・うん』の主人公の台詞だ。

      わたしは感動と表したが、正確にいえば、60代にならないと心底腑に落ちるものではないように思える。やがて来る人生の復路に、果たして著者のような境地を開けるか、はたまた、もっと異次元の冥界に目覚めるか、それとも……。

      ほんものの大人に憧れるおとなになりたいもんだ。
      (多読は当面休止と相成り候。)
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      2015/01/20 by

      復路の哲学ーーされど、語るに足る人生」のレビュー

    • 「彬彬」なんて言葉を使う人間が孔子先生よりほかにあればヒントになるかも。そう思っていたら、居た。

      「二行彬彬として豁然智度の心萌し」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
      これ新参の仏道修行者が会得した境地らしいが、なんのことやら。大人はまたまた遠くなりぬ。

      >> 続きを読む

      2015/01/21 by junyo

    • 大人になること、大人の振るまいの例話として紹介されているのが映画「ローマの休日」のラストシーン。一人の女から王女に戻ったヘップバーンに向かって、ひとときの恋愛を楽しんだ男がアーヴィングという名のある新聞記者として二人の写った写真を手渡す。「ローマご訪問を記念する写真です」。
      渡す者と受け取る者、ともに大人の男と大人の女。
      著者は、決して言葉にされなかった胸の内を代弁して「大人はけっこうきついね、辛いね」と表現している。切ない時間に黙して耐えるのが大人になること(の一里塚)。
      >> 続きを読む

      2015/01/21 by junyo

    • 評価: 5.0

      まるで漢方薬のような本。

      優しく、じっくりと伝わってくる。

      使われている言葉は、決して、目新しいものではなくて、平易な言葉で紡がれている。

      今のこの国を見ていると、何故そこまでこだわるのかと思ってしまう。

      目の前の1分、1円をいかにするか・・・という国になっている。

      まさしく、大人ではなくて、わがままなだけの存在のような。

      穿った見方をすると、敢えて、そうさせているのではとする思えるのだが、自分だけだろうか。
      >> 続きを読む

      2018/04/22 by

      復路の哲学ーーされど、語るに足る人生」のレビュー


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